初めまして、またはご無沙汰しています。 「超」怖い話著者チームの加藤一です。 「超」怖い話とその周辺の情報をお知らせに参りました。  さてさて、そろそろアレが来るんじゃないかなとお待ちかねかと思いますが……アレが来ますよー。もうアレの季節ですし。なんたってアレですし。夏の大本命ですし。  では、アレ、行ってみましょう。 ●「超」怖い話Ζ(ゼータ)(2005/7/29 \580) http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31553335  竹書房版「超」怖い話第6巻、「超」怖い話Ζ(ゼータ)です。  毎年毎回「今回こそは出ない気がする」とぼやいておりますが、今回もなんとか間に合いました。すでに著者の手元に見本も届いています。ここに現物があるってことは、やっぱ発売日に間に合うってことなんだろうなー、と……。  今回はショート少なめ、重量級多め、平山怪談多めでお送りしています。内容についてはここであれこれ言ってもなんですから、皆様のご慧眼にお任せしたいかと思います。  これを今回も無事に上梓できたことが、我々著者チームが「まだ生きてる」ことの証なのかなとも……。  ちなみに、前回のお知らせメールで「闇の映画祭公開前に原稿が終わってないと本が出ません」と書きましたが、実際に原稿が全て揃ったのは闇の映画祭が終わった後でした……(´・ω:::::........... ●「超」怖い話THE MOVIE 闇の映画祭(2005/7/22 \3990) http://www.takeshobo.co.jp/movie/chokowa/book_dvd.html  6月末に完成、7月初頭にお披露目となった「超」怖い話劇場版第二弾のオムニバス・ムービーのDVD/VHS版が発売されました。ライブドアでも公開されていたので、すでにご覧になった方も大勢いらしたのでは、と思います(現在は配信終了)。劇場に足を運ばれた方の投票によって順位を決めようというこの企画の結果は、以下の通りになりました。 1位 平山夢明   「深夜ノ墜落」   187票 2位 遠藤憲一   「すげぇ!アニキ」 105票+10円 3位 快楽亭ブラック「四谷怪談」    86票 4位 津田寛治   「悪霊」      64票 5位 矢部美穂   「カフカの夜」   25票 オープニング・エンディング(鎌倉泰川) 1票(無効票)  オープニング・エンディングは投票対象外だったんですが、アレに入れたかったって人はけっこういたみたいですよ。また、関係者の間では「10円玉入れたの誰だよ!」と話題になったらしいですが、入れたのは僕です。マスコミ試写のときに。いやー、おひねりおひねり。 ●「超」怖ドキミオン〜日々狂々、怪談日和。(2005/6/29 \580) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4812421772/qid=1120028362/sr=1-5/ref=sr_1_10_5/249-0957197-4013105  以前から噂があった「夢明さんのある日記(ブログ)が本になるらしい」という話。途中、「沈鬱日記」という仮題もありましたが、このタイトルでまとまりました。ドキミオンというのは「エッセイ」「随筆」という意味だそうで、夢明さんを取り巻く日常の記録、ということでまさにドキミオン、と。夢明さんの初のエッセイ集となります。  しかしアレですね。ドキミオンを読むと「川崎住みたくないなあ」という気がプンプンしてくるんですが、街がそうなのか夢明さんの周囲だけが特別ああなのか、謎は深まるばかりです。(川崎はいい街です。焼き肉うまいし) ●鳥肌口碑(文庫版)(2005/6/15 \730) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796646868/qid%3D1117542224/sr%3D8-2/ref%3Dsr%5F8%5Fxs%5Fap%5Fi2%5Fxgl14/250-8828336-9599442  宝島社から以前発売された単行本「鳥肌口碑」の文庫版です。  東京伝説的「人間の怖い話」と「超」怖い話的「あの世の怖い話」の双方が読める平山夢明本の入門書としても最適。あの単行本版を買い漏らしている方にとっては朗報ですね。  当初書き下ろしが追加される予定でしたが、タイムアウトってことで残念ながら見送りになった模様。でも、書き下ろし分を書いてたら、たぶん「超」怖い話Ζが出なかったんじゃないかと(笑) 究極の選択ですな(^^;) ●ふりむいてはいけない(2005/7/15 \609) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758431868/qid=1121356840/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-0957197-4013105  その一ヶ月後に角川春樹事務所から発売となったのが「ふりむいてはいけない」。これは、既刊「つきあってはいけない(角川春樹事務所)」と同じくポップティーンという女子中高生向けの雑誌に連載されていたものに、書き下ろしを加えたものです。前作は東京伝説系の怖い話でしたが、本作は「超」怖い話寄りの怖い話という構成。元の連載媒体がその他の怪談本とは異なる年齢層であるためか、日頃読み慣れた平山節とはひと味違ったライトな雰囲気を楽しめます。  女子中高生ファンの胸ぐらを鷲掴みにして、そのまま我々の歩む怪談ジャンキーの修羅道へ引きずり込む第一歩になるといいですね(爽笑 ●ハルキWebシネマ 平山夢明ネオホラーシリーズ(2005/7/15〜) http://www.kadokawaharuki.co.jp/harukicinema/ 「つきあってはいけない」同様、「東京伝説」の第一巻(呪われた街の怖い話)が実は角川春樹事務所から出ているという話は、知られているようで意外に知らない人もいたりするお話。その「つきあってはいけない」&「東京伝説」のエピソードを映像化したWebシネマが、角川春樹事務所からリリースされました。  長井秀和をナビゲーターに、MEGUMI、伊藤あい、瀬戸早妃、中沢純子、雛形あきこ、小林恵美、山田まりや、他多数のきれいどころが出演しての全14話。なんとも贅沢な出演者陣ですねー。試聴は当面ネット上のみとなるようです。 ●週刊女性・怪談特集(2005/8/3-10) 「超」怖い話Ζから解放された直後に急遽話が決まりまして、週刊女性「夏の怪談特集(仮)」(主婦と生活社)に「超」怖い話チームがそれぞれ寄稿することになりました。怪談特集は全4回ということで、そのうちの2回目(8/3発売号)に加藤が、3回目に夢明さんがそれぞれ2週に渡って書き下ろし怪談を書くことに。僕の回では「超」怖い話に納まりきらなかった怪談を5話ほど、夢明さんの回は東京伝説系の怖い話、ということになるみたいです。 「超」怖い話と東京伝説の番外編、のような感じでお楽しみいただければ。ハイ。  しかし、なぜ週刊女性なんだ……(^^;)  夢明さん→ポップティーン→「超」怖い話の著者→よし、うちでも! という流れなのか…… ●不思議ナックルズ Vol.4(2005/秋)  これはまだ少し先なんですが、この春にも出た不思議ナックルズ(ミリオン出版)の続刊が秋に出るんだそうです。で、ここに「弩」怖い話2の「その後」編を書かせて貰うことになりました。それに向けて準備と整理を始めているのですが、あの話はやはりまだまだ進行形みたいです……。 ●林由美香さんの訃報に際して 「『超』怖い話 THE MOVIE 闇の映画祭」[『四谷怪談』でござる]にご出演いただいた女優・林由美香さんが、平成17年6月、逝去されました。新聞報道などでご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、闇の映画祭における出演作品公開直前の急逝に関係者一同驚いております。  故人の遺作となる最後の出演作は5月に収録が終わったある作品になるそうで、その公開は2005年末または2006年初頭頃になると聞き及んでいます。  ここに謹んで哀悼の意を表すとともに、故人のご冥福をお祈り致します。 ●お知らせメールについて  このお知らせメールは、「超」怖い話/東京伝説/「弩」怖い話他、「超」怖い話著者チーム及びその関連書について掲示板、webページ、blogなどでご紹介、コメント、書評などをしていただいた方、公式サイトにて怪談/体験談を投稿していただいた方、お知らせメール配信希望を表明なさっている方、「超」怖い話愛読者の方、関係者の方などに、「超」怖い話&著者チーム関連書・関連アイテムの買い逃しがないように事前情報をお知らせする情報メールとなっています。  心当たりがない、メアドを変更する、もう要らない(つД`)などの方、お知り合いが欲しがってる、といった方、途中から見始めたので、昔のお知らせメールを読んでみたいといった方などいらっしゃいましたら、 http://www.ekoda.jp/chokowa/mail.htm  までお願いします。  新規登録、解除、過去のお知らせ(一部ですが)の閲覧ができます。  というわけで、【「超」怖い話】【東京伝説】【「弩」怖い話】その他の新刊を、どうかよろしくお願いします。        「超」怖い話著者チーム               平山夢明               加藤 一(お知らせメール文責)