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八重子さんが以前、勤めていた病院での話である。 一般病棟の他に、介護病棟のある割と大きい病院であった。
八重子さんが勤める約一年ほど前、ある看護士が不倫をしていたという。 三人の子を持つ中年女性で、相手は同じ病院で働く看護士であった。 県外から来た二十五歳の若い男性で、空いた病室を間借りして暮らしていたそうである。 女性は足繁く彼の病室に通っていたのだが、ある日とうとう夫にばれてしまった。 浮気を疑った夫に後をつけられ、現場に踏み込まれてしまったのである。 修羅場の末、女性は離婚し、相手の看護士は県外の病院へ移る事となった。 その際職場仲間で彼の送別会を開いたのだが、彼は現れなかった。 部屋で女性と逢っていたのである。 そこへ別れた筈の夫が乱入し、あろう事か彼を殺害、病室は血の海となった。 包丁でメッタ刺しであったという。 それ以後この病室は封鎖され、あかずの間となったのだが、時折誰もいないはずのこの病室から、ナースコールがあったそうである。
八重子さんがここに勤めだしてから暫く経ったある日、四階の病室から老人男性が飛び降りて亡くなったのだが、落ちた場所は、あかずの間の前であった。 関係があるのかどうか分からないが、男性が殺害されたのは、奇しくも敬老の日であったという。 その後新しい病棟が増築され、事件のあった病棟はあまり使われなくなった。 暫くして、新病棟のある廊下の前を通ると、怪しげな声が聞こえてくるという話が関係者の間で広まった。 新病棟は、旧病棟の裏に隣接する形で建っているのだが、新病棟の廊下を隔てた向こう側に、旧病棟の病室がある。 声が聞こえてくるというのは勿論、あかずの間であったそうである。
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■講評
文:0 怖:+1
何となくどこにも的を絞れずによくある病院の怪談になっている気がします。 ちょっともったいないかも。 |
名前: 晴 ¦ 16:30, Monday, Mar 31, 2008 ×
それなりに怖い話だと思うのですが、あかずの間自体の情報は案外少ないのではないかという気がします。
「四階の病室から老人男性」が起こした事については、作品中では因果関係ばかりが強調されており、ここが老人男性にとっては人目につかない格好の場所だった可能性も考えられるのにそれがわざと書かれていないように見えます。 また、「時折誰もいないはずのこの病室から、ナースコールがあったそうである」や「暫くして、新病棟のある廊下の前を通ると、怪しげな声が聞こえてくるという話が関係者の間で広まった」はどちらも噂話のような印象があり、事象としては曖昧な感じがします。
それらしい事が積み重ねられて怖さを形成してはいるのですが、全体的に見ると曖昧な情報も含まれているので、結果、よくある話に見えてしまうのでは・・・と思いました。いずれかの怪異を八重子さんが体験して、それが作品中にしっかり描かれていないと、怪異が全て噂話で終わってしまうような気がしました。
文章0:希少度0 |
名前: chidori ¦ 16:34, Monday, Mar 31, 2008 ×
文章 1 読みやすい。 稀少度 0 これだけではちょっと…
面白そうな題材なのですが、よくある話サという感じが抜けきらない。というのも、「八重子」さんの提供した話は彼女の体験した物ではなく、彼女は飛び降り自殺に遭遇しただけで、自分は怖い体験をしていない。 看護「士」の間違いが多い。 落命した男性看護師さんもよその奥さんとそういうことしちゃダメだよね。 |
名前: くりちゃん ¦ 23:06, Monday, Mar 31, 2008 ×
全てが噂話の域を出ていない。 怪談とまでは行かないかな。
希少性(-1) 文章(0) |
名前: ねこや堂 ¦ 23:08, Monday, Mar 31, 2008 ×
| 怪異と呼べるのは「誰もいない病室からのナースコール」「廊下を通ると聞こえてくるあやしげな声」の二つだけで、両方とも伝聞であり、うわさ話の域を出ない。これだけで「怪談」と主張するのはちょっと苦しい。 |
名前: ナルミ ¦ 01:36, Wednesday, Apr 02, 2008 ×
ネタ+1 どうも前後の関連性がないように感じます。「開かずの間」という言葉が一人歩きしているような。 敬老の日というのも、老人が飛び降りた日と関係があるのかないのか解らなくて混乱しました。 怪異よりも不倫の末の凄惨な事件の方がインパクトが強いのも、マイナスになっています。 |
名前: ねこ ¦ 21:19, Wednesday, Apr 02, 2008 ×
不倫の末の事件の方が怖い。 不倫に至る心理も、それを知った 旦那さんの心理も、ひょっとしたら どんな怪談より恐ろしい。 |
名前: ちゅん ¦ 20:28, Thursday, Apr 03, 2008 ×
| 怪異の的が絞りきれず、まとめの部分で噂話を持ってきたことによって全ての話が噂話のようになってしまった。 |
名前: 茶毛 ¦ 22:49, Sunday, Apr 06, 2008 ×
殺人事件のいきさつを長く語ったあとに怪異のひとつひとつが少しずつ書かれていて、印象に残ったのはコレ!というのがありませんでした。
掲載された順から読んでいますが、八重子さんシリーズはこれで三作目かな? 八重子さん自身が何かを経験しているお話がないですね^^; 又聞きだと詳しく伺うのは難しいですが、もう少し掘り下げてほしいです。 |
名前: 眠 ¦ 23:14, Wednesday, Apr 09, 2008 ×
決定打に欠ける、そんな印象を受けた。 もう少しのところをすり抜けて話が流れていってしまう感じというか、うわさの域を出ていないといったところでしょうか。 |
名前: 黒ムク ¦ 20:57, Thursday, Apr 10, 2008 ×
全てが噂話に終始している内容とはいえ、ちゃんと取材して作品に取り入れた功績は大きい、若干誤字が目立つが、その努力で4点です。 たとえ怪異がささやかであっても、怪異の原因について考察があれば、私の場合は高得点です。 |
名前: くすだまん ¦ 10:50, Sunday, Apr 13, 2008 ×
不倫、離婚、殺害という黒い事件簿とか、お昼のワイドショーの再現ドラマとかに出来そうなベタな展開のエピソードが面白かったです。現実に起こった事件のほうが怪異よりも恐ろしい感じがしました。 事件は敬老の日に起きて、奇しくも老人が飛び降り自殺!この奇妙な符号は何か絶対あるでしょう。 シュールで不条理で素晴らしかったです。 |
名前: じゅりんだ ¦ 00:33, Wednesday, Apr 16, 2008 ×
気味の悪さは感じるのですが、ただそれだけというか、物足りない印象です。 奇しくも敬老の日というのも、意味が分かりづらい様な。 何に対して奇しくもなのでしょう。
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名前: へみ ¦ 11:00, Thursday, Apr 17, 2008 ×
事件については分かりやすく書かれていましたが、怪異としては 弱いと思いました。 |
名前: SPダイスケ ¦ 22:38, Friday, Apr 18, 2008 ×
スミマセン。 修羅場から殺害までのところの登場人物に混乱してしまいました。 殺された時に会ってた女性は、不倫していた女性で良いんですよね? パッと見、別の女性で考えてしまいました。 これもそれぞれ仮名にしておいてもらえるとわかりやすかったかもしれません。
文章:0 内容:1
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名前: PM ¦ 19:29, Sunday, Apr 20, 2008 ×
うーん。噂話の域を出ていない。 すいませんがなんとも… |
名前: MM88 ¦ 14:07, Monday, Apr 21, 2008 ×
不倫事件がかなり生々しく、そういうこともあるだろうなあという説得力に満ちているのだが、後半の怪異部分が情報が少なくて酷くアヤフヤな感じを受ける。 怪しい声というのが、どんなものだったのかとかもう少し書き足せれば印象も違ったと思う。 個人的には、病室を間貸ししていたというその病院のアレな雰囲気が想像できて、ちょっと陰鬱な気分に浸れました。
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名前: じぇいむ ¦ 15:59, Wednesday, Apr 23, 2008 ×
文章・・・0 希少度・・・0
噂話の域を出ておらず、老人の自殺や怪しい声もこじつけとしか思えません。 「作品」と呼ぶには中身が希薄過ぎます。 噂は噂です。この状態では実話怪談投稿の場であるこちらに出すべきではないでしょう。
とはいえその反面、怪談話としては面白いと思ったのも事実です。 この話を文章にすると、どう頑張ってもこういう形にしかならないのかもしれません。そう考えると、短くよく纏まっているとも言えます。 そのためマイナスにはしませんでした。
更なる取材を続行し、この面白い怪談噂話を実話怪談作品へと昇華させてあげてもらいたいと思います。 |
名前: 鹿太郎 ¦ 03:59, Sunday, Apr 27, 2008 ×
病室で殺人という血みどろな事件のわりには怪異は大人しいですね。 「怪しげな声」というのは意味(色っぽいほう)をぼかしているわけではないですよね? |
名前: ひ ¦ 16:33, Monday, Apr 28, 2008 ×
起こったという怪異、声やナースコールなどは全て伝聞であり、本当に起こったか曖昧なところがあります。 不倫相手の殺害が起こったというのには不吉さを感じますが、その部屋の前での自殺も含め、ただ起こった出来事を書いただけという印象が拭えませんでした。 |
名前: こうたろう ¦ 22:39, Monday, Apr 28, 2008 ×
病院で痴情のもつれから刃傷沙汰というのは凄いですが、 >関係があるのかどうか分からないが、 と言われてしまうと、読み手としてもどう判断してよいのやら。
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名前: 久遠 平太郎 ¦ 20:52, Tuesday, Apr 29, 2008 ×
めった刺しというのは怖い。 ただ殆ど八重子さんが聞いた話で、やや説得力に欠けるでしょう。 しかしちゃんと本当にあったことでしょうから、そこは実話怪談と言えるでしょうね。 |
名前: 昼間寝子 ¦ 16:47, Wednesday, Apr 30, 2008 ×
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