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賜る力
北野さんの祖父は昔、東北で小学校の校長をする傍ら、ボランティアで霊能者のような事をしていた。
人の相談に乗り、解決はするものの、その力を恐れてか親しい人間は身内にもほとんどいなかったという。
そんな祖父の力は小さな頃からのものではなく、40歳を過ぎてから備わったものだった。
唯一、懐いていた孫の北野さんには見えるようになった理由を教えてくれたという。

祖父が家でお風呂に入っているときのことだった。
身体を洗い終え、湯船につかろうとした祖父の足元に、どこから来たのか白い蛇が一匹迷い込んだ
驚き、立ち上がろうとした祖父の一瞬の隙を見計らったように、白蛇はふくらはぎに噛み付いてきたという。
思わず手で払いのけた。
もうそこには白蛇はいなかった。

慌てて服を着て、居間へ急いだ。
「蛇にかまれた」
傷口を押さえ、慌てる祖父を見て、そこにいた家族が集まった。
傷口は、包丁で切ったようにスパッと切れていた。
しかし、血は一滴も出ていなかった。
痛みもない。
結局、病院に行き、首をかしげながら不思議がる医者に縫ってもらったという。

「それからだそうです。いろんなものが見えるようになったのは」
今でも北野さんの家では、亡くなった祖父の話になると、その話題になるという。




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北野さんの祖父は昔、本業とは別にボランティアで霊能者のような事をしていた。そんな祖父の力は小さな頃からのものではなく、40歳を過ぎてから備わったものだった。祖父が家でお風呂に入っている時のこと。身体を洗い終えて湯船に浸かろうとした時、ふと気付いた。ど ... 続きを読む

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■講評

霊能者として解決した事を足したら丁度いいのかなという気もしました。
ただ、霊感を持つことになった一つのきっかけとしてはいいと思います。

名前: 黒ムク ¦ 12:36, Thursday, Feb 21, 2008 ×


文:0 怖:+2

一体なぜお祖父さんがその力を賜ることになったのか
分かりませんが、良かったのか悪かったのか。
白い蛇ということはタイトル通り賜ったものなのでしょうし。
もの凄く信心深かった、とかバックボーンがもう少し
あればもっと楽しめました。

名前: 晴 ¦ 12:36, Thursday, Feb 21, 2008 ×


白蛇はご神体として祭られてもいますからね。本当に力を「賜る」という感じですが、それがために畏れられ孤独になったことを考えると気の毒です。でも校長先生という立場ならいいかも。しかし40歳。不惑の年齢になるまで力を授けるのを待っていたのかしらん。

名前: ひ ¦ 13:41, Thursday, Feb 21, 2008 ×


話の貴重さは分かるのですが、この書き方だと「祖父の話・序章」が始まるかのように情報を詰め込みすぎているので、不要な文章はばっさり捨てるか簡略化して、白蛇に咬まれた話としてまとめた方がいいような気がします。

賜った力は校長先生にとって幸か不幸か、どっちだったのでしょうかね・・・。

文章0:希少度+1



名前: chidori ¦ 15:07, Thursday, Feb 21, 2008 ×


稀少度+2
貴重なお話有難うございます。
そのような経緯もあるのですね。
お祖父さんが白蛇に遭遇した辺りの描写を、もっと書き足せばより良くなるかと。
少し淡泊過ぎるかと思いました。

他にも逸話があれば拝見したいものです。

名前: 有線 ¦ 17:07, Thursday, Feb 21, 2008 ×


文章 1
前置きかと思ったら終わってしまった…
稀少度 1
白蛇とはいかにも神様っぽい。

白蛇は神様のお使いとか神様自身とか言われますが、まさにそういう物語の始まりにふさわしいです。もっと他にも挿話があるんじゃないでしょうか。伺いたいです。


名前: くりちゃん ¦ 20:01, Thursday, Feb 21, 2008 ×


まだ話の導入部という感じで物足りなさを感じた。白蛇の話はさらっと流して、その後お祖父さんが出会った怪異を書いてくれればよかったと思う(あるいは今後投稿があるのかもしれないが)。
細かいことだが気になったのは、「親しい人間は身内にもほとんどいなかった」割には、今でも家族でお祖父さんの話がよく出てくるところ。それと、校長先生が霊能者のボランティアをしていて、教育委員会は問題にしなかったのだろうか。

名前: ナルミ ¦ 01:09, Friday, Feb 22, 2008 ×


40歳を過ぎてから霊力が賜ったのは凄く興味深いです。
そういうことってあるのですね。
しかも謎の白蛇に噛まれたのがきっかけとは凄く不思議でした。
文章が読みやすく好感が持てました。

名前: じゅりんだ ¦ 14:51, Friday, Feb 22, 2008 ×


ネタ+2 文章+1
これまでの超怖い話の中にもいくつか、見えるようになったきっかけの話がありましたが、この話はそのどれとも違う神秘性があります。
文章もそつなく読みやすいし、事象が明確でイメージしやすいです。
他にもお爺様の話がありそうなので、期待を込めて満点にはしていません(^^;

名前: ねこ ¦ 16:06, Saturday, Feb 23, 2008 ×


白蛇に噛まれることによって賜った能力。
題材としてすごく魅力的だと思います。
40歳過ぎてからというのもいいですね。
我々も今後、「力」を身につけるチャンスがあるようで希望が沸きました。

名前: へみ ¦ 18:59, Saturday, Feb 23, 2008 ×


縫うほど切れて、血が一滴も出ず痛みもないとは。
噛みついて「切れる」ところに、白蛇様の神秘性を感じてしまいました。
希少度 2 文章 0

名前: じぇいむ ¦ 09:18, Sunday, Feb 24, 2008 ×


文章・・・1
希少度・・・2
あったことを足さない引かないで素直に文章化されているところに好感が持てました。
また、こんな昔話ような出来事が実際にあるという事実にも驚かされます。

名前: 鹿太郎 ¦ 00:13, Monday, Feb 25, 2008 ×


文章が良いだけに何だか物足りなさを感じてしまった。
「白蛇に咬まれた」
「それ以降見えるようになった」
この二点に絞って書いた方が良かったように思う。

希少性(1) 文章(1)

名前: ねこや堂 ¦ 17:11, Monday, Feb 25, 2008 ×


 文章自体には問題はないように思いました。
 具体的には、どのような力だったのか具体的な描写がないと白蛇に力を与えられたエピソードが生きてこないと思います。そんな訳で一点引かせてもらいました。

名前: くすだまん ¦ 19:42, Monday, Feb 25, 2008 ×


もう少し詳しい話を聞きたいな。追跡取材希望します。

名前: 与粋鴎歌 ¦ 14:28, Wednesday, Feb 27, 2008 ×


文章1

後に続きそうな終わり方ですね。白い蛇ものはありふれているので、よっぽど内容が濃くないと高評の目が厳しいと思います。文章はまぁまぁですが、内容は怖くはなかったです。

名前: 新田 猫 ¦ 20:35, Thursday, Feb 28, 2008 ×


偶然なのでしょうが、祖父母にまつわるお話が続いてますね。お年寄りネタに弱いんだよなあ。
亡くなったんだ…と最後にわかって悲しくなりました。

力がついたきっかけはあまり聞かないので新鮮で良いです。+1
その結果どのようなものが見えるようになったのかなどの詳細があるともっと良いですね。

名前: 眠 ¦ 20:28, Monday, Mar 03, 2008 ×


なかなか興味深い話ですね。いわゆる霊能者という人達は2通りいて、一つは物心ついたときから能力があった人(この場合は肉親や親類にも能力がある人がいるのが多い)と病気や事故などで九死に一生を得たときに能力を得た人というのをよく聞きますが、この話のように突然白い蛇に噛まれて、というのは珍しい。お祖父さんが何か神仏に関係していたのか、そこら辺の背景が書かれているともっと良かったです。

名前: 久遠 平太郎 ¦ 00:48, Sunday, Mar 16, 2008 ×


能力を授かった後の逸話を一つ二つ入れて頂けると更に面白みが増したように思います。

名前: SPダイスケ ¦ 10:28, Monday, Mar 24, 2008 ×


物語の始まりでいきなり終わってしまって残念。その後の話が知りたかった。

名前: 茶毛 ¦ 00:51, Tuesday, Apr 01, 2008 ×


第一話とみたら最高。その後の活躍が気になって仕方ない。

名前: tanaka ¦ 14:48, Friday, Apr 04, 2008 ×


物足りなさはあるものの、珍しい話だと思います。
何の目的で…何故北野さんの祖父だったのか…
気になるところですね。

文章:1 内容:1

名前: PM ¦ 21:13, Friday, Apr 04, 2008 ×


神秘的な話ですね。
続きがあるような終わり方なので今後に期待大です。
ボランティアでやっていたのに身内にも畏れられていたとは哀しいですね。

名前: 昼間寝子 ¦ 04:17, Monday, Apr 07, 2008 ×


怪異:2
これだけ……とか思いましたが、消える白蛇から物理攻撃を受けた上に出血なしとか、けっこうデカい霊現象ですよね。しかも霊的能力まで授かるとか。
このお祖父さんのお話はこれから投稿されてるんでしょうが、楽しみです。
文章:-1
怪異はいいのに全体として尻すぼみの印象を受けます。後半に霊能力にまつわるすごい話があるようなイントロだっただけに。
思うに、文章化すべき順番を間違えてるかもしれません。
つまり、まずは風呂に入る場面からはじめて、その後に霊能者のようなことをしていたと繋げ、最後に北野さんの家での話題にするべきだったかなと。

名前: brother ¦ 12:22, Friday, Apr 11, 2008 ×


うーん。
おじいさんがどんな事が出来たのか、というのも書くべきでは。
話の内容がただそのきっかけだけ、というのではなんとも。
四十を過ぎてから白蛇に咬まれて、というのは不思議な事は不思議だが、"ふーん。で?"で終わってしまう。

名前: MM88 ¦ 19:25, Sunday, Apr 13, 2008 ×


 なんでお祖父さんに白蛇が力を授けてくれたのか、心当たりなんてのはなかったんでしょうかねぇ……

名前: こうたろう ¦ 20:20, Sunday, Apr 20, 2008 ×


このお話は、祖父の体験した具体例などが添えられていたら、かなり面白い作品になっていたと思います。
白い蛇は不思議な存在です。どんな意図があって祖父さんに噛み付いたのでしょう。別の意味でそそられました。

名前: みくりや かつと ¦ 00:39, Tuesday, Apr 29, 2008 ×



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