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コラム
久田樹生が、怪談作家になったわけ
2024/3/9


久田 樹生(ひさだ たつき)

■プロフィール

 1972年生まれ。
 現在、実録怪異譚、ルポルタージュ、映画/テレビやラジオドラマのノベライズ等の執筆などを主に行っています。
 西に興味深い話があれば時間問わず駆け付け、東に遺構が出ればメジャー片手に飛んでいき、南に謎の物体が発見されたならスケールを持って飛び込んで、北に謎生物の噂が囁かれるならカメラ携え情報を集める。
 そんな生活を続けている、未だ新人の物書き/作家/小説家と名乗っています。

■デビュー作、代表作、最新作

  • 『「超」怖い話 超-1 怪コレクション』(2006年/竹書房)※高山大豆名義
  • 2024年1月時点の単著最新作『熊本怪談』(2023年/竹書房)
  • 共著最新刊『「超」怖い話 辰』(2024年/竹書房)
  •  どんな仕事でも「次の一冊」が代表作になるように精進中。

    ■差し支えなければ御本業は?

     サテ、ナンデショウカ?

    「覚悟を決めて、さっさと物書き/作家/小説家を本業にしなさい」と、現在も某氏に口酸っぱく言われております。よし、決めるか、覚悟。

    ■怪談作家になったきっかけは?

     怪談作家、っていうか、わたくしは実録怪異譚を書く人、ですね。
     実録怪異譚を書くようになったのは、いろいろな偶然が重なった結果です。それだけではなく、沢山の方々からお力添えを頂いたからでもあります。

     そもそもわたくしが思い描く人生には実録怪異譚を書く人どころか、物書き/作家/小説家の道すら欠片も存在しませんでした。
     気が付くとこんなことになっていたのです。
     振り返ると「本当に数多くの方々のお陰だなぁ」と実感致します。
     皆様、本当にありがとう御座います。
     今後とも何卒宜しくお願い致します。

     しかし、文章を書いて生きていくなど夢にも思っていなかったのになぁ。
     学生時代は「如何に文字/文章を書かずに済むか」と考えていたくらいでしたから。提出作文や提出レポートなどとても酷い代物でして、どんなときもしこたま怒られました。そらそーだ。いやあ、グータラですね。

     物を書く人になったことは、今でも信じられない出来事でしかありません。
     子供時代のわたくしに「将来、物書きになって、実録怪異譚どころか小説まで執筆するんだよ?」「憧れの人に直接会えて、あまつさえ一緒に仕事するんだよ?」なんて教えても、きっと信じないでしょう。
     それほど想定外の人生。美しき哉人生。波瀾万丈。ハラショー。

    ■超-1の思い出

     面白かったね! 楽しかったね! うへへへ。

    ■どんな怪談が好き?

    「幼い頃に大人達から聞かされていた怪異譚・不思議譚」でしょうか。
     大人が飾らない言葉で、真面目に語る不可思議譚です。
     特に不思議な話が大好きでした。
     が、中にはオブラートに包まない、キッツイやつも多数ありましたねぇ……。
     本当に内容と表現に頓着しないんですよ、この人たち。加減しろ、カバ!
     ただ、この原体験がわたくしの一部になっているようです。

    ■自分の作風を自己評価すると?

     実録怪異譚のことだと前提して。
     メインストリームから外れているのに、特徴のないプレーンなものだと思います。

    ■怪談界でライバルを挙げるとしたら

     どんな世界にいても答えは同じ。
     自分自身。
     と言うのも、自分に甘いんですよ、わたくし。
     一度甘やかすと、ずるずるサボり癖が付いて退化するタイプ。
     結果とんでもなく怠惰な駄目人間になるので「今日の自分より、明日の自分は僅かにでも進化している」ように、自らを最後の最後まで監視して何とかしないといけないのデス。

     で、この「ライバルは自分」。
     多くの方が同じことを書いている気がしないでもない。

    ■最近、注目している怪談作家

     近年、実話怪談本に目を通す機会を逸してまして……。
     存じ上げない状態です。不勉強を恥じ入る次第。大変申し訳御座いません。

    ■新人、若手に一言

     わたくしも若手で新人(気分)なので、そんなこと言える立場では御座いません。
     同じ仕事をする仲間の皆様に、と言うことなら「楽しんで仕事する」でしょうか。
     どんな職種でも楽しんだ者が良い仕事を致しますので。
     わたくしも常々楽しんで仕事に向き合っております。

     いつまでもワクワクとドキドキを忘れず、楽しんでいきましょうね!


     

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