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百鬼朝行
「なんか怖い話ない?」と初めていくスナックのママに尋ねると「ああ、そういうの強いお客さんいるんだけど今日は…あ、来た」
 店に入ってきたのは恰幅のいい二十代前半の青年。人懐っこい笑顔でママに会釈する。
「矢部くん、こういう話すると来るんだからぁ」
 ママは戸惑いの眼差しを彼に向け苦笑いした。




…………

この作品は超-1/2008作品集【恐怖箱 超-1怪コレクション 彼岸花】に収録されました。
続きは【恐怖箱 彼岸花】でご覧下さい。

【恐怖箱 超-1怪コレクション 彼岸花】加藤一 編

https://www.amazon.co.jp/dp/4812436036




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■講評

 文章に問題なし。
 黒焦げの子供って・・・。そんなの見たら閉じ篭りになります。
 見えている人は肝が太い。

名前: くすだまん ¦ 09:58, Tuesday, Mar 04, 2008 ×


ちょっと詰め込みすぎかと。
広く浅い印象。
それぞれの怪異はいいだけにもったいないです。

名前: 黒ムク ¦ 10:36, Tuesday, Mar 04, 2008 ×


文章 2
なかなか読ませる。
稀少度 2
そういう人もいるんですね。

とても興味深く読んだのですが、挿話の一つ一つでも短い話が書けそうなくらいで、ならば端折らずに、その1、その2、と別仕立てにした作品でもよかったのではないか、と思いました。
次回作をお待ちしております。

名前: くりちゃん ¦ 13:16, Tuesday, Mar 04, 2008 ×


文:+1 怖:+2

一つ一つを取ってみても結構すごい体験をしていると思うのですが、
本人が慣れてしまっているのか淡々とした進み具合が
こちらに怖がる隙を与えてくれない感じです。

名前: 晴 ¦ 14:07, Tuesday, Mar 04, 2008 ×


色々な経験をされていて凄いなと思うのですが、欲を言えば一つ一つの怪異をもっとじっくり吟味したかった。報告書というかレポートを読んでいるような気に少しなりました。でもこれだけいっぺんに起こるのは凄い事だと思います。

名前: じゅりんだ ¦ 14:15, Tuesday, Mar 04, 2008 ×


場面ごとに展開した文章の切り方がうまく、題名も内容に合っていて良いと思いました。
陰湿でない淡々とした書き方が、矢部くんのキャラクターとあっていると感じました。

ただ、よく書かれているだけに惜しいところが幾つかあります。
コントの始まりのような導入部は、作品の全体の印象が崩れるので、後に続く話と馴染むように簡潔にしたほうがいいと思いました。

また、「バイトを始めてすぐの頃は彼の乗る自転車ばかり、原因不明で頻繁にパンクしていた」も、その自転車が真新しい物だったかの記述がないため、怪異の助長としては曖昧さが残る感じがします。

そして、
「いつもすれ違う灰色のスーツを着た初老の男性は、いくら素早く振り返っても、もうそこにはいない」
ここでスピードを緩めて、消える瞬間を見届けてほしかったです。前後の文章でこれが怪異だという暗示はしていますが、男性が出てきた場所の詳細な状況が分からないので、文章で逃げ切られた気がします。

またテレビの壊れ具合も詳しく書かれていないのは、文章のリズムに合わせての事と思いますが、やはり少しでも触れてほしかったです。

リズムでたたみかけて怪異を列挙するのは面白いと思いますが、その勢いに紛れて怪異かどうかが分かりにくい事象も少しあるため、それらを確実に証拠として描ければ、まだいい作品になったと思います。

文章1:希少度1

名前: chidori ¦ 14:22, Tuesday, Mar 04, 2008 ×


贅沢な一編。
こういう話を書きたくても、そんなにテンポよく怪異に遭遇する事例はないと思っていました。


名前: じぇいむ ¦ 19:09, Tuesday, Mar 04, 2008 ×


チリも積もれば何とやら、
小ネタも積もれば下手な怪談より面白い。
見える人の平凡な日常がテンポよく語られています。

名前: 撃墜王の孤独 ¦ 21:23, Tuesday, Mar 04, 2008 ×


「見える人」の日常ってこんな感じなのかと、ひたすら感心。
家族もそれを普通の事として捉えているのが面白い。

希少性(2) 文章(1)

名前: ねこや堂 ¦ 22:48, Tuesday, Mar 04, 2008 ×


これでもかというくらいの怪異の連続で、怖いというより笑ってしまった。

名前: ナルミ ¦ 00:34, Wednesday, Mar 05, 2008 ×


それどこのウォークスルータイプのお化け屋敷ですか? と訊きたくなるほどのバラエティに富んだ幽霊分布密集地帯ですね。お母様が祓えるタイプでよかったです。文章も読みやすかったです。

名前: ひ ¦ 15:31, Wednesday, Mar 05, 2008 ×


いやん。の一言。
見えなくなって良かったね。
おもしろかったです。

名前: ちゅん ¦ 13:38, Saturday, Mar 08, 2008 ×


何ですかこの激盛り状態。題名に偽りなしです。
百鬼夜行は丑三つに始まり明け方に消えるといいます。新聞配達の時間って、ちょうどその時間帯なんですよね。
それにしても、必死でバイトして買ったテレビまで破壊されるなんて、気の毒としかいいようがない。
今は無事何もなく・・・と思ったけど、そういう話をするとふらりと現れる矢部君、まだまだ何かありそうです。

名前: ねこ ¦ 00:05, Tuesday, Mar 11, 2008 ×


吸いません、ネタ+3、文章+1です。

名前: ねこ ¦ 00:06, Tuesday, Mar 11, 2008 ×


>ある日部屋に戻るとなぜかブラウン管が割れていた
あれやこれやを我慢して手に入れたのに、不憫すぎる…。 +1

さりげなく登場するお母様も只者ではなさそう。家系なんでしょうか。それを前面に出していないところに好感が持てました。 +1

これでもかと豪華に列挙されていますね。 +1
面白いような物足りないような。
とても読みやすかったので、ひとつひとつが長くなっても気にならなかったかもしれません。テンポよくまとまっているので難しいところですが。

名前: 眠 ¦ 01:04, Friday, Mar 14, 2008 ×


次々に遭遇する霊にもめげずに矢部君は配達を頑張ったのですね。お疲れ様です。
一番強烈な、テレビのブラウン管が割られているという現象で締めくくったのもうまいと思います。
視える人にとってはその能力が失われてしまうのは嬉しいことなのかな。

名前: へみ ¦ 19:22, Sunday, Mar 16, 2008 ×


文章・・・0
希少度・・・0

箇条書き風の体裁を取り、小ネタを寄せ集めて一つの作品にしているというのはなかなか考えられていると思います。
しかし、一つ一つの出来事は弱く、ちょっと詳しい箇条書き程度の印象しか持てませんでした。
それぞれの出来事についてはある程度、理解出来るのですが、そういう体験をした本人がどう思ったのか、どう感じたのかが全く伝わってきません。
これでは報告書に毛が生えた程度の文章としか言えず、とても物足りなく感じます。
焦げた子供などは光景としてインパクトがあるだけに、小ネタでもそれ単体で文章化した方が良かったかとも思え、そこも残念です。
ただし良く纏まってはいますし、読みやすいのは確かなのでマイナスは付けません。

名前: 鹿太郎 ¦ 01:30, Friday, Mar 21, 2008 ×


わぁ、まるで小ネタの宝石箱やぁ〜。
個人的には一つのネタを膨らませた方が
面白くなったと思う。

名前: 茶毛 ¦ 00:44, Wednesday, Apr 02, 2008 ×


エピソードの数を絞って膨らませるとなお良かったのでは、と思う。
個人的には、球状の女性と黒焦げの子供がツボだった。それだけに、さっと通り過ぎてしまっているのが残念でならない。体験者が、深みに踏み入らないように注意していたのだろうが。

名前: 磯昆布 ¦ 23:39, Thursday, Apr 03, 2008 ×


朝からまたすごいですね。
ホント、テレビのためとはいえ、よく続けられましたね…。

さくさくすらすらと読めました。
読んでて楽しかったです。

文章:2 内容:2

名前: PM ¦ 21:01, Tuesday, Apr 08, 2008 ×


もう少し題材を絞って深く書いた方が面白いのかもしれませんね。
凝縮し過ぎている気がしました。 

名前: SPダイスケ ¦ 22:51, Thursday, Apr 10, 2008 ×


恐怖+1 好み+1
淡々と怪異を書き連ねていくのが、ここではとても効果的に感じました。
慣れは、やはり恐怖も押さえ込むのですかね。

名前: 有線 ¦ 03:56, Friday, Apr 11, 2008 ×


いくつかの話がまとめて書かれているが、よくわかる様に書かれている面白い話だと思う。
それだけの怪異があったのはその土地に何かあるのか、時間帯によるのか、作中にもある様に体験者がよく"見える"時期だったからか。そのあたりも興味深い。

名前: MM88 ¦ 19:20, Tuesday, Apr 15, 2008 ×


新聞配達員が早朝に遭遇する怪異に絡めて百鬼朝行とはタイトルが巧いですね。一つ一つは小粒な話ながら最後にゾッとする話を持ってきた構成もgood。ただ、ラストは>ブラウン管が割れていたという。で止めておけば不気味な余韻が出たように思います。

名前: 久遠 平太郎 ¦ 20:30, Saturday, Apr 19, 2008 ×


 たくさんの怪異が詰め込まれていて、ごちゃごちゃしているかと思いきや、さらさらっと読めてしまいました。
 こういった書き方もありなのかな、と思わせてくれる作品でした。

名前: こうたろう ¦ 20:41, Wednesday, Apr 23, 2008 ×


以前に箇条書き怪談がありましたが、それよりもずっと完成されていますね。
怪異もひとつひとつ、それぞれ面白かったです。
時系列で順を追って書いているのも良いですね。
ひとつひとつ怪談化したほうが良いという人もいるようですが、少し小粒の怪異であり同じ人の体験談ですから、この様にまとめて書くというのは良い手だと思います。矢部君の体験談をあますところなく知ることができる。
怪談好きとしては、お得感があって大変嬉しい話です。
今までと異なる表現方法の良い例としても、ぜひ怪コレに掲載して欲しい怪談ですね。
絶賛して推します!


名前: 昼間寝子 ¦ 16:59, Sunday, Apr 27, 2008 ×



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