はじめまして、またはご無沙汰しています。 「超」怖い話の加藤一です。 「超」怖い話とその周辺の情報をお知らせに参りました。  夏が過ぎ、秋も深まり……いや、まだ暑いんですけどね(^^;) そうかと思えば寒いしorz  お盆を過ぎると気温の低下に比例してぐっと減ってくる実話怪談本ですが、昨年に引き続き「秋の実話怪談」が出ます。夢明さんの最新サイコホラー短編集も出ます。春夏秋冬ニッチ制覇の勢いで。 ●超-1 怪コレクション 黄昏の章 2007年9月27日発売(竹書房) http://www.amazon.co.jp/dp/4812432405?tag=chokowaihanas-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4812432405&adid=1YD0ES4GZEYJZW4296W2&  超-1/2007の傑作選となる今年の怪コレ第一弾が、ついに発売になりました。  本巻では相互講評で参加者自身が「あれは凄い」と認めたものが中心に選ばれています。怪コレは昨年分を合わせて通巻4巻目となりますが、実話怪談の申し子たちの怪作揃い。発表時の作品をシェイプアップしての登場です。超-1をご覧になっていた方も、まだの方も、タダモノではない著者陣の怪作集をご堪能下さい。 ●超-1 怪コレクション 夜明けの章 2007年10月29日発売予定(竹書房)  超-1/2007傑作選・今年の怪コレ第二弾は着々と準備中です。  黄昏とはコンセプトの違う本になりますが、詳しいことは内緒。怪談本はやはり前情報なしで読んで「うわっ」というのが正しい流儀と思います。現在、セレクトした怪作を磨いて並べて繋いで……という作業を鋭意進行中。  QR怪談は今回も収録予定です。 ●PS3用ソフト「忌火起草」 2007年10月25日発売予定(セガ×チュンソフト) http://www.amazon.co.jp/dp/B000QHUJWG?tag=chokowaihanas-22&camp=767&creative=3975&link_code=as3  去る9/20〜23に行われた東京ゲームショーでは、忌火起草の紹介ブースには大がかりなおばけ屋敷的個室ブースが用意されていました。中に入ると大スクリーンでのPVと、外部と遮断された5.1chプレイアブル個室が。ここで体験版をやってきました。はなやしきにヘッドホンかぶってやる「音だけのおばけ屋敷」というコンセプトのアトラクションがあったと思うんですが(今もあるかどうか不明)、ああいう感じ。まさにサウンド+ノベル。このゲームは音が怖いです。音が。加藤一書き下ろしのシナリオ+「超」怖い話好き(むしろ禍禍好き)にはたまらない、108話の書き下ろし怪談入りです。予約特典に付いてくるメイキングBDに、僕へのインタビュー映像も収録されてます。僕は顔の出る露出仕事はあまりしないので、こういう機会は珍しいのかも。実話怪談から見たホラーゲームなんかを語っちゃってます。カットされてないといいな(^^;) http://www.chunsoft.co.jp/games/imabikiso/ ●他人事 2007年10月26日(集英社) http://www.honya-town.co.jp/hst/HTCatalog?ipr=HB00000811 待望の平山夢明短編集・第三弾は、集英社から発売です。 迷える子羊たちへ捧ぐ、十四編のエンターテイメント――メロウな狂気を語らせたら今はこの人しかいない、という狂気の次代の第一人者の最新短編集。 ●不思議ナックルズVol.12 2007年10月発売予定(ミリオン出版) 「超」怖い話/超-1出身者の進出著しい不思議ナックルズですが、次号には加藤一、雨宮淳司に加えて久田樹生が登場です。今回、ナックルズにて、【「超」怖い話 怪歴】に収録されていた最恐エピソード「果報」の続報をお伝えさせていただく機会を得ました。あの後も続いてるんですよ。そしてまだ終わっていない。さらに、「Dr.平山のお頭お治し致します(仮題)」と題して、夢明さんの連載が始まります。あとは松村君が載ったらナックルズ完全制覇(笑) ●今月の平山夢明情報 最近はすっかり売れっ子になった夢明さんですが、「本人も最近は仕事がどうなっているのかわからず、その日もしくは前日あたりに催促されて初めて、そんなことを受けていたのかと遠い眼差しになっている今日この頃です」というような状態みたいです。 そんな超売れっ子の夢明さんの忙しい合間を縫って無理矢理聞き出したw最新情報です。 8月末に精神科医・春日武彦先生との対談本「狂気の構造」が出た夢明さんですが、対談関連では引っ張りだこですねー。まず、漫画家・吉野朔実さんの【本を読む兄、読まぬ兄】(本の雑誌社)で対談した夢明さんですが、再び吉野朔実さんとの対談本が出るようです。むー、タイトルはちょっと不明です。 文藝春秋「文学界」で中原昌也さんと映画対談、演出家で作家の本谷有希子女史との対談が来月発売の小説すばるに収録されるようです。すばるでは新連載【頭脳警察】も始まります。 雑誌関連ではナックルズの新連載の他に、講談社の季刊誌「KENZAN」に【朧夜半次郎】の連載二回目、徳間書店「問題小説」に【SALVAGE】、ポプラ社で【消しゴム物語】連載開始。タイトルは未定ですが角川書店から携帯小説を開始、POPTEENにて読者モデルとの座談会+【怖い人】連載開始。やっぱりこれは連載になるんですね。 角川春樹事務所ランティエに【びきまん】も連載中。次回は【決戦!清水商店(後編)】ひとつきおいて【琉球ゾンビ】になるそうです。 それと、「小説現代」に短編【シエスターズ 論考】、「新潮」にエッセー(題未定)。 イベント関連では、立教大学で行われる推理作家協会六十周年記念イベントに参加されます。 http://www.mystery.or.jp/mystery_college/index.html そういえば、【独白するユニバーサル横メルカトル】の短編集一式が、東京国際映画祭の海外プロパー用の原作バザールに出品されるそうです。うまくいけば平山作品が海外で映画化……うひょー。そうなったらもうますます世界のヒラヤマですなあ! 最後に届いた情報は、現在発売中の「小説宝石」の「作家のいらないものあげます」というコーナーについて。こちらに夢明さんのいらないものが読者プレゼントとして提供されているそうです。提供されたのは【20年前に作った裸の金髪女ランボーの顔だけ平山夢明という地獄のようなTシャツ(本人談)】だそうです。うわあw でも20年前の夢明さんの顔写真入りTシャツですよ。お好きな方には堪らないのではないかと(笑) ホントは、いつも夢明さんが付けている【魔を吸う数珠】を提供しようとしたらしいんですが、「編集部から断られた」そうです。そりゃ断るって!  ……いやー。 それにしても夢明さんの仕事の量が莫大過ぎです。ざっと数えてみると、短編やエッセー、対談を別にしても、連載が8本もありました。さらに書き下ろしも書いてるわけで、本人も「自分でも何がなんだかわかりません」と仰ってます。 売れっ子って……一種の拷問なんだなー(((( ;゚Д゚)))ザクザクゲルググ 夢明さんの無事と〆切の無事とを皆で祈りましょう。ね! ね!  しかし今夏の実話怪談ラッシュは本当に凄くて、「超」怖い話や「弩」怖い話の既刊も結構重版されてるみたいです。「超」怖い話Aなんか、最新版は12刷ですって。スゲー。  ……ということを前回書いてましたが、「弩」怖い話螺旋怪談と弩2HomeSweetHomeも重版がかかったそうです。つい最近読み始めたよ、という方。ミリオン出版の「日本"恐怖"伝説」から遡って来た方々は、サイドメニューに是非どうぞ。厭なスマイルもお付けします。  そういえば、この夏、徳島では松村進吉君がブーム(笑)。地元・徳島で、FM局に出演したり地方紙にインタビューが掲載されたりと、一躍時の人に(徳島で)。久田樹生君は相変わらず謎の人のまま、冬に向けて快調充電中。週に3〜4件くらいのペースで取材を続けてるようです。一年がかりで進めてきた雨宮淳司氏の単著の準備も大詰めを迎え、みんな頑張ってます。 ●お知らせメールについて  このお知らせメールは、「超」怖い話&著者関連書・関連アイテムの買い逃し、関連イベントの見逃しがないように事前情報をお知らせする情報メールとなっています。  お知らせメールの内容は、転載、引用、紹介自由ですので、どんどんご紹介ください。また、お知らせメールに関連情報を掲載したいという出版社編集部の皆様、post@chokowa.com宛に情報をお知らせください(^^;)  配信に心当たりがない、メアドを変更する、もう要らない(つД`)方はこちら。 http://www.chokowa.com/mail.htm  新規登録、解除、過去のお知らせ(一部)の閲覧ができます。  途中から見始めたので昔のお知らせメールを読んでみたいといった方などいらっしゃいましたら、 http://www.chokowa.com/mail  までお願いします。  というわけで、「超」怖い話を始めとする諸々の新刊を、今後もどうかよろしくお願いします。 ■「超」怖い話チーム  平山夢明(夏) http://blog.livedoor.jp/hirayama6/  加藤 一(冬)お知らせメール文責 http://d.hatena.ne.jp/azuki-glg/  ※お知らせメールより早いこともある最新情報はblogで  松村進吉(冬) 久田樹生(冬) 「超」怖い話公式ホームページ http://www.chokowa.com/ 絶賛発売中の既刊 http://www.chokowa.com/data/backnumber.htm