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優希はおばあちゃん子だった。 おばあちゃんは幼稚園が終わった後の優希を、毎日散歩に連れて行ってくれた。 優希にとってもその日課は、とても楽しい一時だった。
ある日、おばあちゃんは優希に言った。 「今日はあかん。」 その日に限って、どうしても一人で散歩に行くと言う。 優希は悲しかったが、普段の優しさからは想像もつかない真剣なおばあちゃんの表情に歯向かうことはできず、諦めるしかなかった。
おばあちゃんはその散歩中に亡くなった。 交通事故だった。
優希は言う。 「私を巻き込みたくなかったのは、もちろん嬉しい。だけど・・・それならその日は散歩に行かなければよかったのに。それだけは解からないの。」 おばあちゃんは何故一人で逝ってしまったのか。 死期を悟った人間にしか解からない、何かがあったのだろうか。
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■講評
怪異か偶然か・・・そこで少し考えてしまった。 「死期を悟った人間にしか解からない、何かがあった」のなら、きっとまだなにか他にあったのではないか。表情や口調、しぐさ・・・その辺を詳しく取材してほしかった。 あっさり書きすぎて気がする。 |
名前: 黒ムク ¦ 10:24, Thursday, Mar 06, 2008 ×
文:+1 怖:+1
悲しい。ひたすら悲しい。 守ってくれてありがとう、と同時に本当に 何故、どうして、といつまでも思ってしまいそうです。 本人にしか分からない事があるとはいえ、 あまりにも悲しすぎます。
厳密に言うと怪ではないのかもしれませんが、 優希さんがこれを怪(悪い意味ではなく)だと 思ったのなら怪なのです。 |
名前: 晴 ¦ 12:56, Thursday, Mar 06, 2008 ×
偶然のような気がします。 そうなると怪異は起きた事にならないので2点減点します。 怪異らしい、なんらかの表現がほしい。 |
名前: くすだまん ¦ 16:40, Thursday, Mar 06, 2008 ×
文章 1 簡潔に書けている。 稀少度 1 死の予感ですか。
悲しいお話でした。 そこまで察知できるのならば、せめて事故を回避するように出来なかったのでしょうか。運命には逆らえないというのがわかっていので、静かに死を受け入れたのでしょうか。
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名前: くりちゃん ¦ 19:02, Thursday, Mar 06, 2008 ×
悲しいです。 おばあちゃんには選択肢がなかったと言うことでしょうか。 パソが言うことを聞いてくれないのでコメント短めでごめんなさい。 でも好きな話です。 |
名前: ちゅん ¦ 20:31, Thursday, Mar 06, 2008 ×
不思議な話ですね。 悲しい出来事なのであまり書けないかもしれませんが、事故の状況は少しでも触れてあった方が、運命に逆らえなかったような出来事かどうかが分かるのではないかという気がしました。 最後の2行は作品の余韻を消してしまうので、なくてもいいように感じました。 優希さんの科白で終わって宙ぶらりんの感じを出した方が、読み手に想像の余地を与えられると思います。
話自体はこれくらいの長さと語りで丁度良かったです。
文章と希少度あわせて1
(追記) この話を怪異として受け取れるか否かについて個人的な意見で追記しておきます。 自分の身に起こるであろう危機を回避しただけで、おばあちゃんも優希さんも家にいて、いつもの散歩コースでその日事故が起こったとしたら、予感とはいえども怪異としてはとらえにくいと思います。 ただ、この話では、その日、言った通りにおばあちゃんがなくなっています。自身の身を犠牲にしてまでその日出て行った事が、やはり単なる偶然としては受け取れないと、そう感じました。 体験者の主観が入ることはあまり好ましくありませんが、最後の優希さんの言葉がなければ、おばあちゃんが出て行った事に対する不可解さを強調できなかったと考えます。 よって、書き方としてはかなり微妙な部分がありますが、文章の作りによってどうにか怪異として受け取れるのではと思いました。 |
名前: chidori ¦ 00:19, Friday, Mar 07, 2008 ×
優希さんはまだ幼稚園だったし両親も話したがらないかもしれないので難しいかもしれないが、やはり、事故の状況はもっと取材して詳しく書いてほしかった。 ひょっとして「おばあさんが自分から車道に飛び出した」というような、自殺に近い事故であれば、そのセリフも納得がいくし、怪異ではなくなってしまう。書かれた情報からは怪異かどうかの判断ができない。 |
名前: ナルミ ¦ 01:29, Friday, Mar 07, 2008 ×
良い話かどうかは別として、厳密に言うのなら怪異としては微妙。 エピソードが今一つ弱い。 おばあさんが出掛ける前に、身辺の整理をしていたとか、家の者に別れの挨拶めいた事を言っていたとか、怪異の裏付けが欲しいところ。 それがないと、孫が優しかったおばあさんの事を思い出しているだけの話になってしまう。 もう少し取材と書き込みが必要。
個人的には良いお話だと思いますよ。 でも、それとこれとは話が別。
希少性(0) 文章(0) |
名前: ねこや堂 ¦ 05:03, Friday, Mar 07, 2008 ×
| 少々あっけない展開である意味予想通りでした。おばあちゃんは事故に巻き込みたくなかったのか、それとも偶然なのか…。色々と考えると不気味ですね。 |
名前: じゅりんだ ¦ 17:53, Saturday, Mar 08, 2008 ×
これも削りすぎの感がある。 単純な予感を越えた何か重大な事情がありそうに思えるので、そのへんを取材して欲しかったと思う。
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名前: じぇいむ ¦ 23:27, Saturday, Mar 08, 2008 ×
| 真剣な顔で断るおばあさまには、いやな予感があったのでしょうね。でも、行かなければもっと悪いことが起こるかもしれない。せめて自分一人の時にと思ったのでしょうか。 |
名前: ひ ¦ 15:11, Sunday, Mar 09, 2008 ×
切ない思い出だと思います。 ただ、偶然という可能性がぬぐえないため、評価なしとさせていただきます。 |
名前: ねこ ¦ 01:40, Tuesday, Mar 11, 2008 ×
この話は、偶然起きた可能性ももちろんあると思います。 しかし、それが偶然だったのか必然だったのかは然程重要な事ではない気がします。 怪異という面では弱いと思いますが、心を打たれるいい話でした。
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名前: へみ ¦ 00:54, Friday, Mar 21, 2008 ×
まさか自殺?とイヤな考えもよぎってしまいますね…。 まったくもって優希さんの言う通りで、不吉な予感がしたのなら、おばあさんも散歩に行かなければよかったのに。 どうしてこんなことになってしまったのか、なんとも切ないお話でした。+4
死期を悟っていたのかなと思いつくための要素はそこかしこに存分にあるので、最後の一言が蛇足に見えてしまって少し冷めました; -1 |
名前: 眠 ¦ 00:50, Sunday, Mar 23, 2008 ×
文章・・・1 希少度・・・0
類話は多くありますが、この手の話には不思議な魅力を感じます。ということで1点追加。 短く纏められている文章も好印象です。 |
名前: 鹿太郎 ¦ 14:08, Tuesday, Mar 25, 2008 ×
そういうものだと思います。 私の祖母も身のまわりの整理をしだし 終わった次の日に 心臓麻痺で亡くなりました。 今となっては理由はわかりませんが 多分そういうものだと認識しています。 |
名前: 茶毛 ¦ 11:50, Wednesday, Apr 02, 2008 ×
自らの死を予見し、孫娘を巻き込みたくないという祖母の優しさは伝わってくる。 出かけたら死ぬかもしれないと思いつつ何故散歩に出かけたのだろう、と疑問を口にするのはやはり不粋なのだろうか。 |
名前: 磯昆布 ¦ 02:42, Sunday, Apr 06, 2008 ×
もし、この話がおばあちゃん視点から語られたら…何か怪異があったのかもしれませんね。 もちろん、既に叶わぬ願いではありますが…。
文章:1 内容:1
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名前: PM ¦ 20:30, Wednesday, Apr 09, 2008 ×
なにか 予感のようなものがあったのでしょうかね。 切ない話ですね・・・ |
名前: SPダイスケ ¦ 21:54, Friday, Apr 11, 2008 ×
確証はありませんが、体験者からすれば虫の知らせには思えるでしょう。 悲しい話ですね。
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名前: MM88 ¦ 22:32, Friday, Apr 11, 2008 ×
好み+1 簡潔にまとまっていて、すんなりと話が頭に入ってきました。 最後の一文がなければ、雰囲気がもっと出ていたかもしれませんね。 |
名前: 有線 ¦ 23:27, Wednesday, Apr 16, 2008 ×
不慮の死を迎えた人の中で、自分の死を予知していたかのような行動を取るというのはよく聞きます。でもこの種の話には、運命の不思議さや死を迎える人の個性、人柄のようなものが滲み出ていて妙に惹かれますね。この話のおばあちゃんも大好きな孫を事故に巻き込みたくなかったんでしょうね。
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名前: 久遠 平太郎 ¦ 23:31, Saturday, Apr 19, 2008 ×
自分が死ぬのが分かっていたのではないか、という話はよくありますね。 でも、この話はただそれだけでは終わらない、物悲しい印象を受けるので、一点プラスします。 |
名前: こうたろう ¦ 21:37, Wednesday, Apr 23, 2008 ×
自らの死を悟っていたのでしょうか。 もしかしたらいろいろ考えた末、運命を受け入れたのかも知れませんね。 |
名前: 昼間寝子 ¦ 00:40, Monday, Apr 28, 2008 ×
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