初めまして、またはご無沙汰しています。 「超」怖い話著者チームの加藤一です。 「超」怖い話とその周辺の情報をお知らせに参りました。  おかげさまで、「超」怖い話Δは重版がかかったそうです。  実写版「超」怖い話A〜闇の鴉や、コミック版など関連商品の後押しもあったと思いますが、今回もまた「売れあまって返品の山」にならなくてよかったなあ、と胸をなで下ろしています<毎回、発売直後にそれで一度はうなされています(^^;) ●実写映画版「東京伝説」9月公開!(2004/9/11)  今年の夢明さんは、映像化づいてますよー。  以前からぽちぽちと話が出ていましたが、「超」怖い話A 闇の鴉に続き東京伝説も実写映像化です。  公開館は例によって2004年9月11日から渋谷シネ・ラ・セットでのレイトショー単館上映になります。地方の方は、ほんとにごめんなさい。  例によって舞台挨拶がある模様です。  ▼9/18(土)平山夢明、千原靖史(千原兄弟)  ▼9/25(土)平山夢明、木原浩勝(「新耳袋」原作者)  開始時間は21:15から。舞台挨拶のある日の整理券は、当日のAM10:00から会場で配布されます。  「超」怖い話Aや、つい先日は映画版・新耳袋もこの渋谷シネ・ラ・セットでの公開でした。最近、その手のカルトホラーの聖地と化している感がありますね(笑)。ロードショー館に比べて凄く大きい、というわけでもないんですが、やはり劇場のスクリーンで見るとひと味もふた味も違いますー。「嫌な話を書かせたら当代一」の平山夢明世界を、映像でご覧下さい。しかし、ゴカイ喰わされたりとか、主演女優さんも大変だなあ(棒読み  これもDVD&ビデオのリリースということになるかと思いますので、お小遣いを貯めて待ってて下さい! ★東京伝説 蠢く街の狂気 http://www.takeshobo.co.jp/movie/tokyo_densetsu/ ●平山夢明新刊「びきまん」  書き渋り作家という異名を取った夢明さんですが、今年は長編も短編も快調に飛ばしてます。8月に刊行予定に入っていた最新長編書き下ろし「びきまん」……8月に出ませんでしたね(^^;)  これまでに出た噂を総合すると、「まんびきが主題」「まんびきによって救済される」「児童虐待がテーマ」ということらしいです。鳥肌口碑や「超」怖い話にもそうした児童虐待もののエピソードがありましたけれども、それを徹底的に膨らましたもの、と期待していいんでしょうか。我々はまたしても最悪の読後感に呵まされるんでしょうか。なぜお金を出してまで積極的に嫌な思いを……マゾですか、我々は(笑)  進渉状況は、ということで聞いてみました。夢明さん、調子どうですか? 『鋭意迷走中』  ……鋭意、迷走中って(^^;)  ともあれ、年内には脱稿予定、とのことでした。来年初頭、次の「超」怖い話と時期を前後する頃にお目見えになるかも、といったところでしょうか。 ●平山夢明新刊「東京伝説V」(2004/10)  順調にいけば、次の東京伝説Vは10月末くらい発売と聞いてます。  前作(東京伝説IV)は三刷までかかったんだそうで、こちらも快調です。飛ばしてます。イってます。  そういえば、東京伝説はコミックも発売されますね。「超」怖い話コミック版と同じ体裁のものだと思われます。こちらは発売は2004年9月18日の予定。呪殺地帯で猫ボールを描いてた二ツ木哲郎氏の再臨はあるのか、どのネタを描いてんのか。気になるところです。 ●平山夢明、その他の速報  夢明さん、何しろ大忙しです。プチバブル来てます。  発売中の小説すばるでも短編を発表されていますが、10月末に光文社文庫より小説「ボリビアの猿」が発売されます。これはもう、僕も内容は知らされてませんので、買え、と。前情報なしで、買って読め、としか。(わあ、偉そうだ(^^;)スミマセン(^^;))  また、11月より、 【平山夢明のいきあたりばったり樹海旅!!】  なる異常な企画が始動するっぽいです。今年、やたら頻繁に樹海に行ってたのはこのためだったんでしょうか! 樹海旅は、「予算も何もない自主映画並みのやっすいやっすい地獄のようなドキュメント(夢明さん談)」だそうで、どんな形になるのか、企画として成立するのかは乞うご期待とのこと。  続報は、次のお知らせメールか夢明さんの日記をお待ち下さい。 ★デルモンテ平山と平山夢明のあやしいホームページ公開しちゃうのかよ(仮) http://www2.ttcn.ne.jp/~hanami/ ●加藤一新刊「禍禍 〜プチ怪談の詰め合わせ〜」(2004/9/30)  最後は加藤一の新刊「禍禍」について。  前々回のお知らせメールで「助六(仮)」として紹介しておりました加藤の新刊は、二見文庫【禍禍(まがまが)】という正式タイトルに決定しました。刊行に向けて版元の二見書房さんと一進一退の水面下の攻防(時期の調整)を繰り広げていましたが、2004/9/30になんとか店頭に並びます。  モノ的には、ズバリ、サブタイトルにあるように「プチ怪談の詰め合わせ」で、細かい怪談ばっかり92話も入ってます。はっきり言って入れすぎです(笑)。いや、「弩」怖い話 螺旋怪談が「本数が少なくて物足りない」という意見が多かったんで、そんじゃー話数を増量しよう、と(^^;)<単純  「超」怖い話では「平山節=アクセル踏みっぱなし、フルスロットルの怪談」「加藤節=急ブレーキ踏み込み怪談」というご評価をいただいたりもしてますが(笑)、禍禍は「弩」怖い話とは打って変わって主に急ブレーキ踏みまくりの怪談を堪能していただこうという趣向。原稿を試読した関係者の弁を借りると、「急ブレーキ踏みすぎでムチウチになるような怪談本」……ってどんな本ですか、それは(^^;)。  ともあれ、ある意味、初期の「超」怖い話テイストがお好きな方にはたまらんかもしれません。本数があるので欲張って「マニアな人向け」のネタから、「怪談は初めてのビギナー向け」のネタまで、様々なレベルのものが入り交じってます。というか、人によって面白さのツボがまったく違う構成になっています(^^;)  ところで禍禍の入手についての大事なお話。  実は、禍禍は文庫ですが、【コンビニには配本されません】。  これは夏の怪談ブームから少し時期を外すからということもあるんですが、esbooksでネット注文して店頭で受け取る場合は別として、セブンイレブンでも店頭の文庫棚にはないです。ですから、コンビニを巡り巡っても手に入りません。書店のみの扱いになります。  そういう理由により、【初版部数が極端に少ない】です。  僕が手がけた歴代の怪談本の中でも、「ダムド・ファイル リスト」&「仄暗い水の底から〜都市伝説研究読本」(いずれも単行本)に次ぐ少なさです。実際問題、「弩」怖い話 螺旋怪談より遙かに少ないので、「弩」怖い話を買った人全員に行き渡りません。買いそびれると本気で手に入らない可能性が非常に高いです。正直「超」怖い話の半分にも満たないです。加藤の本は部数の少なさから絶版本が多いのですが(自慢にならないなあ(^^;))、今回のは発売前から希少本化確定です(^^;) これだけ少ないと、「超」怖い話のバックナンバー(特に、Qと彼岸都市)以上にBOOK OFFに出回る数も期待できないのではないかと……。  ですので、事前に書店に注文、ネットで予約&通販、加えて版元直販が確実です。  ISDNコードは「ISBN4-576-04169-X」! これです!  手に入らなかった場合、編集部または営業部に直接「ないぞ!」「もっと出せ!」とお電話していただいて重版を待つしかありません(いや、マジで)。「超」怖い話の最初の復活のとき、「問い合わせ電話数十本で復活が決まった」のですが、読者の力ってバカにならないなあ、と痛感したことをふと思い出しました。  というわけで……売れますように売れますように売れますように。 ★二見書房 直販(通販)ページ http://www.futami.co.jp/tuhan/f_0.html ★二見書房(手に入らないときの問い合わせ先) http://www.futami.co.jp/corp/j_0.html ★禍禍 公式ホームページ http://www.ekoda.jp/magamaga/ ●次の「超」怖い話は?  そんな鬼が笑うような話は……(笑)  著者チーム二人とも、その前にやるものがいろいろありまして(^^;)、まだ全然原稿には手が付いていません。ネタ探しはいつもの通りです。何かおもしろい話、ヤバイ話、怖い話、こんなんどや? という話などありましたら、是非是非お知らせ下さい。  禍禍のほうをやっていて思い知りましたが、「体験者当人が怖いとは思っていない話」の中に、とんでもない伏兵が多数ありました。「自分では怖いと思ってなかった話」であっても、もしかしたらその中に真っ黒い金脈(笑)が眠ってるのかもしれません。  鋭意取材中、ということでこちらもお待ち頂ければと思います。やる気は満々です。 ●お知らせメールについて  このお知らせメールは、「超」怖い話/東京伝説/「弩」怖い話などについて掲示板、webページ、blogなどでご紹介、コメント、書評などをしていただいた方、怪談/体験談を投稿していただいた方、お知らせメール希望を表明なさっている方、関係者の方などに、「超」怖い話&著者チーム関連書の買い逃しがないように事前情報をお知らせする情報メールとなっています。心当たりがない、メアドを変更する、もう要らない(つД`)などの方、お知り合いが欲しがってる、といった方、途中から見始めたので、昔のお知らせメールを読んでみたいといった方などいらっしゃいましたら、 http://www.ekoda.jp/chokowa/mail.htm  までお願いします。  新規登録、解除、過去のお知らせ(一部ですが)の閲覧ができます。  というわけで、【「超」怖い話】【東京伝説】【「弩」怖い話】その他の新刊を、どうかよろしくお願いします。        「超」怖い話著者チーム               平山夢明               加藤 一(お知らせメール文責) ======================================================= name: Hajime Azuki Kato mailto:chokowa@ekoda.jp Chokowa-HP: http://www.ekoda.jp/chokowa/ Dokowa-HP: http://www.ekoda.jp/dokowa/ TokyoDensetsu-HP:http://www2.ttcn.ne.jp/~hanami/ ------------------------------------------------------- ◆◆◆◆◆◆◆◆GLG補完機構最新刊◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ★禍禍(まがまが) (加藤 一著) 〜思考停止怪談集〜 2004年9月30日発売決定 予価未定/二見書房刊 ★「超」怖い話Δ(平山夢明編著/加藤 一共著) 〜実話怪談集〜 2004年7月17日絶賛発売中 重版出来/定価580円/竹書房刊 ★「弩」怖い話 〜螺旋怪談〜(加藤 一著) 〜実話怪談小説〜 2004年3月30日絶賛発売中 重版出来/定価580円/竹書房刊