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2006年4月15日(土)

恨めしやー

美佳さんは当時、会社の寮で生活していた。

その夜、妙に目が冴えて眠れなかった。
昼間の仕事の疲れで全身気だるいのだか、どうにも寝付けない。
喉が渇いた。
ベッドから起き出して階段を下り、寮の玄関口にある自動販売機でジュースを買っていると、窓から綺麗な満月が見えている。
陽気のいい季節だったので、ふと外の空気が吸いたくなった。
だが、真夜中の二時である。
パジャマ姿で外に出るのも物騒だ。そこで、物干し場として利用されている屋上に行く事を思い立った。ジュースの缶を片手に屋上に出ると、そこには先客がいた。
ヤンキーあがりの寮生である紀美子さんだった。
「あれ?」
「なんだよ、美佳かあ?」
タバコの煙を吐きながら、紀美子さんは座っていたベンチの隣をぽんぽんと叩いた。
「やっぱり眠れなかったの?」
「うん、何かなあ」
 紀美子さんが差し出したタバコに火を点けて、美佳さんはきれいな満月をぼうっと見ていた。四階建ての高さから眺める静かな夜の町もなかなか風情がいい。
 近くを横切る高速道路。
灯りの消された大小のビル群。
「明日きついぞ」
「紀美子も」
そんな会話を交わしながら、ふと視界の片隅に、満月の光に彩られた高速の上に漂う、コンビニのナイロン袋のようなものが目に入った。

ああ、誰かが高速からポイ捨てしたんだ…。

そう思って、よく見てみると。
「うわ…!」
 美佳さんの指差す方向を見て、こわもてのヤンキーあがりも表情を固くした。

コンビニ袋かと思ったのは、白装束。
顔は骸骨のように見えた。
月明かりに照らされて、乱れた白髪と着物の裾を翻しながら、そいつは高速に沿ってすうっと行ってしまった。

「恨めしやーの、あの格好のまんまです。運転中に見たら嫌がらせですよ、あんなの…」

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http://www.chokowa.com/cho-1/entry2/tb.cgi/107

LRg

柏木 麻宏 2006年6月3日 15:42

あー…文体は綺麗ですが、怖く無かったですね。すみませんが−1ということで

mariman 2006年6月2日 21:08

http://plaza.rakuten.co.jp/mariman1234567/3103

2006年6月1日 22:00

オチは面白かったです。
集団菅原道真に、徳川家康ですか。
う〜〜ん。
−0

久遠平太郎 2006年5月30日 21:46

評価−1。
怪談なのか微妙です。

てらまち 2006年5月28日 18:35

結核を患ったのが母か祖母かわからなかった。宗教は自分自身が信じるものであって、人に推し勧めるものでは在りません。特にお稲荷さん、白蛇様は触ってはいけません。人生を変えてしまった人を何人も見てきたので、この結末は若干不謹慎な気がしました。−1。

吉田 2006年5月28日 14:39

悪い▼
最初の一文は、ストレート過ぎて逆に新鮮でした。最後の一文は、軽妙な感じだったので安心しました。布教目的の作品じゃなくて、本当に良かった……。
どことなく「旧新興宗教」っぽい感じがするのが、違和感の原因かもしれません。これが土着信仰や古来からの宗教だと、何故か、あまり反発心をおぼえないんですがね……。人間って不思議。
そういう意味では、この「とある宗教」の人々のエピソードを無視するのも、偏狭なのかもしれませんねえ。
まあ、あと何十年か経てば、「とある宗教」に関する興味深い説話として、宗教学や民俗学で検証されるようになるかもしれませんが。

……何が言いたいんだ、俺は。
このように、宗教の話って、デリケートで書くのが難しいんですよね。

藪蔵人 2006年5月27日 23:19

こういう人たちが日本の土着信仰の息の根を止めてしまったのだろうなと思うと、
少し寂しくなります。
まあ神様の世界も弱肉強食なので仕方がないことですが。
オチの部分は私も少し興味があります。
評点: 0

ぼっこし屋 2006年5月26日 22:07

宗教に関する話は、言葉一つで印象が大きく変わります。この作品の場合では「改宗」という言葉を用いてしまっているため、筆者の祖母(と母があるいは競合して)が啓蒙の手段としてこのようなエピソードを捏造したのでは、と邪推されてしまうような気がします。

林不二男 2006年5月25日 0:23

改宗儀式について、もっと詳しく話してくれたらなと思いました。 得点なし

有澤 凪 2006年5月24日 1:10

宗教ネタの扱いは慎重にされたほうがよいと思います。−1

ミミちゃん 2006年5月23日 18:00

tb
http://chabin.blogtribe.org/entry-eb25aed2305840d8d5a6307d1b79ebb4.html

sora 2006年5月22日 19:01

文章;■■□□□
怪異;■□□□□
恐怖;■□□□□
評価;■□□□□→-1
怪談でなくとも、特定の宗教のことを綴るのは様々な意味でタブーであると思う。
狐憑きについては既に公開されている他の作品でも書いたが、心理学的に解明されている部分が多い。
確かに不可思議な現象であるとは思うが、個人的にこれは怪異ではないと考える。
よって怪談としての評価はマイナス。
最後の一文は良かったと思うが。

ponken 2006年5月20日 6:42

どの部分が怖い話なのか、わかりません。−1で。

もり けんた 2006年5月19日 20:54

うーん(--;)
このばあちゃんの話は田舎いくとよく聞くよん。ただ、最後の突っ込みだけは良かった(?)キリスト教だったら〜?オ×ム真理教だったら〜?クトゥルー信者だったらと妄想して(笑)〜±0。
試してみたい(^^;)

TOMOKI 2006年5月18日 16:33

この国に信仰の自由がある以上、信仰を持つ方をとやかく言う権利は
誰にもありません。ご本人がその宗教を信仰する事によって日々幸せに
過ごす事ができ、誰に迷惑をかけているわけでもないならいいんじゃん、
程度の感想です。
狐憑きや蛇憑きという現象についてはすべてを科学的に証明できるわけ
ではありませんし、それらにまつわる怪異も存在していると思います。
が、自己暗示によって驚くほどの跳躍力を見せる等の症例が、巷でも
報告されているようですので−1

ちみ 2006年5月18日 12:22

このお話には−1。
現状無関係ですが、私もずっと以前に「蛇が憑いている人は、この柱を手を使わずに
巻いてのぼるんだよ」と誘われ、かなーり見たかったですがお断りしました。
勧誘技であるのかもしれません。

2006年5月17日 22:58

↓ワロタ

じぇいむ 2006年5月17日 20:05

拝火教ならどうなるんだろう?
評価−1

評価する人 2006年5月17日 20:01

はあ・・・−1

風来月人 2006年5月17日 19:55

もうしわけないですが、-1です。

田原 誠 2006年5月17日 14:22

 これは何かの試練だろうか。何故このような怪談ではない、しかもかなり危険な匂いのする作品を次々と読まねばならないのだろうか。
 結核は死期が明確な病気ではないし、この話はその宗教を盲信している祖母の語りでしかない。   ▼

ネジ 2006年5月17日 13:22

熱心に稲荷さんや白蛇さんを信じてたら、無意識にそういう反応する人もいるかもしれませんね〜、というだけの話なのでは。
改宗という押し付けがましい流れが話として気に入らないので −1

hydrogen 2006年5月17日 3:17

-1

解らないのは、お稲荷さんや白蛇様への信仰を捨てたときにそうなるっていうことか
それともその母の宗教に入信するときにそうなるっていうことなのか。

そういう民間信仰は信仰だとしても
「改宗」という言葉が当てはまるかどうかもよく解りませんな。

最初の1行からしてなんだかなという感じ。

ナルミ 2006年5月17日 2:36

宗教的な「奇跡」の体験談なので評価は保留。
±0

くりちゃん 2006年5月16日 23:15

本当にどうなるんでしょうねえ、天神様や権現様を信仰している人たち。
私もこういうサイトに出入りしているからには怪奇・超常現象などを信じちゃう方ですけど、この方の作品は宗教色が強すぎて躊躇してしまいます。否定はしませんが。

金縛郎 2006年5月16日 23:02

個人的には、宗教色の強い作品は敬遠したいところ。
改宗の儀式というのは何をするんでしょうね。まさか
「狐になれ」とか催眠かけてるわけじゃないでしょうね。
すいませんが×です。

へぼん 2006年5月16日 22:54

宗教勧誘ですか?
怖くないし面白くないです。▼
O
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