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口移し
「何か不思議な体験をされたことはありますか?」
たまたま乗ったタクシーで、私は運転手さんに尋ねてみた。
すると運転手さんは、金縛りのお話を一つ教えてくださったあと、突然思い出したように、
「ああ、後もう一つだけ不思議な話があります。“口移し”と言うのを目の前で見ましたよ」





…………

この作品は超-1/2008作品集【恐怖箱 超-1怪コレクション 彼岸花】に収録されました。
続きは【恐怖箱 彼岸花】でご覧下さい。

【恐怖箱 超-1怪コレクション 彼岸花】加藤一 編

https://www.amazon.co.jp/dp/4812436036




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■講評

文:+2 怖:+2

読み応えのある文章と、儀式の描写が相まって鳥肌たちました。
こういう儀式って現在にも息づいているのでしょうかね。

もう、何と言うか言葉がありません。

名前: 晴 ¦ 12:27, Friday, Feb 22, 2008 ×


文章 1
適当に行間を空けて下さると読みやすくなると思う。
稀少度 2
初めて読みました。

四国というと、いざなぎ流とかお遍路さん、八十八カ所等いろいろ宗教的にも盛りだくさんな印象がありますが、とても興味深く読みました。
運転手さんの「目の前で見ましたからね…」という台詞が、効いている。

名前: くりちゃん ¦ 12:29, Friday, Feb 22, 2008 ×


とても興味深く、いいお話です。
文章が追いついていない印象でもったいない。
少し行間で工夫したり、まとめられるところはまとめる、といった作業が必要かと。
過剰な表現はよくないですが、聞いた話をそのまま書いても、なかなか読者には伝わりずらい点もあると思いますし。

名前: 黒ムク ¦ 12:56, Friday, Feb 22, 2008 ×


古い日本の呪術系の実話は大好きです。気休めの範疇を出ないおまじない程度のものかと思いきや、目の前でみるみる治っていくなんて、かなりスペクタクルです。
現在と過去の段落間を空けてくださると読みやすいかと。

名前: ひ ¦ 15:02, Friday, Feb 22, 2008 ×


 皮膚病の描写を普通ならグロく表現するところを、あっさり読みやすく描いています。
 内容も怖いというより、不思議な話として客観的にとらえており好感がもてました。

名前: くすだまん ¦ 15:17, Friday, Feb 22, 2008 ×


話としては良かったです。
良かっただけに「すると、忠義君の皮膚病のあの酷い症状がみるみる退いていくのがわかったのだった。それは信じられない不思議な光景だった。」が、どんな風に一気に治癒したのかの描写を読みたかったです。
信じられない光景だからこそ、ここは文字を費やして書くべき価値があると思います。

文章−1:希少度+1

名前: chidori ¦ 17:03, Friday, Feb 22, 2008 ×


これは非常に稀少な体験で、面白かった。文章も読みやすい。

名前: ナルミ ¦ 23:26, Friday, Feb 22, 2008 ×


凄い話ですね。
凄さのポイントは拝み屋のおばさんに絞られます。
おばさんのやってのけていることは、ちょっとした超能力どころで済まされるものではありません。
聞いた話なのでどうすることもできないかもしれませんが、できれば祈祷の様子やおばさんのさらに詳しい描写が欲しかったです。

名前: へみ ¦ 06:07, Saturday, Feb 23, 2008 ×


ネタ+4
個人に無病息災を祈る伝承はありますが、まさにその場で全快させる秘伝というのは初耳で、とても面白く読ませていただきました。
気になったのは、忠義君の家族と運転手さんの家族との関係性です。
葬儀の席に拝み屋を呼んでも怒られないのですから、恐らく普段から家族ぐるみで接していたか、遠縁などの関係性があったのかと思われます。
また、金縛りの話がちょっと気になります。その話がありふれた話だったのでしたら、そこに触れずに本編をはじめても良かったかもしれません。
逆にその話も面白いようでしたら、連投をお待ちしています。

名前: ねこ ¦ 16:47, Saturday, Feb 23, 2008 ×


「すると、忠義君の皮膚病のあの酷い症状がみるみる退いていくのがわかったのだった。
それは信じられない不思議な光景だった。」
退いていくのがわかった、だと運転手さんの主観なので、例えば「肉が盛り上がった」とか具体的に書かないとせっかくの奇跡が伝わらないだけでなく、そのように見えただけではないのかといった疑いを読者にもたせてしまいます。
「それから祈祷が終わった後も、忠義君の皮膚病はどんどん良くなり、すっかり綺麗に治ってしまった。」
これもどのくらいの時間なのかを書かないと、皮膚病は三四日で劇的に治る場合があるのでそう思われる恐れがあります。
話そのものの希少性は高いですが、上記理由で
希少度 3 文章 −1

名前: じぇいむ ¦ 15:58, Sunday, Feb 24, 2008 ×


凄く神秘的で素敵なお話です。中で起こった奇跡に感動しました。
四国って不思議な所なんだなあと改めて興味を持ちました。

名前: じゅりんだ ¦ 23:46, Sunday, Feb 24, 2008 ×


四国って凄いネタの宝庫なんだと今更ながらに感心。
貴重な話を拝見出来たと思う。
四国のどの地方で行われてる儀式なのか、個人的に興味が湧いた。
ただ、適度に改行を入れて頂けるともう少し読み易いのだが。

希少性(2) 文章(-1)

名前: ねこや堂 ¦ 18:06, Monday, Feb 25, 2008 ×


ごく自然な切り出しから始まる地方の土着的な儀式の不可思議を無理なく描いていると思います。
というよりは、このようなタイミングでこのようなお話を得られた作者様のネタ引きの強さに感服いたしました。
ちなみに亡くなった方は、生きている方の苦しみをあの世に持って行く行為そのものが「功徳」となるそうです。
大変良いものを読ませていただきました。有難うございます。

名前: みくりや かつと ¦ 23:28, Monday, Feb 25, 2008 ×


恐怖+1 稀少度+1
少し描写不足の感が。勿体ないです。
ネタ自体は良いものだと思いますが、肝心な怪異の描写が薄いので印象が薄れている感じがしました。

名前: 有線 ¦ 02:25, Tuesday, Feb 26, 2008 ×


文章・・・1
希少度・・・4+

ネタの勝利!!
こんな話は初めて聞きました。
四国ですか。今はどうか知りませんが、あちらはそういうのが盛んだったそうですからね。
実に貴重なお話です。

飾らず客観的に書かれた文章も好印象です。
全体として5点とか6点とか付けたいところですが、最高で4点しか持ち合わせておりません。すいません。

名前: 鹿太郎 ¦ 03:36, Tuesday, Feb 26, 2008 ×


これは見てみたい!

名前: 与粋鴎歌 ¦ 14:53, Wednesday, Feb 27, 2008 ×


文章1
内容2

不思議ですね。こういう儀式って興味があります。小話としても最高でした。

名前: 新田 猫 ¦ 15:04, Thursday, Feb 28, 2008 ×


>原因不明の皮膚病
>頭の骨が凹む奇病
もう、ここまでで「何が起きるんだろう」と怖かった… +1
で、半紙で撫で回すと完治!?驚いた!の一言です。+3

膿み爛れた皮膚は想像に難くない。でも治っていくさまはどうにも想像できず。どのように症状が退いていったのか詳しく聞いてもらいたかったです。-1

名前: 眠 ¦ 23:55, Wednesday, Mar 05, 2008 ×


人形や“ヒトガタ”と呼ばれる呪術的なものに病気や呪いを移すというのはよく聞きますが、死体に移すというのは初めて聞きました。四国独特の儀式なのでしょうか? 非常に興味深く読ませていただきました。

名前: 久遠 平太郎 ¦ 22:05, Sunday, Mar 23, 2008 ×


口移しという儀式は初めて聞きました。
こんな事があるんですねぇ・・

名前: SPダイスケ ¦ 11:14, Monday, Mar 24, 2008 ×


四国だけじゃなく、山間部地方などではこういう民間治療の伝承が未だに続いています。
死者に病気を持っていってもらう、というのは結構ある話なんですよ。

名前: 茶毛 ¦ 01:33, Tuesday, Apr 01, 2008 ×


これはすごいですね。
実際に見てみたいところです。

ただ、ちょっと文章が詰まりすぎてて、読みにくい印象を受けました。
場面場面で行間を空けてもらえると良かったのですが…。

文章:1 内容:2

名前: PM ¦ 22:00, Friday, Apr 04, 2008 ×


身近な死者が病を"持っていって"くれた、という話は時々聞くが。
目の前でぐんぐんと治っていった、というのは初めてである。凄い。


名前: MM88 ¦ 23:09, Friday, Apr 11, 2008 ×


怪異:3
四国にはまだマジもんのシャーマンがいると何かの本で読んだ記憶がありますが、こりゃすごい。
目に見えて癒えるっていくらなんでも奇跡すぎるし。
「実際は1年くらいかけて治った」と言われてもやっぱり奇跡に近い気がするので、運転手さんの誇張だったとしても咎める気にはなりません。いや、すごい。
文章:1
良い文章ですが、何かが足らない感じです。

名前: brother ¦ 16:19, Saturday, Apr 12, 2008 ×


目の前で見る間に治っていくというのはすごいですね。
四国にはそういう力を持った人がいるんですね。
わたしの田舎にもそういう拝み屋的な人が昔からいますが、皆テレビで見る霊能者よりもすごいですね。
意外と普通のおばさんだったりするんですけどね。
地方にはまだまだすごい人がいるのかも知れませんね。
金縛りの話も聞いてみたいです。
大した話ではないと判断したから書かなかったのかもしれませんが、書く練習にもなるし。
話の取捨選択をするべきだという人もいますが、私は怪談化できる話は全て応募するべきであると思います。
自分がいいと思った話が評価されるとは限りませんしね。
あと最後の一行も後味が良くて好きです。

名前: 昼間寝子 ¦ 11:50, Monday, Apr 14, 2008 ×


 初めて聞く話です。まだまだこんなに不思議な話があるのですね。

名前: こうたろう ¦ 21:49, Sunday, Apr 20, 2008 ×


濃厚な話をタクシー運転手から。渋い!文句なしです。

名前: tanaka ¦ 14:26, Tuesday, Apr 22, 2008 ×



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