|
毎日午前中に更新中!
|
その日は残業で帰宅が遅くなったので、沖さんが翌朝のゴミ出しのためにまとめたゴミを玄関先に持って出たのは、すでに午前一時を回っていた。 沖さんの住む部屋はアパートの二階にあり、ドアを開けて出た玄関先からは、前を通る道路と歩道がよく見える。深夜であったので、左右一車線ずつある道路にはもう通る車もなかった。そして車道の向こうにある歩道にも人影は…と思いきや。 (…?) 玄関先のゴミ箱の蓋を開け様として、沖さんは歩道のあるところにふと目がいった。 新聞紙が…やって来る? 沖さんが眺めている右手側奥から、新聞紙を広げて、頭からかぶっている様な姿がこちらへとやって来ていた。 実際、沖さんは誰かが新聞紙をかぶって深夜の歩道を歩いているのだと思った。かなり奇妙ではあるが。 沖さんが見ている中、そのおかしな姿は、ひょこひょことこちらへやって来る。 かぶっているのが新聞紙ではなく藁で編んだ蓑の様なもので、中身が童子なら可愛い”雪ん子”といったところなのだが… やがて歩く新聞紙は街灯の明かりの下にやって来た。 その青白い明かりに照らし出されたのは。 新聞紙だけだった。 新聞紙をかぶって歩いている”中身”はなかったという。 山形に折れた新聞紙だけが、沖さんの見ている前を通りすぎ、やがて左手の暗闇にまぎれて見えなくなってしまった。
 |
■ Trackback Ping URL
外国のスパマーへのトラップです(本物は下のほうを使ってください)
http://www.chokowa.com/cho-1/2008/entry-blog/trackback.cgi20080310075838
■トラックバック
この記事へのトラックバックURL(こちらが本物):
http://www.chokowa.com/cho-1/2008/entry-blog/blog.cgi/20080310075838
» 【+3】かぶりもの [I'd like to tell you something about ...から] × と、透明人間?! 狐狸系に化かされた? これまた変なもの見ましたね。 >新聞紙を広げて、頭からかぶっている様な姿がこちらへと繧... ... 続きを読む
受信: 00:11, Tuesday, Mar 18, 2008
» [超−1]【−1】かぶりもの [幽鬼の源から] × 色々と情報が書き込まれているのであるが、肝心の“新聞紙のあやかし”に関する描写はほとんど何もない状態である。 “誰かが新聞紙をかぶって深夜の歩道を歩いている”と書かれているが、実際の背丈などが書かれていないために、地面からどのくらいの高さでひょこひょ .. ... 続きを読む
受信: 12:49, Wednesday, Mar 19, 2008
» 【+2】「かぶりもの」 [DJ痔牢『超-1 2008』感想ブログから] × ゴミは朝出しましょうと苦情を告げにきた霊に間違いない・・・なんて事はないか(^^ ... 続きを読む
受信: 15:57, Wednesday, Mar 19, 2008
» 【リライト】新聞紙 [せんべい猫のリライトblogから] × アパートに遅く帰宅した沖さんは、翌朝出す為のゴミ袋を玄関先に持って出た。 時刻は午前一時を回っていた。 玄関先に置かれたごみ箱�... ... 続きを読む
受信: 00:58, Tuesday, Apr 15, 2008
■講評
文章 1 簡潔である。 稀少度 1 初めて聞きました。
ひっそりと起こっている怪。迫ってくるわけでもなく、通り過ぎるだけという大人しい怪もあるんですね。 |
名前: くりちゃん ¦ 08:15, Monday, Mar 10, 2008 ×
細かいようですが、「新聞紙ではなく藁で編んだ蓑の様なもの」のあとに、「歩く新聞紙」は文章として矛盾を感じた。 新聞紙を広げて、頭からかぶっている下に身体がないことに、離れていたとしてもまったく気づかないものだろうか・・・そんな疑問が脳裏をよぎった。 細かいことばかりですが、いいお話だったので、つい・・・ |
名前: 黒ムク ¦ 09:14, Monday, Mar 10, 2008 ×
それだけよく見えていたのなら身長の目安くらいは書いていただきたかったです。 童くらいか大人なのか、分からないことはないと思います。 面白い事象だけに、非常にもったいないです。
また、 「実際、沖さんは誰かが新聞紙をかぶって深夜の歩道を歩いているのだと思った」 「沖さんが見ている中、そのおかしな姿は、ひょこひょことこちらへやって来る。」
最初に「歩いているのだと思った」くらいの新聞紙の動きに対して、「ひょこひょこ」は、急に動きが変わったような感じを受けました。 「かぶっているのが新聞紙ではなく藁で編んだ蓑の様なもので、中身が童子なら可愛い”雪ん子”といったところなのだが…」という語りが、想像力逞しい沖さんによるただの例えなのか、身長や仕草を含めて怪異を形容したものなのか、判別できかねます。 普通に様子を描けばこの事象は不気味な存在になっていた可能性もあるのに、作品全体のトーンに対して、書き手のおかしな主観による「可愛い”雪ん子”」を持ち込んだ事は、完全にこの怪異から浮いた存在になっています。 ここは主観を交えることなく、見たものの描写を素直に書いた方が良かったかと思いました。
文章−1:希少度1 |
名前: chidori ¦ 12:56, Monday, Mar 10, 2008 ×
雪んこを想像するくらいなんですから、背が低かったんですかね? 幼児くらいに低かったら、遠くからでは体がないのを判別できなかったというなら、ある程度は筋は通ります。 描写が不足しているようですので、一点減点します。 |
名前: くすだまん ¦ 13:11, Monday, Mar 10, 2008 ×
文:+1 怖:+2
妖怪の仕業なのでしょうか。 でも、何か良いもの見たって気がする。 |
名前: 晴 ¦ 18:57, Monday, Mar 10, 2008 ×
ネタは面白い。 読み辛いので適度に行間を空けて欲しい。
二階にある住居の玄関から下を見ていたと思われるし、車道を挟んだ向こう側の歩道での事なので、玄関から真向かいの位置に来るまで中身がないのがわからなかったのかと私は推察したが。
希少性(1) 文章(0) |
名前: ねこや堂 ¦ 23:00, Monday, Mar 10, 2008 ×
不条理系の怪談で、これもなかなか面白い。 イメージが固定されてしまうので、雪ん子云々の話は出さない方がよかったと思うが。 |
名前: ナルミ ¦ 00:49, Tuesday, Mar 11, 2008 ×
ネタ+2 文章-1 「雪ん子」という言葉で、ようやく新聞をどういう風にかぶっていたかがつかめましたが、その高さなど、もう少し描写があると良かったです。 |
名前: ねこ ¦ 17:33, Tuesday, Mar 11, 2008 ×
| 誰かが実は入っているのでは・・・?と最初は思わず疑ってしまいましたが、誰もいなかったという事で驚きました。ただ、お話から想像しにくかったのは確かです。不思議な光景だと思います。 |
名前: じゅりんだ ¦ 01:29, Thursday, Mar 13, 2008 ×
読んだら寿命が縮むアレ?(^_^;) 単純に怖いです。 希少度 1 文章 0 |
名前: じぇいむ ¦ 04:43, Thursday, Mar 13, 2008 ×
| 見える人が見れば新聞紙の下の異形の「もの」が見えたのかもしれませんね。状況の補強のために入れたと思うのですが、「雪ん子」の2行はよけいだと思います。 |
名前: ひ ¦ 20:54, Saturday, Mar 22, 2008 ×
不思議な話だと思います。 霊が新聞を被っていたのでしょうか。 相手が霊だとしても透明人間だとしても、何故新聞を被っていたのかというのが気になりますね。
|
名前: へみ ¦ 02:38, Sunday, Mar 23, 2008 ×
起きている事自体はシンプルで想像しやすそうなのに、詳しく知りたい部分が抜け落ちていてピンときませんでした。 見えない者が新聞紙を被っているのなら、歩く動きに合わせた「揺れ」があると思うのです。小刻みに上下するとか。 そういった記述がないので、新聞紙だけが浮いてスーッと移動しているような印象です。 -1
とはいえ、被って歩いているらしいということで、ここからはそれをふまえた感想を。 意図が読めないです。シャイなのか目立ちたがり屋なのかわからない。 見つけてほしくてあえて新聞紙を乗せていたんでしょうか。それにしてはあっさりスルーだし…。見られたくなくて頭を隠しているつもりなら意味がないw +2 |
名前: 眠 ¦ 23:05, Wednesday, Mar 26, 2008 ×
文章・・・0 希少度・・・0
歩いてきた怪異がどういう姿なのかが今ひとつ解りにくい。 人の頭のある位置に新聞紙が浮いていたってことなんでしょうか? ならどうしてそれが遠目に人だと思ったのか、街灯の下に来るまではどういう見え方をしていたのかをしっかり書いてもらいたかった。 肝心な部分が描写不足のため、0点とします。 |
名前: 鹿太郎 ¦ 00:01, Thursday, Mar 27, 2008 ×
物の怪の類? 体験者の困惑みたいなちょっとコミカルな雰囲気まで伝わる。 なるほど、これが文章力かー(笑)!! |
名前: ちゅん ¦ 12:36, Tuesday, Apr 01, 2008 ×
やはり大きさや新聞紙が ガサガサ音を立てたりしてたのか、 等、多くの描写が欲しかった。 |
名前: 茶毛 ¦ 14:04, Wednesday, Apr 02, 2008 ×
>誰かが新聞紙をかぶって深夜の歩道を歩いているのだと思った とあるところから、体験者は最初の段階で「人間が新聞紙をかぶっている」と思ったのだろうと推測できる。 それならば、街灯の下までやってきたとき、新聞紙は地面から1メートルほど浮いた状態で移動していたのではないだろうか。 もしそうなら、その記述は省くべきではなかったのではないだろうか。 |
名前: 磯昆布 ¦ 00:13, Tuesday, Apr 08, 2008 ×
霊、というより妖怪のたぐいでしょうか? ただ前を通り過ぎていったというのがなんとも。
|
名前: MM88 ¦ 19:00, Friday, Apr 11, 2008 ×
なんでしょうね、コレ…? 新聞紙が飛んでるんじゃなくて、ひょこひょこって事は、やっぱり透明人間的なものが歩いてるんですかね…?
文章:1 内容:1
|
名前: PM ¦ 21:46, Friday, Apr 11, 2008 ×
もう少し詳しい描写が必要に思いました。 説明不十分の感あり。 みなさん同様 「雪ん子」のくだりは不要かと思います。 |
名前: SPダイスケ ¦ 22:53, Sunday, Apr 13, 2008 ×
稀少性+1 好み+1 もう少し怪異に関する描写が欲しいです。 体験者の描写を最小限にして、怪異をもっと濃く書かれるとより良くなるかと。 ひょこひょこ、だけでは中々想像しずらいので。
|
名前: 有線 ¦ 14:58, Thursday, Apr 17, 2008 ×
見える人が見れば新聞紙の下に何がいたのか見えたのでしょうか。 それとも新聞紙自体が何かの妖怪? あまり聞いた事の無い現象で想像力が刺激されました。 |
名前: 久遠 平太郎 ¦ 23:52, Sunday, Apr 20, 2008 ×
街灯下で中身が見えるかと思いきや。 新聞紙のみが歩いていく光景に唖然としてしまう様子が見えるようでした。 読みやすいですが残念なところは、何故に「雪ん子」を入れてしまったのか、ですね。 |
名前: こうたろう ¦ 18:05, Thursday, Apr 24, 2008 ×
おお、珍しいですね。 なんかこういう珍しい体験、すごく羨ましいですね。 見てみたいなあ。 |
名前: 昼間寝子 ¦ 04:06, Tuesday, Apr 29, 2008 ×
■講評を書く
|
blogパーツ配布中
|