はじめまして、またはご無沙汰しています。 「超」怖い話の加藤一です。 「超」怖い話とその周辺の情報をお知らせに参りました。  うっかりしていたら、年が明けていましたorz しかもお知らせメールのネタ集めしてたら松も明けていましたorz  というわけで、遅ればせながら新年明けましておめでとうございました。  今年も一層、いろいろあれこれ頑張っていきたいなと思います。よろしくおつきあいいただければ幸いです。  まずは、これから発売予定の冬の大本命から。 ●「超」怖い話Λ 2008年1月31日発売予定(竹書房) http://www.amazon.co.jp/dp/4812433673?tag=chokowaihanas-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4812433673&adid=0PA0QD39YMP3RR1QFYZH&  四代目編著者・加藤一と昨年冬のIから参加している久田樹生・松村進吉の3人編制の「超」怖い話冬班の第二弾となります。この一年の間、それぞれ単著も上梓し、なお活発に砂鉄を集める磁石のごとく新しい話を蒐集してきた成果をご覧じろ。  「超」怖い話は今年で通算17年目、ナンバーズは通巻22巻目に突入ですが、今回は新たに二つの記録が立ったみたいです。本巻を持って「超」怖い話は千話を突破しました。千話ですって。奥様。しかも加えて、勁文社時代からの累計刊行数(ナンバーズのみ、重版含む)が、累計【100万部突破】したようです。これも一重にここまで「超」怖い話を引っぱってきてくださった読者の皆様のおかげ、としか。ホント、ありがとうございます。 ●恐怖箱 怪医 2008年2月29日発売予定(竹書房) 「超」怖い話の継承者を募る超-1/2006にエントリーした参加者の中から、久田樹生(高山大豆)、松村進吉(ロールシャッハ)が、過酷な相互講評の果てに「超」怖い話冬班の執筆陣に加わりました。雨宮淳司(じぇいむ)さんは超-1/2006では選外ながら、2006年の怪コレ3では異色の恐怖譚「直腸内異物」を発掘されました。その雨宮さんに加藤が惚れ込んで、「今すぐとは言わない。じっくり時間を掛けて、一冊だけでもいいから書いてみませんか」と口説き、一年掛けて準備を進めていただいたのが本巻「怪医」となります。病院に行けなくなります。病院怪談の怖いところは、「縋れるべき場所・相手に縋れなくなる」というところにあるのかもしれません。絶対にオススメです。凄いです。 ●酷く怖い話(仮) 2008年3月31日発売予定(竹書房)  3月は加藤一の「弩」怖い話なのですが、そろそろ飽きてきた^h^h^hので、ちょっと違うことをやるよ! ということで、新たなシリーズを始めることになるようです。まだ正式タイトルも決まっておりませぬ。急いで決めないとマズイんです(^^;) つまり、今はそれを全力でやっておりまして、もう少し形が見えてきましたらまた次のお知らせメールあたりでお知らせしたいと思います。 ●怪異伝説ダレカラキイタ?第一巻「タタリの学校」/第二巻「ノロイの怪魔」 2008年4月発売予定(あかね書房)  怪談は子供を泣かせてナンボ!(酷)というわけで、かつて小学生向けの怪談本『とってもこわい携帯メール』を刊行した際、「うちの子が怖がって泣いた! どうしてくれる!」というクレーム電話が編集部に掛かってきたという経験がある加藤に、実このたびある意味で念願叶ってリベンジのチャンス……小学生向けの児童怪談/恐怖本を書かせていただく僥倖を得ました。加藤+αで非常に重厚な布陣を敷いて望んでおりますこの新シリーズ、現在、三巻までの刊行が決定していまして、4月に学校を舞台とした「タタリの学校」、怪しい人について綴った「ノロイの怪魔」の二巻を同時発売、さらに6月に向けて第三巻を準備中です。図書館にも入るらしいんですが、小学生のお子様や甥御さん姪御さんをお持ちの方におかれましては是非とも直接買い与えていただいて、夜尿症を復活させてやっていただきたいと思う次第です。子供を怖がらせるのは大人の義務です。 ……はぁはぁ。 さらにこの先はというと、東京伝説、夏の「超」怖い話、そして意外なシリーズが目白押しで、今年の9月くらいまではほぼ月刊状態で何かしら出るのですが、ここに収まりきらないので、また近付いてきたらということにさせてください。いや、マジで。 ここからは、昨年秋のお知らせメールの後に発売になった……んだけど諸処の事情でお知らせすっかり遅くなってしまったもの。すみません。もしかしたら、存在を知らない方もいらっしゃるのでは、と思われます。コンビニなどの店頭で見付けるのは難しいかもしれませんが(または、書店のほうが見付けやすいものもありますが)、ネット通販などではまだまだ手に入りますので、そちらをお探しいただければ幸いです。ほんとすみません。 ●他人事 2007年10月26日(集英社) http://www.honya-town.co.jp/hst/HTCatalog?ipr=HB00000811 夢明さんの三冊目の短編集。集英社から絶賛発売中ですが、買いましたか? 買ってますね? 買わないと! ●超-1 怪コレクション 夜明けの章 2007年10月29日発売中(竹書房) http://www.amazon.co.jp/dp/4812432766?tag=chokowaihanas-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4812432766&adid=0TGY5FGC0HQ011VVVNCF&  超-1/2007傑作選・怪コレ通巻第五巻は、非常にトリッキーな怪談を集めてみました。恐怖というのは実に厄介で、「万人が怖いとは言わないが、人によっては万人向けのものより遥かに怖い」というものがあったりします。怖いという人と、どこが怖いのかわからないという人の真っ二つに分かれてしまうんですね。周囲は誰も怖がらないのに、自分だけが怖い話。夜明けの章では、そうした「霊が見える人の孤独」みたいなトリッキーな怪談のみをピックアップしてみました。お試しください。 ●小説版「忌火起草」 2007年12月5日発売中(講談社) http://www.amazon.co.jp/dp/4062143046?tag=chokowaihanas-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4062143046&adid=1S1ZBQ0QBFN4NZW96GN3&  昨年秋に発売されたPS3のサウンドノベル「忌火起草」の、シナリオのハイライト部分を完全ノベライゼーション化。ノンフィクション作家・北島行徳、ホラー作家・牧野修、そして怪談屋・加藤一が、それぞれの得意分野の作法で描いた忌火起草本編シナリオを、再度チューンナップした内容になっています。ゲーム本編とも展開が若干異なり、ゲームをプレイしていない人でも楽しめる内容。小説を書くのは久々なんで、頑張りました。ちなみに、忌火起草開発スタッフの中でもっとも人気があったキャラクターは香織でした。 ……本書はなんでか攻略本のコーナーにビニールパックされて置かれていますが、内容は校略本ではなくて小説です(^^;) ●不思議ナックルズVol.13 2008年1月発売予定(ミリオン出版) 現在、ナックルズには夢明さん、加藤一、雨宮淳司、久田樹生の4名がほぼ連載状態になっています。最新号にもこのメンバーが登場です。そういえば、久田君の連載にもQRコードが付いています。もちろん、奥付に付いているのと同じシリーズですが、ナックルズでしか手に入りませんので、そこんところよろしく。  と、ここまでで第一部。  DoCoMo系携帯で受信している方の一部には、メールがあんまり長いと全部届かない問題が発生することがあるらしいので、今回はここから後は第二部でお送りします。  第二部は、驚愕の平山夢明情報、です。 --------------------------------------------------------------------  ここから「超」怖い話お知らせメール、第二部です。 ●今月の平山夢明情報 「夢明さん、何かありますか?」と聞いてみたら、今回もまたスゲーいっぱいありました。 「誰かに刺されて死にたい」と不穏なことを(いつものことですけど)ぼやく夢明さんの、最新情報を一気にいきます。 ▲新刊/増刷 ・狂気なやつら――コミック版東京伝説(竹書房) ・「狂い」の構造(扶桑社新書19)増刷決定 ・いま、殺りにゆきます――劇画実話恐怖(コミック)再版(1月) ・狂気な作家のつくり方(本の雑誌社)吉野朔実×平山夢明 共著(3月) ・怖い人II(ハルキホラー文庫)(3月)出るといいな。 ・1/3物語(角川ホラー文庫)(4月) ・鳥肌口碑II(宝島社)(6月) ▲連載/雑誌掲載 ・週刊SPA/平山夢明のどうかと思うが、面白い! コラム連載開始 ・ビーポプラビーチ/ビー玉物語(ポプラ社インターネット)連載開始 ・小説宝石/頭医者:首里シリーズ(光文社)連載再開(4月) ・メンズノンノ/暗黒恋愛相談所Vol.2――本谷有希子×平山夢明(集英社) ・POPTEEN/怖い人 ・ランティエ/びきまん ・小説すばる/頭脳警察 ・HP レンザブロー/(未定) ・問題小説/SALVAGE ・角川書店 携帯コンテンツ 文庫読み放題/連作短編 ・野生時代/バベルタウン(6月くらいから) ・幽/こめかみ草子 ・KENZAN/朧夜半次郎 ▲イベント/出演 ・シネコン111―吉野朔実のシネマガイド刊行記念「吉野朔実×平山夢明トークショー」 2008/2/2 14:00〜16:00 ・怪ラジオ(TBSラジオ 毎週土曜21:00〜)に出演予定(未確定) http://www.tbsradio.jp/kwai/ ・自分が遠い旅に出たいです。←……ってw  ……ありすぎですよ。こんなにやったら死んじゃいますよ。何の罰が当たってるんですか(^^;) 他にもいくつかオフレコの話を聞きましたが、そのへんはまた決まったら。そうそう、伝説の長編書き下ろし「ぼりびあの猿」は、これらの膨大な連載の合間に仕上げているそうです。  それで、夢明さんは1/29から数日間、関西方面でDVDの撮影とのこと。「いいなあ、冬の関西。美味しい物いっぱい……」と羨ましがったら、「雨降って酷寒の関西を朝からほっつき歩いて廃墟とかトンネルを巡り凍った弁当を男三人で無言でモサモサ食べて終わるという血の池地獄」だそうです。  ……羨ましさがちょっと薄れました(笑) ●お知らせメールについて  このお知らせメールは、「超」怖い話&著者関連書・関連アイテムの買い逃し、関連イベントの見逃しがないように事前情報をお知らせする情報メールとなっています。  お知らせメールの内容は、転載、引用、紹介自由ですので、どんどんご紹介ください。また、お知らせメールに関連情報を掲載したいという出版社編集部の皆様、post@chokowa.com宛に情報をお知らせください(^^;)  配信に心当たりがない、メアドを変更する、もう要らない(つД`)方はこちら。 http://www.chokowa.com/mail.htm  新規登録、解除、過去のお知らせ(一部)の閲覧ができます。  途中から見始めたので昔のお知らせメールを読んでみたいといった方などいらっしゃいましたら、 http://www.chokowa.com/mail  までお願いします。  というわけで、「超」怖い話を始めとする諸々の新刊を、今後もどうかよろしくお願いします。 ■「超」怖い話チーム  平山夢明(夏) http://blog.livedoor.jp/hirayama6/  加藤 一(冬)お知らせメール文責 http://d.hatena.ne.jp/azuki-glg/  松村進吉(冬) 久田樹生(冬)  ※お知らせメールより早いことが多い最新情報はblogで 「超」怖い話公式ホームページ http://www.chokowa.com/ 絶賛発売中の既刊 http://www.chokowa.com/data/backnumber.htm