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南野さんは介護施設で働いている。 入所している人たちの中には認知症の症状が出ていて、その症状からおかしな事を言う人もいるが、中には妄想等とは思えない様な事を言う人も多いという。
以前、南野さんの働く施設の一階個室に、重篤な状態が続いている入所者がいた。 そしてその入所者がいよいよ危ない、という状態になった頃、施設二階に入所している他の入所者が 「ゆうべは白い着物を着た人がたくさん階段を上り下りしてうるさかった」 と苦情を言った。 もちろん、夜に施設内でそんな事をする者はいない。 苦情が出た翌日の朝、危篤状態だった入所者は亡くなった。 すると苦情を言っていた二階の入所者に 「部屋の前をお葬式の行列が通った。誰が死んだんだ?」 とたずねられた。 もちろん施設の廊下を葬列が通るはずもない。 しかもその入所者はほとんど目が見えず、介助なしでは出歩く事も出来ない状態の人だった。
後になってびっくりする様な事はよくあるよ、と南野さんは言った。
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■講評
文章 2 読みやすい。 稀少度 1 時々目にするような。
よく聞く話では、重篤な状態の部屋仲間が他の病院(病室)でご臨終、その後部屋仲間が「○○さんが帰ってきた」と看護師に言う、看護師の前で喜ぶ、というパターンだが、盲目の入居者がそれを感じて…というのは初見です。 見えないはずの人が見た、というのはとても不思議。
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名前: くりちゃん ¦ 09:10, Tuesday, Mar 18, 2008 ×
妄想等とは思えないという説得としてはもう少し書き足してほしかった。 南野さんが直接見たわけではなく、認知症の症状が出た人のいうことをそのまま書いているので、不思議な話止まりで、怖くはなかった。 見えないはずの人が見た、というのはとても不思議なので、そこは評価できると思います。 |
名前: 黒ムク ¦ 09:47, Tuesday, Mar 18, 2008 ×
文章に問題なしと思う!たぶん! しかし・・・。あるんですね、そんな話。 認知症の方が、ふと何かの幻聴を聞いて、そのように思い込んだとも考えられるし、評価が難しい。 二点減点します。 |
名前: くすだまん ¦ 10:59, Tuesday, Mar 18, 2008 ×
うーん・・・判断が難しい話ですね。 「その入所者はほとんど目が見えず、介助なしでは出歩く事も出来ない状態の人」が、普段はどんな事を言ったりふるまったりする人なのかが書かれていないと何とも言えないような気がします。 このエピソードだけを切り取ると納得させられるのですが、今回の作品ではこの時以外の日常が分からないので、そのあたりが判断できません。
「後になってびっくりする様な事はよくあるよ、と南野さんは言った」と書かれているのを見ると、おそらくは普段予言めいた事をいう人ではないという気もするのですが、やはり今回の作品のみでは評価できないと言うことで・・・すみません。
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名前: chidori ¦ 12:14, Tuesday, Mar 18, 2008 ×
この手の怪異も有りかと思う。 認知症の方々が突拍子もない事を言うのはよくある事だが、これはまた違うような気がする。
一箇所引っ掛かりが大きい所があるが、これはまあ本当に個人的な事なので減点の対象にはしない。
希少性(1) 文章(0) |
名前: ねこや堂 ¦ 21:38, Tuesday, Mar 18, 2008 ×
精神疾患と霊視には紙一重の部分があると、以前耳にしたことがありますからそういう事例のひとつと考えれば、何ら不思議なお話ではないと思います。 僕が感じたものは、描写の限り、この介護施設が通常の老人ホームだろうという事で、見た人たちの条件がそれぞれバラバラに表現されているので(目撃者が認知症なのか、普通なのか、歩ける人なのか、見えない人なのか)こういう方がこういうものを見たという整理を付けた方がいいかなと感じました。 |
名前: みくりや かつと ¦ 21:52, Tuesday, Mar 18, 2008 ×
不思議な話、だとは思うが、怖くはない。 その不思議さも、「認知症患者の妄想」との差が微妙である。怪異だと判断できるだけの描写が、もう少しあればよかったのだが。 |
名前: ナルミ ¦ 00:10, Wednesday, Mar 19, 2008 ×
文:+1 怖:+1
そのようなところで葬式の行列など見たくないものです。 「よくあるよ」 に関するエピソードもぜひ聞いてみたい。 |
名前: 晴 ¦ 12:32, Thursday, Mar 20, 2008 ×
ネタ+2 他にも怪異のネタがいっぱいありそうで、すごく興味がわいてきます。 白装束集団に葬列、インパクトがありすぎです。 |
名前: ねこ ¦ 14:20, Thursday, Mar 20, 2008 ×
文章・・・1 希少度・・・0
文章はややそっけない印象を受けますが、解りやすいし、こんなものでしょう。
現象に関しては、これを怪異ととるかたまたまと取るか、悩むところです。ただこういう曖昧な話、私は好きですし、怪談と言っていいと思います。 ただ珍しいかと言われれば、そうでもないので点数は付けられませんでした。 |
名前: 鹿太郎 ¦ 18:14, Saturday, Mar 29, 2008 ×
冒頭の認知症の方に関する説明が良くない方向へ作用しているような; 苦情を言った方が認知症だとは明言されていないのですが、「妄想なのかな」とも思ってしまいます。 -1
あまりにもタイミングが良すぎるし(良くはないか;)、目が不自由な方は別の感覚が冴えていて…といった話はたまに聞くので興味深いお話であることは確かです。 苦情が出るほど賑やかなお迎え・お見送りも珍しいですね。 +2 |
名前: 眠 ¦ 23:35, Monday, Mar 31, 2008 ×
うう〜ん、どうでしょう? 確かに色々な事を加味すると「ボケてっから」で終わっちゃいそうだけど…ギリギリ。 不思議な話、で終わっちゃう。 |
名前: ちゅん ¦ 23:29, Tuesday, Apr 01, 2008 ×
不思議な話だとは思うのですが、認知症の方から聞いたと言われると、信憑性が薄れてしまいます。 ほとんど目も見えないというのも、妄想ではないかと思わせる逆効果になるような気がします。 この話を序章に最後に書かれたびっくりするような事を書いて頂きたかったです。
しかし、この作者様が南野さんから聞いた話をそのまま書いた事は好印象です。 きっと作者様も認知症の方から聞いた話と書けば、信憑性は薄れると分かっていたのだと思います。 それでもあえてそのまま書いた素直な気持ちに1点差し上げたいです。 |
名前: へみ ¦ 07:15, Wednesday, Apr 02, 2008 ×
| まあよくある話かな、と。それ以上でもそれ以下でもないのでこの点数で。 |
名前: 茶毛 ¦ 23:42, Thursday, Apr 03, 2008 ×
これはよくあるんですよ。 一種のカンだと思います。 認知症の患者さんといえど、普通にしゃべれるレベルではちょっとしたことから真相を感づきます。 これを怪異だとすると、病院とその系列の施設では怪異だらけになってしまいます。
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名前: じぇいむ ¦ 19:25, Friday, Apr 04, 2008 ×
読ませていただいた途端、幻覚、幻聴という言葉が頭をよぎりました。 これを怪異と取るかどうかは微妙ですね。怪異としては興味深いのですが。 |
名前: じゅりんだ ¦ 13:39, Sunday, Apr 06, 2008 ×
| 短いですがわかりやすい文章でした。その目の悪い入所者はもともと霊感があったのでしょうね。怪異はあっさりめですが、話者の口ぶりからこのような不思議はまだまだありそうですね。 |
名前: %uC282ひ ¦ 16:05, Tuesday, Apr 08, 2008 ×
なかなかに気味の悪い話ですが。 目の見えない人が"見た"というのは、それが幻覚や妄想でないとするのなら、頭の中に直接思い浮かんだ風景、という事になるのでしょうか。 |
名前: MM88 ¦ 22:57, Friday, Apr 11, 2008 ×
ちょっと入所者の方の話がホントかどうかの判断が難しいですね。 この方は、普段は妄想とかしない方なのでしょうか?
文章:0 内容:1
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名前: PM ¦ 20:31, Sunday, Apr 13, 2008 ×
シチュエーションは目新しい気がしましたが 怪異的には ありがちな感じがしてしまいました。 |
名前: SPダイスケ ¦ 23:37, Wednesday, Apr 16, 2008 ×
好み+1 シチュエーションとしてはかなりありがちですが、認知症の方って以外と察する事が多いので難しいですね。 ただ極度の弱視で、葬列を感じる件は面白いです。 |
名前: 有線 ¦ 15:39, Saturday, Apr 19, 2008 ×
入居者の逝去と符合する点においては、怪異と呼べるかもしれない。 ただ、証言者の障害をこれでもかと書き綴ったのは逆効果だったように思える。事象が全て証言者の頭の中で完結しているため、客観的に吟味する手立てが無い。知覚器官を介さない、所謂「霊視」と言ってしまえばそれまでなのだが……。 |
名前: 磯昆布 ¦ 02:26, Friday, Apr 25, 2008 ×
| 眼が見えなくなると他の感覚が鋭くなるらしいですからね。妄想ではないという根拠がもっと欲しかったかもしれないですね。 |
名前: こうたろう ¦ 20:57, Saturday, Apr 26, 2008 ×
似たような病院怪談を聞いた事があります。 介護施設もある意味、死を意識しやすい場所であるだけにこういった出来事はあってもおかしくないでしょうね。
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名前: 久遠 平太郎 ¦ 09:36, Sunday, Apr 27, 2008 ×
認知症ということでやはり疑われがちですが、全てが認知症のせいだとは言い切れない。 よくある話ではあるのだが、怪異であると思います。 |
名前: 昼間寝子 ¦ 20:13, Tuesday, Apr 29, 2008 ×
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