[週刊 超-1]2006/4/22号 初めまして、またはご無沙汰しています。 「超」怖い話の加藤一です。 今週の【超-1関連情報】をお届けに参りました。 ●超-1 http://www.chokowa.com/cho-1/  超-1は、次世代の「超」怖い話共著者を発掘/選抜する企画です。  現在、一日に5〜7話体制で応募作を逐次公開しています。  なお作品受付〆切は5月末(20日頃)を予定しています。その後は6月初頭(3日頃)の公開審査終了までの間、読者/応募者による講評となります。締め切りまでの間、作品エントリーは24時間何度でも受け付けていますが、締め切り間際の駆け込み応募が重ならないようお願いします。 ●観測所より  今週は編集部に到着していた郵送組第二便の公開が始まりました。  webフォームからの応募作は即日〜1週間以内の待機で公開されますが、郵送分はどうしても蓄積→打ち込み→公開と、時間が掛かってしまいます。大変申し訳ないところです。ちなみに共著者に選抜された場合、実際の執筆編集などでの原稿のやりとりは、ほとんどメール扱いになります。  「超」怖い話は昔から手書き原稿はなかったんですが、(ネットには繋がっていない)ワープロ原稿がロール紙がなくなるほど大量にFAXで送られてきて、それを手分けして打ち込みしたこともありました(笑)。今となっては笑い話に近い思い出ですが、それは「超」怖い話が発売の二ヶ月前に原稿締め切り、校了に一カ月近く掛けていた時代の話。  今は入稿から校了までの作業時間のあまりの短さに編集組版担当の僕の髪がごっそりと黒くなって抜ける呪いを印刷所に掛けられるほどの日程ですので、入稿時にテキストデータをメールでぶち込むくらいの即応性が取れる人でないと、なかなか実務は辛いかもしれません。いや、もっと早く原稿が着ていればそれでも問題ないんですけどね(^^;)  そんなわけで、よほどの理由がない限り(使っているパソコンが今壊れました、とか)モノカキも電化していかないと生きにくい世の中だなあ、というお話でした。  というわけで、今週公開された作品のご紹介です。 ■今週の新着エントリー作品(#2 4/16〜4/22) 恨めしやー 福の死神 目撃談 薄墨 稲妻 呻き声 心霊トンネル 気付く 帰りたい 恐怖テレホン こわいねん 蛾 おばけなんてないさ やさしさに包まれたなら 上げて降ろして 傑作 歯 展望台 アパート 認定 髷切り 仏壇 漁られる 道 恐怖のドライブイン コインランドリー ゴーストレーダー 銭湯 ピーピング 声 首 顔 プレコ モンキーバナナ 握手 オーバーテイク 隔離病棟 地下鉄のホーム午後4時 寝ぐせ 蜻蛉 トイレ 水を埋める ・新着エントリー作品 http://www.chokowa.com/cho-1/entry2/index.cgi?t=0 (#2 PCから) http://www.chokowa.com/cho-1/k/index.htm (携帯から) ・公開審査中の全作品一覧(50音順全作) http://www.chokowa.com/cho-1/list.htm 現在、延べ286話を公開中です。 ●審査のお願い  超-1では、「超」怖い話の次世代共著者選抜を目的としています。読者の皆様の感想を予備審査に反映させるべく、6月上旬(3日)までの間「超」怖い話読者の皆様にエントリー作品への講評をお願いしています。審査方式はエントリー作品掲載ページへの直接コメント講評または、blogなどからのトラックバック講評による採点となっています。  採点ルールは以下の通りです。 コメントによる講評 ▲/○/+1など良い評価……一律+1点 ▼/×/-1など悪い評価……一律−1点 点数表記がない、どちらでもない、わかりにくいものは±0点 トラックバックによる講評 ▲/○/+1など良い評価……一律+3点 ▼/×/-1など悪い評価……一律−3点 点数表記がない、どちらでもない、わかりにくいものは±0点  著者名をマスクしているため、誰がどれを書いたのかどういった順番で公開されたかは暫定ランキング確定後、公開互選審査終了まで秘密。純粋に個々の作品への評価のみでの真剣勝負となっています。  読者による講評、応募者による講評ともに任意です。応募者には自作他作を問わず講評をお願いしています。応募者によって全作への講評がされていなくても失格になるということはありませんが、一次審査後の決戦審査では「講評をどの程度しているか」「どのような傾向の講評をしたか」、その他のいくつかの「作品外の要素」や「数値化できない要素」を応募者による講評態度に基づいて審査することになります。特に、その講評者(応募者)が実話怪談に何を求めているか、どういった実話怪談を理想と考えているかを知るために、応募者による講評をお願いしているわけです。人に求める基準=自分の目指す理想でもあるわけなんですね。このため、講評はできれば書いたほうが有利ですが、講評を書く時間を削って、その分を新作に宛てるというのももちろんかまいません。 ・超-1 審査方法解説 http://www.chokowa.com/cho-1/judge.htm ・応募者のためのヒント http://www.chokowa.com/cho-1/hint.htm ・超-1講評用のエクセルシート http://www.dokusya.com/cho-1/tool/cho-1_review031.xls  不明な点などありましたら、超-1 控え室 ( http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/4156/1140011002/ )までお問い合わせください。 ●超-1で遊ぶ【OutFiled】 http://www.dokusya.com/cho-1/ ◆同じ著者の作品を推理してみる http://www.dokusya.com/cho-1/myedit/match.cgi?no=2  280話超ともなってくると、規定の下限3話を大きく超えて複数投稿している応募者も結構います。今回超-1では、最終審査結果の発表までの間、応募者の方には「自分がどれを書いたか」は黙っていていただき、作品も著者名を明かさずに発表しています。これは巻末資料が付くようになる前の「超」怖い話と同じスタイルですが、かつての「超」怖い話では「複数で書いているけど誰がどれを書いたかはわからない」が故に、実力勝負なおかつ「超」怖い話という看板に対する責任を全員が同じ重さで背負うということでもありました。また、記名しないことで呪いを避けるというゲン担ぎもあったようななかったような……(^^;)<いろいろゲンを担いでいました。  このスタイルだと誰がどれを書いたかはわからない……と見えて、作風、文章の癖、選ぶネタの癖、仮名の付け方、いろいろな特徴から「これは○○○が書いたのでは?」と推理する楽しみがあったそうです。  なので、超-1でもやってみたいと思います。  もちろん、今回は応募者名も公開されていませんから、「○○○が書いた」と特定するのは難しいんですが、「おそらく○と◇と△は同じ著者の作品だろう」というのを、作品の特徴から推理して「同一作者による作品」を推理してみる、というのはどうでしょう。  中には凄く特徴の多い(^^;)応募者の方もいますが、実験作がすべて同じ著者とは限らず、短文怪談がすべて同じ著者とは限らず、ですます口調、アルファベット一文字の仮名がすべて同じである保証はどこにもありません。  答え合わせは審査終了後になりますが、あなたの洞察力と推理力を試してみてください。  全問正解の方がいたら、そうですねぇ。  夏発売の「超」怖い話Θに僕の署名を入れたものを進呈ということでいかがですか? ただし、複数正答者がいたら先着一名になります、ということでご勘弁を。  ともあれ、あれこれ楽しんでいただけたらと思います。 ●お知らせメールについて [週刊 超-1]はお知らせメールの増刊号として、すでに「超」怖い話お知らせメールに登録済みの方にお送りしています。  お知らせメールは、「超」怖い話/東京伝説/「弩」怖い話他、「超」怖い話著者及びその関連書について掲示板、webページ、blogなどでご紹介、コメント、書評などをしていただいた方、公式サイトにて怪談/体験談を投稿していただいた方、お知らせメール配信希望を表明なさっている方、「超」怖い話愛読者の方、関係者の方などに、「超」怖い話&著者関連書・関連アイテムの買い逃しがないように事前情報をお知らせする情報メールとなっています。この内容は自由に公開・転載・お知り合いへの再転送などをしていただいてかまいません。週刊超-1は公式サイトへのバックナンバー公開予定がありませんので、未読・転送でご覧になっている方には受信登録をお薦めします。  心当たりがない、メアドを変更する、もう要らない(つД`)などの方、お知り合いが欲しがってる、といった方、途中から見始めたので、昔のお知らせメールを読んでみたいといった方などいらっしゃいましたら、 http://www.chokowa.com/mail.htm  までお願いします。  新規登録、解除、過去のお知らせ(一部)の閲覧ができます。  というわけで、【「超」怖い話】【東京伝説】【「弩」怖い話】その他の新刊、そして【超-1】を、どうかよろしくお願いします。 ■[週刊 超-1]文責 加藤一 「超」怖い話公式ホームページ http://www.chokowa.com/ 超-1公式ページ http://www.chokowa.com/cho-1/ =========== 審査員ご協力感謝プレゼント応募用キーワード:「夢」