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二つの名前
 稀に二つ名前がある人がいます。
 名前が難しい漢字や一般的でない読み方が特殊な場合、または前科があるなどして名刺に別の名前を使うなど理由は様々。
 私の父親にも二つ名前があり、戸籍にある本当の名前と渾名として幼い頃に占い師に付けてもらった名前。
 本来の名は、当時の帝国大学(東大)を卒業したにもかかわらず、事故で命を落とした祖父の弟と同じ名前。つまり父にとって叔父さんに当たる人の名前をもらったのでした。
 なんでも祖母が事故で大騒ぎしていた真っ最中に産気づき誕生したのが父だといいます。それを知った曾祖父は期待が大きかった息子の代わりに誕生したと思い、「立派に育ち、我が子が進めなかった人生を孫が完成させてやって欲しい」と願いを込めて命名したのですが、どういう訳か五才まで父は体が弱く、口の悪い近所の人は「この子は仏顔をしている」と噂したほどでした。
 医師にしてみれば何処も悪くないのですから下手に薬を与える訳にはいかなかったのでしょう。病院へ行っても「静養が一番、栄養のあるものを食べさせて」としか言われません。
 さすがに心配した祖父は、姓名判断をしてもらおうと有名な占い師に見せたところ、父を見るなり子供に悲惨な最期を遂げた叔父の名前を継がせた事を叱り、その運命が子に影響しているからと、その場で新しい名前を付けてくれたそうです。
 その帰り、祖父の心境は複雑でした。悪縁から解放されると太鼓判を押されたものの、何か馬鹿げた事のように思えたからです。
 ですが杞憂でした。その言葉どおりに父は元気になり、気がつけばガキ大将になっていました。
 そうしてみると、名前が人生に影響があるというのも、あながち嘘ではないかもしれません。 
 
 


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名前を変えると運気が変わるという話は聞いたことがあるが、これを怪談とするにはやや次元が違うという気がする。 さらにこの作品に書かれた情報だけでは、改名することによって健康体になったかどうかの判断が不可能である。 5歳頃まで病弱だった子供が10歳ぐらい .. ... 続きを読む

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■講評

怖い話かどうか迷ったので点数がつけられません。
個人的に興味はあるのですが、これといって不可解さも感じられませんし、そういう話もある程度の印象なので。

名前: 黒ムク ¦ 10:42, Tuesday, Feb 26, 2008 ×


う〜ん、僕もこの話を怪談とは思えませんでした。
姓名判断のチラシに宣伝されている
名前を変えて運が向上しましたという
体験談としか思えないのです。

名前: 撃墜王の孤独 ¦ 11:15, Tuesday, Feb 26, 2008 ×


どう言っていいかわかりません。姓名判断のセールストークのようで。

名前: ひ ¦ 11:20, Tuesday, Feb 26, 2008 ×


文:0 怖:+1

名前によって人生に影響がある、というのは
よく聞くことながら、こうあからさまに目の前に
見せられると面白い。
ところで杞憂の使い方、ちょっと違いませんか?

名前: 晴 ¦ 12:38, Tuesday, Feb 26, 2008 ×


私もこれは、姓名判断のチラシの抜粋のように感じてしまいました。
全てが説明に終始していて、この語り口と最後の
「そうしてみると、名前が人生に影響があるというのも、あながち嘘ではないかもしれません。」
が、この作品においてはもはや広告文句と化しています。

見せ所に描写をもってくればましになるかもしれませんが、名前で人生変わった話自体がありふれているため、その後の人生に驚くような出来事でもなければ話として成立させるのは難しいと思います。

また、読者にとっては作品の感じ方もそれぞれですから、末尾で作者の見解をきっちり入れなくてもいいように思います。

点数はつけません。

名前: chidori ¦ 14:17, Tuesday, Feb 26, 2008 ×


文章 1
文章自体は読みやすく書かれている。
稀少度 0
難しいところです。

本作はどちらかというと、怖い話というよりも「名付けにまつわる不思議な話」というくくりに入ってしまうような気がします。怖くはないのです。
あえて怖く書かずに客観的に記したのではないかとも思いましたが、やはり占い本の序文のような感じがします。
ごめんなさいね。

名前: くりちゃん ¦ 14:33, Tuesday, Feb 26, 2008 ×


名前による影響の恐ろしさを語りたかったのだと思いますが、情報を省かれてもっとシンプルにされた方が怪異が引き立ったかなあ…。
たとえば、「帝国大学(東大)を卒業したにもかかわらず、事故で命を落とした祖父」
東大を出たからといって事故で命を落とさないとはかぎらない。
と思われていまうので、省かれたほうがよかったかもしれません。
でも名前に関する怪談は追求していくと面白い素材であるとは思えます。

名前: じゅりんだ ¦ 15:37, Tuesday, Feb 26, 2008 ×


なんとなくレトロな雰囲気が漂うお話。
おちついた文章に好感をもちました。
亡くなった方の運命が影響してくるなんて怖いです。

そういえば昔、子供に悪魔ちゃんと名付けた親の報道が
ありワイドショーを賑わせていたなぁ。
やっぱり名前は大切ですね。

『名前が人生に影響があるというのも、あながち嘘ではないかもしれません。』大好きな漫画の主人公から付けた我が息子の人生は…?

名前: 桜子 ¦ 21:20, Tuesday, Feb 26, 2008 ×


これが「怪異」とは思えないし、怖くもない。他の人も書いているように、姓名判断のセールストークのように思えてしまう。

名前: ナルミ ¦ 01:44, Wednesday, Feb 27, 2008 ×


内容としては興味がありますが、怪談ではないと思います。

名前: 新田 猫 ¦ 19:35, Wednesday, Feb 27, 2008 ×


面白かったです。
名前って大事なものなんですね。
親に付けてもらった名前に有り難味を改めて感じました。
霊はまったく出てこないし、怪奇現象も起きていないかもですが、「超」怖い話にこういうのもありだと思います。

名前: へみ ¦ 09:02, Thursday, Feb 28, 2008 ×


改名と元気になったことの関連性が弱いと思います。

名前: じぇいむ ¦ 19:59, Thursday, Feb 28, 2008 ×


私の従姉妹も名前を2つ持っている。
2つ目の名はお坊様に付けて貰ったと聞いている。
それにまつわる話も色々聞いてはいるが、それを踏まえても、これを怪談とするのは無理があるように思う。

希少性・文章(0)

名前: ねこや堂 ¦ 22:17, Thursday, Feb 28, 2008 ×


文章・・・-1
希少度・・・0

前半の、父、叔父、祖父、曾祖父らが入り乱れるところが解りづらく、何度か読み返しました。
名前を変えると人生そのものが変わるという話は聞きますね。
このお話もその一例でしょう。
ただし、小さいころのお父さんは、どのように体が弱かったのか、しょっちゅう風邪を引く程度だったのか、月に一度は倒れて1週間ほど寝たきりになっていたのか、そういった細かい部分をもう少し詳細に書いていれば、名前を変えた後の劇的変化がより一層強く印象付いたかもしれません。

名前: 鹿太郎 ¦ 02:38, Sunday, Mar 02, 2008 ×


完全な改名ではなく、通名で済ませたところに引っかかりを感じます。
お父様の体調不良が因果によるものなら、通名ではやり過ごせないように思えます。
具体的な怪異もないため、採点を控えさせていただきます。

名前: ねこ ¦ 20:38, Monday, Mar 10, 2008 ×


※書き直しましたが配点は変わらずです。

お父様が元気になったのが本当に改名のおかげなのか判断しかねます。
激変したと思える記述もないのでなんとも。

父、祖父の弟、叔父さんに当たる人、祖父、曽祖父、息子、孫。
言い回しが多すぎて、途中で誰が何だかわからなくなり再読しましたorz -1

名前: 眠 ¦ 01:48, Tuesday, Mar 11, 2008 ×


私の父親は二つ名前があり、戸籍・・・。の部分。
 私の父親は二つ名前があります。
 とした方が文の流れがいいなど、文が途中で切れるような印象があります。もう少し文章を整理して欲しかった。
 一点減点します。
 それと叔父さんが、どんな事故で亡くなったか調べておかなければ、運命に引っ張られたという印象が薄くなってしまいます。
 一点減点します。

名前: くすだまん ¦ 18:17, Monday, Mar 17, 2008 ×


似た話は聞いたことがあるし、怪談として対象となるか疑問に思う。

名前: 茶毛 ¦ 13:48, Tuesday, Apr 01, 2008 ×


アイヌの人々は幼い頃にはわざと汚い名をつけ
魔が寄り付かないようにしていたといいます

中には決して本名を晒さない文化をもった民族もいますし
”名前”っていうのは実はかなり霊的なものなのかもしれませんね

ともあれ、興味深い話でした

2点(ネタ1 興味深さ1)

名前: NOV ¦ 08:34, Wednesday, Apr 02, 2008 ×


他の講評同様 怪異というくくりに入れる事が適当かどうか判断しかねます。

名前: SPダイスケ ¦ 22:40, Friday, Apr 04, 2008 ×


名前で運命が…ってのはよくありますね。
言霊…でしたっけ?
本当の名前がどうのこうのっていう…。
そういう話だと思っていたのですが、特になにか怪異が起こった風でもなく、ちょっと肩透かし食らった気分です。

文章:1 内容:-1

名前: PM ¦ 20:45, Sunday, Apr 06, 2008 ×


確かに怪談てはありますが、どちらかといえば占いの範疇のような気がして判断に困りました。
名前を変えて運勢を良くする、とか結構聞いた事があるので少しインパクトにかけますね。

名前: 有線 ¦ 00:16, Friday, Apr 11, 2008 ×


怪談というよりは奇談かな。早世した人の名前を付けたため影響を受けたというのはありえる話にも思えますが、この話の場合、決定的な出来事がない(改名したらみるみる病気が治ったとか、叔父さんの霊が出たとか)ため、第三者から見て何とも言えないです。

名前: 久遠 平太郎 ¦ 20:46, Monday, Apr 14, 2008 ×


当事者たちにとっては大事な話でしょうが、第三者にはただのゲンかつぎでしかありません。

名前: MM88 ¦ 20:30, Tuesday, Apr 15, 2008 ×


怪異:0.5
言霊って奴ですね。
ほら、霊によっては南無妙法蓮華経と唱えるだけでいなくなるじゃないですか。アレは立派な言霊ですもんね。
文章:0.5
丁寧な言葉遣いでしっかりした文章だと思います。
ちょっと気になったのは占い師が父親の名前を事前に知っていたのかどうか。
背後関係を知らずにそう叱ったなら、それだけで十分にオカルトです。

名前: brother ¦ 13:47, Wednesday, Apr 16, 2008 ×


 文章は読みやすく分かりやすいですが、怖くは無い。ですからこれで。

名前: こうたろう ¦ 21:26, Monday, Apr 21, 2008 ×


あまり厳しいことは書かない主義なのですが、これは怪談なのかどうか。
占い師が何も聞かずに生い立ちを当てたのはすごいかも知れませんが。
話自体もあまり面白く感じませんでした。

名前: 昼間寝子 ¦ 00:38, Sunday, Apr 27, 2008 ×


難しい。
まったく霊的な要素はないとは思いませんが、実は怪談を集めると幾つか耳に入ってくるお話でもあるのです。それだけでは根拠が弱すぎると思えて、自分はあえて採用していないからです。
実際に自分自身が三度も姓が変わっています。そのうち、一番初めの姓名は「大凶相」だったそうで、姓が変わるうちに運が開けたなと言う実感も持ってはいますが…。
具体的な怪異の呈示がないという事で、評点は申し訳ありませんが。

名前: みくりや かつと ¦ 15:18, Tuesday, Apr 29, 2008 ×


これは怪談じゃないと思います。

名前: tanaka ¦ 03:18, Wednesday, Apr 30, 2008 ×



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