初めまして、またはご無沙汰しています。 「超」怖い話著者チームの加藤一です。 「超」怖い話とその周辺の情報をお知らせに参りました。  気が付いたら7/30を最後に3ヵ月近くもお知らせメール送ってませんでした。  秋は怪談の端境期だけに……(^^;)  でも情報はあるんですよ。いろいろと。 ●「超」怖い話†(クロス)発売中!  「超」怖い話は元々、1991年に勁文社(倒産)で始まったシリーズでした。その記念すべき第一巻は、新書と文庫の2回発行されているんですが、何分にも古い本なので入手はほぼ不可能でした。夢明さんの分は【怖い本】(角川春樹事務所)で、樋口さんの分は昨年・今年と竹書房文庫から【「超」怖い話0・∞】として発売されていますが、今や幻となった第一巻にのみ書いていた初代編著者・安藤君平氏(+蜂巣敦氏)の執筆分が、2005/9/30に発売されました。その名も【「超」怖い話†(クロス)】。  第一巻収録の安藤・蜂巣両氏の執筆分に、安藤氏が新たに書き下ろし14編を加えた構成となっています。勁文社版後期や、竹書房版になってから「超」怖い話を知った方には、「超」怖い話草創期、14年前の実話怪談の息吹を感じ取って頂きたいところです。 ●東京伝説 彷徨う街の怖い話 発売!(2005/10/29発売)  デル━━(゚∀゚)━━モンテ!!  というわけで、夢明さんの原稿UPが10/13。発売日は10/29(土)。そんな日程で本当に書店に並ぶんですか!? と担当編集女史に訊ねたところ「出ます。大丈夫です」との答え。ええ、竹書房は化け物です。いろいろ心霊じゃないところで怖い、本シリーズ。今回も皆様のお手元に発売予定通り届くということです。 ●不思議ナックルズVol.4に「あの家」の続報  今春発売となった【「弩」怖い話2 Home Sweet Home】(竹書房)を覚えていらっしゃるでしょうか。「家」をテーマとした実話怪談を集めた1冊ですが、その中にちょっと重量級の話がありました。アンケートでも「その後、どうなったのか?」という問い合わせが多数ありましたが、今回、縁あって「あの話のその後」について、発売中の【不思議ナックルズ Vol.4】(ミリオン出版)に少し書かせて頂きました。  後日談希望の方はナックルズを見かけたらそちらをどうぞ。その部分が弩2文庫版に再録されることは、たぶんないんじゃないかなぁ、と思います。 ●江古田落語怪(2005/11/25)  「超」怖い話のうち平山怪談については、昨年、今年と何回か映像化の機会に恵まれています。加藤はこれら一連の「映像化」とはまた別の試みとして、「心霊落語を高座で噺家さんに演じて頂きたい」という野望を持っていたのですが、今回、縁あって三遊亭円楽一門の真打ち・三遊亭好太郎師匠に、加藤怪談を「新作落語」に仕立てて頂くこととなりました。  題して【江古田落語怪(えこだらくごかい)】。  第一回開催日は2005/11/25(金)で確定しています。開く開くといってなかなか実現しない納涼会に替わるものというわけではありませんが、「心霊落語と飲み会」という形の催しになると思います。これに合わせて、現在、観覧希望者のための予備アンケート(希望者数によっては予定している場所(葬儀場の隣)が手狭になる可能性があるため)と「落語で聞きたい加藤怪談」についてのアンケートを下記URLで行っています。  葬儀場の隣で生で怪談で落語。皆様のご興味のほどはいかほど? http://www.ekoda.jp/cgi/chokowa/meex/index.php ●加藤一、秋の新刊は?  この10月くらい発売の予定で9月に書き下ろしたとある新刊があるんですが、大人の事情(^^;)によりちょっと発売時期が延期になりそうです。もう原稿はできてるんですが、何分にも怪談の端境期に入ってしまい……(^^;)  夏にみんなが頑張り過ぎちゃうためか、秋って怪談本が出しにくいんですよねー。  もしかしたらこちらはもう少し暖かくなる頃まで蔵の中で熟成……ということになるかもしれません。出ないということはありませんが、書名・版元・内容詳細などなど、続報は追ってお知らせさせていただきたいと思います。もうしばらくお待ち下さいm(__)m ●平山夢明、今後の連載&短編出版予定は?  もうじきメディアファクトリーの【幽 Vol.4】が刊行されますが、こちらに「こめかみ草紙」(平山夢明)好評連載中です。  また、お馴染みの光文社【異形コレクション「アート偏愛(フィリア)」】に、書き下ろし新作短編が収録されます。タイトルは未定の様子。  そして、【つきあってはいけない】【ふりむいてはいけない】に続く、【POPTEEN】の新連載は、その名も【ゆるしてはいけない】。全国の女子高生を恐れおののかせるシリーズも、ついに3rdシーズン突入です。 ●「弩」怖い話3  そういえば、2006年春くらいに【「弩」怖い話3(仮)】をお届けすることになりそうです。「弩」怖い話の真髄は「いつもと違うことをする」ということで、弩3は前二作とはまたまた繋がりのないまったく別種の怪談に挑戦することになるかと思います。  まあ、これは先の話ですね(^^;) ●「超」怖い話Η(イータ)  これも先の話で……と大きく構えてると、すぐに来ちゃう気がします(´・ω・`)  我々の大本命にして「超」怖い話シリーズ最新作【「超」怖い話Η(イータ)】は、2006年1月発売予定です。15年目18冊目(竹書房版8冊目)になります。そういえば、勁文社版第一期は「超」怖い話〜新「超」怖い話8までの9冊。そうすると、来年夏で9冊連続刊行タイ記録になるわけですねー。  2006年1月は実はけっこう色々な新刊・新企画が重なるんですが、まだまったく手を付けていません。そろそろ始めないとイカンのではないかと……。それを考えると、大本命すら油断できません。   ●その他の鬼が不吉に笑うスケジュール諸々  まだ先ですが、油断できない新企画についていくつか。  まず、テレビ。2006年1月から、KBS京都【U局ネット】にて、かねがね噂になっていた【「超」怖い話TVドラマ版】の放映が始まります。平山夢明完全監修で行く、深夜シリーズになるようです。  次にWebシネマ。すでに配信が始まっているハルキWebシネマですが、2006年1月から【怖い本シリーズ】の新作7本が配信されます。原作、監督、脚本を夢明さんが担当。現在、3本しか脚本ができてなくて、スタッフに「死んでくれ」と頼まれ中……だそうです(^^;)  ハルキWebシネマに伴って、2006年1月にハルキホラー版【怖い本】シリーズが復活。新たに、【怖い本 5】が刊行される見通しです。  さらに、このところ定番シリーズとなりました【デルモンテ平山と平山夢明のゴミ鍋】が新宿ロフトプラスワンにて開催される予定です。平山中毒にゆるゆると身を任せるイベント、一度はどうぞ。  ……しかし。出まくりですよ。2006年1月。 ●お知らせメールについて  このお知らせメールは、「超」怖い話/東京伝説/「弩」怖い話他、「超」怖い話著者チーム及びその関連書について掲示板、webページ、blogなどでご紹介、コメント、書評などをしていただいた方、公式サイトにて怪談/体験談を投稿していただいた方、お知らせメール配信希望を表明なさっている方、「超」怖い話愛読者の方、関係者の方などに、「超」怖い話&著者チーム関連書・関連アイテムの買い逃しがないように事前情報をお知らせする情報メールとなっています。  心当たりがない、メアドを変更する、もう要らない(つД`)などの方、お知り合いが欲しがってる、といった方、途中から見始めたので、昔のお知らせメールを読んでみたいといった方などいらっしゃいましたら、 http://www.ekoda.jp/chokowa/mail.htm  までお願いします。  新規登録、解除、過去のお知らせ(一部)の閲覧ができます。  というわけで、【「超」怖い話】【東京伝説】【「弩」怖い話】その他の新刊を、どうかよろしくお願いします。 ■「超」怖い話著者チーム  平山夢明  http://blog.livedoor.jp/hirayama6/  加藤 一(お知らせメール文責)  http://d.hatena.ne.jp/azuki-glg/