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【コラム】自分以外の二人について、腹を割って話そう
超-1の作品公開締切間際……とかですっかりばたついて間が空いてしまいましたが、超-1出身者のお三方に一筆書いてもらおうというコラム。
第六回のテーマは「自分以外の二人について、腹を割って話そう。具体的にお願いします」というもの。

加藤からちょっと補足を入れますと、この三人が直接顔合わせしたことは一度もないんです。僕に隠れて連絡取り合って会ってるとかでない限り(笑)
互いの人となりについては、今までに発表された怪談と、それぞれの単著と、超-1などの講評と、人によってはblogと、今回のコラムと、そのくらいでしか接点がないのでは。
久田君と松村君については、「超」怖い話の打ち合わせなどで一緒に話すこともあるんですが、住んでいるところがバラバラなので、打ち合わせはいつもSkype(chatと会議通話)かメールか。この二人が直接顔を合わせたこともありません。雨宮さんに至っては、久田・松村両君以上に接点がないです。

そんなお互いについて、どんな風に思ってるのか。ちょっと聞いてみました。

今回は珍しく久田君からですが、到着順です。


久田樹生

 はい、久田ス。
 一応五十音順にいきますね。二人しかいないけれど。

 私の私淑する天才・雨宮淳司氏に関して。
 この方は化け物のひとりです(もうひとりは後述)。
 商業的文章経験もなしに、あれだけの文章力を持っているのですから。不思議ナックルズ連載分や【怪医】を読まれた人には大きく頷いていただけるのではないかと思います。
(だいたい、商業誌に連載を持てる時点で凄いのですよね)
 描写力・構成力は言うに及ばず、看護師ならではの体験談に「独特の空気」まで纏わせることができるのですから。
 もちろん、体験談を発掘する能力に関しては言わずもがなでしょう。あれだけの話を表に出したことで証明できます。
 じっくりと時間をかけた、えげつない実話怪談をいつまでも書いていただきたいものです。

 我が盟友、松村進吉氏に関して。
 この方が二人いる化け物の残りひとりです。
 商業的な文章云々は雨宮氏と同じくですが、恐ろしいのは「体験者の心までも描ききる」描写力の確かさ。
 そう。体験者の気持ちを隅々まで掬い取り、あますことなく表現してしまう文章力は、希有なもの。
 そして、体験談を受け取る側としての資質の素晴らしさ。
 それは【怪記】のまえがき・あとがきから滲み出る人柄の確かさからもわかるでしょう。
 この人もまた、天才であります。
 そして「超」怖い話に新風を吹き込む逸材なのです。

 結局お二人は、天才で化け物実話怪談作家なんですよね。
 取材/書きおこし能力が常人を超えているところからも、はっきりしているわけですから。
 それぞれ個性あるお二人に共通しているのは「驚異のセンス」「卓越した取材能力」「体験談への真摯な姿勢」他諸々。
 怪談の新しい流れを作るのは、このお二人なのかもしれませんよ。きちんと実話怪談は何かを理解し、その答えを素晴らしい作品として世に送り出しているのですから。



松村進吉

 お疲れさまです。松村進吉です。
 今日は、正直な話をします。
 ちょっとチーム内での立ち位置を危うくするかも知れませんが、考えてみたら元々ハマー的ポジションですし、そのくらいでないと読んでてつまらんのじゃないかと思いますので、正直に書きます。
 長くなりますが、どうかご容赦下さい。

 最初に、雨宮淳司さんの話をします。
 僕は、怪医を読んで、酷いショックを受けました。
 これはもう、絶対に敵わないと思ったのです。
 僕は常々、まず体験者ありきでの執筆を心がけるようにしています。
 怪異は、遭遇した本人の視点、本人の感想が、その基盤であると考えているからです。
 ですが雨宮さんは、その体験者という要素を更に作中深くに練り込み、「物語としての怪異」の域に到達しておりました。
 物語としての怪異。云うのは簡単なのであります。
 ですが実際に、それを書こうと思ったら、どれほどの力量が必要となるか。
 知識量。語彙。明らかに、経験値が違いました。
 大人だ、と思いました。
 三十ヅラを下げて云うのも何ですが、雨宮さんは大人だと思います。
 僕も早急に、ああいう渋い技巧を身につけたいのです。
 残念極まりないことに、まだ雨宮さんと直接お付き合いをさせて頂いたことはございませんで、もっと知りたい早く知りたいむしろ遊んで欲しいと、強く強く願うばかりです。
 僕は正直、雨宮さんに憧れているのです。
 この場をお借りしまして、勇気を出してプロポーズをさせて頂きまアッー!
 
 次に、久田樹生先輩の話をします。
 僕は、タッキーのことを殆ど何も知りません。
 お名前が本名かどうかもわかりませんし、勿論お会いした事もありません。
 打ち合わせをしてもメールのやりとりをしても、ここのコラムを拝読しても、実際彼がどのような人物であるのかはマッタク掴めません。
 ウソではないです。
 常識的に考えて、これはチームメイトとして信頼されていないのではないかと不安になることもないではありませんが、彼の物腰はそう云った疑義を吹き飛ばそうとでもするかのように大変快活で、軽妙です。毒は見えず、温厚で、気さくなお兄さんです。

 ――もっと正直に云うと、実に、あたりさわりがない。
 不自然なほどソツがない。
 危機的状況におかれても尚、微笑みの張り付いた人物を見た時のような違和感。
 これは多分、彼が意図的に「己の臭いを消すタイプ」の人物であることの証左にもなっているかと思います。彼は、彼独自の信念を持って、その透明性を堅持していると見て間違いありません。高い知能の証だと思います。吉良の類です。一位を取りましたが。
 タッキーの作風はみなさんご承知のとおり、僕や雨宮さんとは根本的に異なっていて、自らの個性を排することに努めているように見えます。
 これも、彼のそう云ったパーソナルな部分の表れと云えるのかも知れません。
 何故そこまで、強固な光学迷彩を纏うのか。
 何の目的があって? 何の必要に迫られて? それとも、単なる嗜好?
 わかっていることは、タッキーがとにかく凄まじいばかりのバイタリティの持ち主であると云うこと。そして、僕たちと同じように、「超」怖い話が大好きだと云うことです。
 敵に回すとこんなに怖い人はいませんが、味方につければもう、最強なのであります。

 ――得体は知れないけど、最高に頼りになる。
 ATフィールドがない代わりに頼りにもならない僕とは、正反対の人物かと思います。
 嗚呼、僕らのタッキー。鏡の仮面。ホント、興味が尽きません。

 ご精読ありがとうございました。それでは、また。



雨宮淳司

 雨宮イアンです。
 自分以外の二人について、腹を割って話そう。具体的にお願いします……ですか。
 こーれーはー難題ですよね。
 何しろ、私は一般読者並の情報しか持ってないので(向こうもそうでしょうが)さっぱり分からないんですよね。
 そうです。私は誰とも面識がありません。というか、こういうお題を持ってくることから考えると、みんなお互い面識ないんじゃないのか? という怖ろしい疑惑が……。
 いや、少なくとも冬班は会っているはずだな。確か松村さんの奥さんと加藤さんが話したと以前ブログにあったような。(記憶曖昧)
 しかし久田さんとは会ってるのかな……。

 まあ、いいや(^_^;)
 ともかく他のお二人には、超怖永続のイケニエとして、怪談収集で発生する祟り障り因縁関係をずっと引き受けてもらえればそれでいいかと。
(そっと目頭を押さえる)


 ……え? ダメ? 腹を割れ?
 ……えーと、人となりとかそういうのは、いくら類推しても多分はずれるだろうと思うので、コラムを読んで何となく分かったことを。
 やっぱり、あれでしょう。小説書いてみたいのでは。
 実話怪談という奴は集めるのに苦労する上に、文章にし難いことこの上なく、超‐1/2006以来二年も書いていると、そろそろ厭気が来てもいい頃合いですし。
 松村さんの、中世の街路を徘徊する傭兵の話読みたいです。
 久田さんも、あの土鳩の文章は凄くブンガク的でしたよ。(いや、私の感性でですが)
 書けと言われても、とてもじゃないけどあれは書けません。
 まあ、みんな実話怪談を愛していることにおいて比類ない人材というのは間違いないと思います。
 でも別に臆することなくそっちもやるべきなんじゃないかな。
 逆にやんないと、怪談の毒がまわりすぎるような気もしますからね。
 私もそのうち何か思いついたら、とりあえず書き溜めておくかもしれません。

 察するところ松村さんは書くことは好きだけど、こだわって書くタイプ。いわゆる遅筆に近いような感じかなと。
 久田さんは、書き始めたら一気に書き上げるタイプ。たぶん、注文が来ないと一切書かないような感じでは。
 ……でも、コラムの掲載順は逆が多かったですね。なんでだろう?(^_^;)
 こういう雑文だと逆転現象が起きるのかもしれませんね。

 このコラムの有益な点のひとつは、正体不明感の強かった超怖新著者を引っ張り出したところにあると思います。(特に久田さん)
 これを書いている時点では読めないのですが、どんな風に腹を割っているのか楽しみです。

 ともかくお二人は、超怖永続のイケニエとして、怪談収集で発生する祟り障り因縁関係をずっと引き受けていただける本当にありがたい方々です。
(そっと目頭を押さえる)(でもなんとなくニヤついている)





by 超-1実行委員会 ¦ 11:28, Saturday, Apr 19, 2008 ¦ 固定リンク ¦ 携帯

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