[週刊 超-1]2006/4/29号 初めまして、またはご無沙汰しています。 「超」怖い話の加藤一です。 今週の【超-1関連情報】をお届けに参りました。 ●超-1 http://www.chokowa.com/cho-1/  超-1は、次世代の「超」怖い話共著者を発掘/選抜する企画です。  現在、一日に5〜7話体制で応募作を逐次公開しています。  なお作品受付〆切は5月20日を予定しています。その後は6月3日の公開審査終了までの間、読者/応募者による講評となります。締め切りまでの間、作品エントリーは24時間何度でも受け付けていますが、締め切り間際に駆け込み応募が集中すると、「1日で20本公開」なんて凄いことになりかねません(^^;) できるだけ分散してご応募いただければ幸いです。 ●観測所より  超-1、楽しんでいただけていますでしょうか。  応募者の方々にとっては、のんびり楽しめる代物でもないかもしれませんが(^^;)、毎日7話づつ新作実話怪談が読めるというのは、読者の方にとってはまたとない楽しみじゃないかなあ、と思います。僕は公開作業のときにあらかた目を通すんですが、最終審査のために後でもう一度全部精読し直すことになります。で、このところ僕のツボに入る怪談が多く続いていまして、正直ヤベェー! と(笑)  この恐るべき才能の群れが、「超」怖い話の読者でありかつ超-1の挑戦者で本当によかったな、と。可能なら一人と言わず目を付けた人を片っ端から「超」怖い話に迎えたいくらいです。むしろ一人に絞らなきゃならないということに苦悶しています。うーん、どうしよう。  応募者の多くが怪談を愛してる人と思いますが、怪談に愛される人が最後に残るのかもなあ、と思っています。そんな人はたぶんろくな人生送れなさそうですが(^^;)、そういう人でないと怪談を生業にし続けるってことは難しいのかもしれません。  最後の一人として生き残った人には、賞賛と怨嗟の両方を抱え込んで一緒に苦悶の道を歩いていただきたいところです。  というわけで、今週公開された作品のご紹介です。 ■今週の新着エントリー作品(#2 4/23〜4/29) 廃墟探検 金網 蛇皮 一番最初から 寮での話し 京都での出来ごと フランス人形 紳士 中古住宅 バイトの朝 映ってないよな? ええかげんにしいや 壁紙 たけるく〜ん 唄声 鈍い方々 待ち合わせ チャイム 断腸 砂の街 甘味 赤不浄・黒不浄 大きな栗の木の下で ワイシャツ ペコちゃん街道 悪戯 天ぷら 嫌な先輩 しょうもない 河川敷 双六 スニーカー パン作り コンコン。コンコン。 いつものトンネル 屋敷 祖父の過去 閃光 香山さん 赤い帽子 違うんです、違うんです 病院で… 鏡の部屋 笹船 予兆 坊主 変なもの 吼える シモキタ ・新着エントリー作品 http://www.chokowa.com/cho-1/entry3/index.cgi?t=0 (#3 PCから 4/30〜) http://www.chokowa.com/cho-1/entry2/index.cgi?t=0 (#2 PCから 〜4/29) http://www.chokowa.com/cho-1/k/index.htm (携帯から) ・公開審査中の全作品一覧(50音順全作) http://www.chokowa.com/cho-1/list.htm 現在、延べ335話を公開中です。 ●エントリーblog #3rd Season  そろそろログファイルが大きくなってきまして、またもやサーバへの負担が大きくなりはじめましたので、4/30から新作公開用エントリーblogを現在の#2ndから#3rdに移行します。これに伴い、4/30以降の新着エントリー作品は以下のURLからご参照いただきますようお願いします。携帯電話での閲覧は従来と変わりません。 ・超-1エントリーblog #3rd Season (PC) http://www.chokowa.com/cho-1/entry3/index.cgi?t=0 ●審査のお願い  超-1では、「超」怖い話の次世代共著者選抜を目的としています。読者の皆様の感想を予備審査に反映させるべく、6月3日までの間「超」怖い話読者の皆様にエントリー作品への講評をお願いしています。審査方式はエントリー作品掲載ページへの直接コメント講評または、blogなどからのトラックバック講評による採点となっています。  採点ルールは以下の通りです。 コメントによる講評 ▲/○/+1など良い評価……一律+1点 ▼/×/-1など悪い評価……一律−1点 点数表記がない、どちらでもない、わかりにくいものは±0点 トラックバックによる講評 ▲/○/+1など良い評価……一律+3点 ▼/×/-1など悪い評価……一律−3点 点数表記がない、どちらでもない、わかりにくいものは±0点  著者名をマスクしているため、誰がどれを書いたのかどういった順番で公開されたかは暫定ランキング確定後、公開互選審査終了まで秘密。純粋に個々の作品への評価のみでの真剣勝負となっています。これは、特定のネームバリューのある著者が有利になったり(または不利になったり)することを防ぎ、また講評する側に余計な先入観を与えないようにするためのものです。何はともあれ作品本位でご覧下さい。  読者による講評、応募者による講評ともに任意です。応募者には自作他作を問わず講評をお願いしています。応募者によって全作への講評がされていなくても失格になるということはありませんが、一次審査後の決戦審査では「講評をどの程度しているか」「どのような傾向の講評をしたか」、その他のいくつかの「作品外の要素」や「数値化できない要素」を応募者による講評態度に基づいて審査することになります。特に、その講評者(応募者)が実話怪談に何を求めているか、どういった実話怪談を理想と考えているかを知るために、応募者による講評をお願いしているわけです。人に求める基準=自分の目指す理想でもあるわけなんですね。このため、講評はできれば書いたほうが有利ですが、講評を書く時間を削って、その分を新作に宛てるというのももちろんかまいません。 ・超-1 審査方法解説 http://www.chokowa.com/cho-1/judge.htm ・応募者のためのヒント http://www.chokowa.com/cho-1/hint.htm ・超-1講評用のエクセルシート http://www.dokusya.com/cho-1/tool/cho-1_review031.xls  不明な点などありましたら、超-1 控え室 ( http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/4156/1140011002/ )までお問い合わせください。 ●超-1で遊ぶ【OutFiled】 http://www.dokusya.com/cho-1/ ◆センスが近い講評者を推挙してみる http://www.dokusya.com/cho-1/meex/index.php?mode=vvr&tn=1  超-1は「超」怖い話の共著者を選ぶ選抜試験のようなものであり、同時に実話怪談とらのあな(同人誌は売っていません)でもあるわけなんですが、応募者は同時に冷徹な講評者であることを求められ、または応募者じゃない講評者の苛烈な批評を一身に受け止めなければならないわけで、大変だなー、と思っています。いやあ、僕は参加者じゃなくてよかった。  ……じゃなくて。  この講評というのも人柄やその人なりのこだわりというのが出るわけでして、同じ作品の感想が180度反対だったりすることもしばしばあります。恐らくこれは「好みの違い」や「妥協しない理想の高さ、潔癖さ」なんかの指標になっているのかもしれません。  超-1は応募者から「怪談著者」を選抜する大会ですが、同時に怪談を読み分ける目、怪談を楽しむゆとりを持つ講評者を選抜してみるというのも面白いかもしれません。自分のセンスに近い講評をしている講評者を挙げ連ねてみると、後でその講評者が応募者だったりした場合に「ああ、好みが似てたんだな」なんて納得することもあるかもしれません。逆に、講評者と好みはまったく違うのに、その講評者が応募した作品がど真ん中命中の可能性だってあります。見る目と書く手の違いを後で照らし合わせるために、まず自分とセンスの近い講評者をチェックしてみる、という楽しみ方はいかがでしょう。  ともあれ、あれこれ楽しんでいただけたらと思います。 ●お知らせメールについて [週刊 超-1]はお知らせメールの増刊号として、すでに「超」怖い話お知らせメールに登録済みの方にお送りしています。  お知らせメールは、「超」怖い話/東京伝説/「弩」怖い話他、「超」怖い話著者及びその関連書について掲示板、webページ、blogなどでご紹介、コメント、書評などをしていただいた方、公式サイトにて怪談/体験談を投稿していただいた方、お知らせメール配信希望を表明なさっている方、「超」怖い話愛読者の方、関係者の方などに、「超」怖い話&著者関連書・関連アイテムの買い逃しがないように事前情報をお知らせする情報メールとなっています。この内容は自由に公開・転載・お知り合いへの再転送などをしていただいてかまいません。週刊超-1は公式サイトへのバックナンバー公開予定がありませんので、未読・転送でご覧になっている方には受信登録をお薦めします。  心当たりがない、メアドを変更する、もう要らない(つД`)などの方、お知り合いが欲しがってる、といった方、途中から見始めたので、昔のお知らせメールを読んでみたいといった方などいらっしゃいましたら、 http://www.chokowa.com/mail.htm  までお願いします。  新規登録、解除、過去のお知らせ(一部)の閲覧ができます。  というわけで、【「超」怖い話】【東京伝説】【「弩」怖い話】その他の新刊、そして【超-1】を、どうかよろしくお願いします。 ■[週刊 超-1]文責 加藤一 「超」怖い話公式ホームページ http://www.chokowa.com/ 超-1公式ページ http://www.chokowa.com/cho-1/ =========== 審査員ご協力感謝プレゼント応募用キーワード:「オカズ」