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2006年5月1日(月)

池の花

私の母がまだ小学生の頃の話である。
家の近所に、いわゆる溜池と言う物がある。
その池から少し下った場所に、祖母の作っている畑があった。
その日も朝から、祖母は畑仕事に精を出していた。
一休憩しようと、池のほとりに腰を掛け、持参した簡単な昼食を摂っていた。
何気なく池を眺めていると、何とも見事な花が咲いている。蓮の花のような、見たことの無い花だったと言う。
祖母はその花をつんで帰ろうと、池の淵ぎりぎりまで行き、手を伸ばした。
もう少し前へ出れば取れる…瞬間、畑の方から祖母を呼ぶ声が聞こえた。
「おかぁさ〜ん、ただいまぁ〜」
学校から帰った母が、家に祖母が居ないので畑まで様子を伺いに来たのだ。
振り返り、
「おかえり〜おやつはいつもの戸棚の中にあるよ〜」
と言い、自分も花を摘んだら帰ろうと再び花があった場所を見ると、花は無く、静かに水面が揺れているだけであった。
「あの時、知子に声をかけられんかったら、池に落ちとったんじゃろうねぇ」
と祖母は語った。
ちなみにその池では、私が物心ついてからも水難事故や、脇の道路での事故で数人の命が奪われている。
私が初めて見た、「死体」というのもその場所である。
二人の兄弟が池の傍で遊んでおり、兄の方が落ちてしまった。
弟の方は、少し知的障害があり、怒られると思ったのかかなり長い時間、落ちた事を大人達に言わなかった。
やっと捜索が始まったのは半日も過ぎてからだったらしい。
救急車の音に、子供達はみな集まった。
顔を真っ青にした子供が担架で運ばれて行くのを、野次馬根性で見に行ったりなどした事を後悔した。一目でもう助からないと子供心に思った。
ほんの一年ほど前には、池のほとりに女の幽霊が立つと近所の噂になり、町内組合でお払いをしたという。


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kaori 2006年6月4日 1:36

兄弟の話は無かった方が良かった

mariman 2006年6月2日 20:25

http://plaza.rakuten.co.jp/mariman1234567/3008

柏木 麻宏 2006年5月30日 13:22

兄弟の部分は要らなかったかなとも思いますが、お話の雰囲気は好きでした。±0

杜井 都衣 2006年5月29日 22:49

■:後半部分はどうせなら入れなかったほうが、よかったと思います。
池にいる何かが、花を使って引き入れてるんでしょうね、やっぱり。
何がいるんだろう…。

有澤 凪 2006年5月29日 17:36

前半の花のお話はよかったと思うのですが、後半のエピソードを入れた事に疑問を感じました。池ではなく、花のことだけでも十分作品として成り立っていたのでは。±0

久遠平太郎 2006年5月27日 22:14

評価±0。
民話などでこんな話ありますよね。
その点では興味を引かれたのですが、
全体的には話がとりとめない感じです。

藪蔵人 2006年5月27日 21:01

思い切って全部取っ払ってショートに!
したら、どうかなあ…
初めて見た死体の話が削れなかったのもわかる気はしますが。
評点: 0

イマニ 2006年5月25日 12:42

素材:A
調理:C
盛付:C
結果:±0

昔話で、一人の男がクモに池の中へ引きずりこまれそうになる話があって、すごい怖かったんですが、それを彷彿させました。

マリポーサ 2006年5月24日 7:38

最初の花のトラップは面白かったけど、後半のせいで散漫になってしまいました。
±0

brother 2006年5月17日 22:15

評価が難しいですねぇ。
前半は良いんですが、後半は蛇足にも感じるんですね。
でも前半だけ書いても、何かしら難癖を付けられるんでしょうね。カワイソス(´・ω・`)

じゃあこれだ、前半に加点、後半に減点ということで、±0

ミミちゃん 2006年5月15日 9:54

tb
http://chabin.blogtribe.org/entry-b1c50d7ae8de88c06ad86ddcf2740e88.html

もり けんた 2006年5月13日 9:21

こいつは厳しいのですが、人を誘う花という話には魅力を感じる〜初めて書いた話ならなかなかいいネタだなー(--;)
うーん今回はプラス1。但し構成は勉強がいりよう。あの世の花は蓮の花〜ロハス

TOMOKI 2006年5月11日 17:37

前半のお祖母さんの話で、その溜池には人を誘い込もうとする何かが
いるということから、後半の兄弟もひょっとしたら…と示唆しているの
でしょうか?もしくは、お祖母さんがどれだけ危険な状況だったかを
補足するために、兄弟のエピソードを加えたのでしょうか。筆者氏の
意図が伝わりにくいです。後者であれば、事故が多発しているという
ことを短く冒頭に加え、前半のみで1本に纏めた方が良かったのでは
ないかと。人を誘う花のエピソードは魅力的だったのですが−1

林不二男 2006年5月9日 23:39

後半は要らなかったと思いました。
得点無し

田原 誠 2006年5月8日 12:33

 祖母の話だけだったら不思議な話として好印象を持てていたかも。半日以上経っていたなら顔を真っ青にした、ではなく明らかに死人だと思う。助かる云々もだから表現としてはおかしい。   ▼

ponken 2006年5月7日 18:00

人を池に誘う花は不気味でしたが、そのほかは余計だったと思います。±0で。

じぇいむ 2006年5月6日 23:56

見方を変えると、池からお母さんがルアー釣りされているようで、怖くなる要素はあると思います。けれど今回はまとまらなかったようなので。
評価−1

hydrogen 2006年5月6日 22:29

-1

兄弟の話は良いなぁ。
良かったのに、ひどい前振りで始まってもっとひどい落とされ方だったのがちょっと。
更に今ひとつな話が二つあったので、(配点が)負の方向に引っ張られた感じ。

てらまち 2006年5月6日 15:11

この溜池の不思議さを伝えたかったのだろうが、3つのエピソードともインパクトに欠け、中途半端に終わってしまっている。どれかにスポットを当てるか、ネタ自体の選択をあきらめるか、熟考すべきだったのでは。−1。

sora 2006年5月4日 1:36

文章;■■□□□
怪異;■■□□□
恐怖;■□□□□
評価;■□□□□→-1
結局、作者は何を読み手に伝えたかったのか判らなかった。二人の兄弟の話などは怪異ではなくただの事故目撃である。
ラストの女幽霊のくだりもこれだけで終わらせてしまうのであれば何故導入したのか理解に苦しむ。

ナルミ 2006年5月3日 1:55

池の花・兄弟・女の幽霊と話の肝が三つに分裂している。しかも、兄弟の話は怪異とは言えない。
-1

ネジ 2006年5月2日 0:38

「池の花」というタイトルから見ると、やはり初めて見た死体の話はいかにも付け足しな感じしますね。±0

吉田 2006年5月1日 22:52

得点なし
話・文体、すごく僕の好みです。
民俗学的なレポートとしては、上質な部類に入るのではないでしょうか。
惜しむらくは、キチンと一つの怪談話としてまとまっていなかったところ。
やはり「超」怖であるということを意識して、小粒なネタや、怪異が話としてまとまっていなければ切り捨てる、という英断も必要では。

風来月人 2006年5月1日 20:30

↓私の書いた批評です。

2006年5月1日 20:25

怖さのポイントが曖昧です。-1です。

くりちゃん 2006年5月1日 17:14

おばあちゃんに起こった怪異だけで書いてみてもよかったのでは?

撃墜王の孤独 2006年5月1日 15:16

うう〜ん、祖母の話に無理矢理兄弟の溺死事故と幽霊の噂をくつけて怪談に仕立てあげている。作者もネタが弱いのを承知で何とかこねくり回したようだ。
祖母の話に思い入れがあったのかもしれないが、ネタが弱かったらスパッとボツにする勇気が必要だと思う。
文章はいいので今後も投稿し続けて下さい。評価は−1です。すいません。

金縛郎 2006年5月1日 14:14

後半の兄弟の話は蛇足、というか祖母に起こった怪異が
小粒だったので補強材料に使われているに過ぎません。
小粒なら小粒なりに短くまとめた方がよかったかも。
×。
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