|
毎日午前中に更新中!
|
「金縛りにあってて布団から出れませんでした!」 Mさんは教室に入るなり 、こう言ったんだ。 クラス中 大ウケしてた。
誰もが ウケ狙いだと思ってたんだ。 本人も エヘヘッ とか言ってニコニコしてるし。
うちのクラスの担任は寝坊で遅刻するとやたらと怒る。 でも 俺はMさんが そんなジョークを言う子じゃないの知ってるから 昼休みに聞いてみたんだ。
「Mさん、金縛り ホントでしょ?」
彼女 あっけらかんと明るく答えた 「ホントだよ。ウケ狙うなら、もっと面白い事言うよ(笑)」 だって‥‥ 「どんなカンジだったの?」 俺は間髪入れず質問した‥‥
俺は 普通に金縛りに合って遅刻したと思って聞いたんだけど、話しを聞くと彼女 めちゃめちゃ気持ち悪い体験してたんだ‥‥
彼女は いつも目覚まし時計代わりにコンポのタイマーでCD聞いて起きるんだって。 6時半にタイマー入れてたらしいんだけど 今朝は6時位に もう目が覚めてたらしく 音楽かかったら起きようと思ってたんだってさ。 うつらうつらしながら そろそろ音楽かかるなぁ なんて思ってたら 6時半になってコンポの電源が入ったんだって。 ご機嫌な曲が流れて一日のスタート! のはずだったんだけど‥‥ 音楽がかかるはずなのに コンポから聞こえてきたのは 男の人のうめき声だったんだって。
こぅ〜 こぅ〜 みたいな 苦しそうな呼吸音のようなカンジだったって。
何これ! と思って 起きてコンポを確認しようとしたら 体が動かない。 やだ〜 金縛りだぁ と思って 一階に居るお母さんを呼ぼうとしたんだけど 声も出ないんだってさ。 でも 視線だけは動かせるんだって。
コンポからは 相変わらずうめき声が流れてる中 彼女は部屋を見渡したんだ。
そしたらね 閉まってるはずの窓の向こう側から カーテンを 誰かが押してるんだって。 窓は開いてるカンジは無いんだけど カーテンだけが 押されるように スーッ スーッ と 持ち上がるんだって。
もう 怖くてしょうがないから 目をつぶって 「助けて、助けて」って心の中で呟いた。
そしたらね 次の瞬間、両手 両足を誰かが ガッと掴んだんだって。
絶叫したいけど 声が出ない‥ 物凄い強い力で掴まれててスゲー痛かったらしい。 彼女 思わず目を開けたんだ。 視線を両手両足にやってみたけど何も見えない‥‥ でも確かにガッチリ誰かに掴まれている。 そのうち 彼女の意思とは関係無く 両手両足がゆっくり広がっていったんだ。 正確には 両手両足を掴まれて広げらるたって事‥‥ まさに 大の字にされたんだって。 彼女は 大の字にされた自分の体を視線だけで確認した‥‥
次の瞬間 信じられないような事が起こった‥‥
今まで彼女を大の字にするために 横に動いてた力が 彼女の両手両足を掴んだまま今度は彼女の体の方に働いて来たんだって‥‥ どういう事かわかる? 大の字になってる彼女 手足は金縛りで棒のようになってる。 そこに 両手両足首から掴まれて 体に向けて押し込まれるように力が加わって行く‥‥‥
彼女は 自分の手足が体の中にめり込んで行くのを見たんだ‥‥ グングングングンと 手足が押されて短くなっていく‥‥‥‥
肘と膝が完全に無くなったあたりで 彼女は気を失ったらしい‥‥
気付いたら 8時 完全に遅刻だ。 体は動く‥‥ 手足もある‥‥ 恐る恐るコンポに近づいてみるが 異常は無い‥‥ あぁ‥ 遅刻だぁ‥‥‥
彼女 明るく こんな怖い体験を語ってくれた。 そして
「夢見てたのかもしれないけど‥‥ でも、夢って認めちゃったら寝坊じゃん。 だから 絶対金縛りだったんだ!」 笑いながら彼女が言う。 強いな この子は‥ と思いながら俺は苦笑いしてた‥‥
「それにね‥‥」 最後に彼女は そう言いながら制服の袖をまくった。 そして 手首に付いたガッチリと紫色になった手の跡を見せてくれたんだ‥‥‥
 |
■ Trackback Ping URL
外国のスパマーへのトラップです(本物は下のほうを使ってください)
http://www.chokowa.com/cho-1/2008/entry-blog/trackback.cgi20080220105052
■トラックバック
この記事へのトラックバックURL(こちらが本物):
http://www.chokowa.com/cho-1/2008/entry-blog/blog.cgi/20080220105052
» 【+3】「遅刻の理由」 [DJ痔牢『超-1 2008』感想ブログから] × 『金縛りネタを制する勇者は超-1を制する』と信頼すべき筋から情報があったりします ... 続きを読む
受信: 14:11, Thursday, Feb 21, 2008
» 【+3】遅刻の理由 [I'd like to tell you something about ...から] × >手首に付いたガッチリと紫色になった手の跡 → 手首にガッチリ付いた紫色の手の跡 の方が座りが良い気がしたのでリライトの真似事�... ... 続きを読む
受信: 00:05, Friday, Feb 22, 2008
» [超−1]【+2】遅刻の理由 [幽鬼の源から] × “金縛り”ネタの登場であるが、金縛り中に身体を押し込められるという怪異は初見である(厳密に言うと、自分の意志で目を開けたり閉じたりしているし、何ものかの力で両手両足を広げられたり縮められたりしているから、本当は“金縛り”とは言えないかもしれないが) .. ... 続きを読む
受信: 03:55, Monday, Feb 25, 2008
» 【リライト】遅刻の理由 [せんべい猫のリライトblogから] × 「金縛りにあってて布団から出れませんでした!」 朝のホームルーム中の教室に飛び込んできた真弓は、あっけらかんとそう言った。 クラ�... ... 続きを読む
受信: 04:10, Sunday, Apr 06, 2008
» 【リライト】遅刻の理由 [逢魔が時に佇むから] × 授業の途中で入って来るなり、教室を爆笑の渦に巻き込んだMさんの遅刻の理由は、「金縛りに遭って布団から出られなかった」というもの。本人も笑っていたし、誰もがウケ狙いだと思っていた中で、彼女がそんなジョークを言う子じゃないのを知っていた俺は昼休みに聞いて .. ... 続きを読む
受信: 02:20, Tuesday, Apr 15, 2008
■講評
こぅ〜 こぅ〜 みたいな 苦しそうな呼吸音はちょっとわかりにくい。 ただの金縛りの話だったらつまらなかったんですけど、「彼女は 自分の手足が体の中にめり込んで行くのを見たんだ‥‥ グングングングンと 手足が押されて短くなっていく‥‥‥‥
肘と膝が完全に無くなったあたりで 彼女は気を失ったらしい‥‥」 この現象は怖い。 ただ文章がわかりにくく、そうされていく過程が説明だけでは?と思いました。 「大の字にするために 横に動いてた力が 彼女の両手両足を掴んだまま今度は彼女の体の方に働いて来たんだって」てとこです。 「最後で肘と膝が完全に無くなった」ってとこでわかったんですけど。
|
名前: 黒ムク ¦ 11:05, Wednesday, Feb 20, 2008 ×
同級生の会話体で進めているのですから、Mさんじゃなくて仮名にしちゃってください。とはいえ「〜だって。」が続くのは読んでいてちょっと辛い。話し方に合わせて怪異の説明がたどたどしくなり、かえってわかりづらくなっているところもあるので。 「こぅ〜 こぅ〜」という呼吸音はダースベーダーみたいな感じでしょうか。手足が体の中に押し込まれてやがて達磨のようにされるのかな。怪異はかなり意味不明で奇妙です。 |
名前: ひ ¦ 11:39, Wednesday, Feb 20, 2008 ×
文:0 怖:+4
決して読みやすい文章ではありませんが、 それを補って余りある丁寧な描写と不思議体験です。 特に描写のおかげで臨場感が抜群です。
「こぅ〜 こぅ〜」
という声の描写が特に嫌! しかも体に手足がめり込むなど。 いっそ夢にしてしまった方が良いと思うのですが、 怪異よりも先生の方が怖いのでしょうか(笑) |
名前: 晴 ¦ 12:57, Wednesday, Feb 20, 2008 ×
彼女(Mさん)から聞いた話を、書き手が更に自分の言葉で脚色しているため、怪異が強まるどころか「彼女から聞いた壮大なホラ話」を読まされた印象でした。 この何日か、この手の軽い話し言葉風の文体で書かれた作品を読んできましたが、この作品に至っては書き手の文体が完全に怪異をバラエティ番組のように安っぽくしていて、全く逆効果に感じられました。
そして聞き手が得た彼女の話以外の確たる証拠がアザだけなら、聞き手がMさんにいっぱい食わされたのでは・・・と思えてしまうのです。 ところで残ったアザは話の流れでいくと両手両足の合計4カ所ありそうですが、見せてくれたのは片腕だけだったんでしょうか。
この文体で書かれた作品はいずれも余韻が残らず、怪異の原因が書かれた範囲内で終わってしまう、お約束通りの結果に収束するのが難点と考えます。 書き手が予定通りの結末に向かう語り方からあえて外したときこそ、書きたかった怪異が強調されるのではないでしょうか。
文章−1:希少度+1 |
名前: chidori ¦ 15:25, Wednesday, Feb 20, 2008 ×
恐怖+1 怪異とオチはよくある話ではありますが、臨 場感のある文体で体験者の性格もよく表され ていたと思います。
|
名前: 有線 ¦ 15:44, Wednesday, Feb 20, 2008 ×
文章 2 なかなか引き込まれます。 稀少度 1 金縛りの話はよく聞きます。
若者特有の語り口というのも、こう何度も続くとちょっと食傷気味で「学校の怪談・ジュブナイル」という感じかな。 金縛りの話は先述の通りよく聞く話ですが、手足がめり込む感じ、というのは珍しいです。 語り口云々と書きましたが、全体的には上手く引き込まれましたし、吐息の表現に目新しさとリアルさを感じます。 |
名前: くりちゃん ¦ 21:15, Wednesday, Feb 20, 2008 ×
手足がめり込んでくるところの肝心な心理描写がないので、たぶんイタタな感じや絶望感とか体験者の恐怖が分かりませんでした。 これだけの体験をしているのにニコニコして学校に行けるというのも、どうも繋がりが悪く感覚的に馴染めなかったです。
|
名前: じぇいむ ¦ 01:00, Thursday, Feb 21, 2008 ×
ネタ+2 霊に引っ張られる話は良くあるのですが、押し込まれる話ははじめて聞きました。 学校の怪談っぽく話している口調と怪異のギャップが面白い。 ただ、そのギャップで楽しませるには、ラストをやや重く書いてしまったような気がします。 Mちゃんはあくまで軽く、周囲が、え、それって・・・と軽く引くほうがいいかも。 実際にMちゃんがトーンを落としていたのなら仕方ないのですが(^^; |
名前: ねこ ¦ 01:42, Thursday, Feb 21, 2008 ×
やはりこの文体は生理的に受け付けない。 最後まで読み通すのが苦痛だった。 |
名前: ナルミ ¦ 19:30, Thursday, Feb 21, 2008 ×
長めの文章でしたが、読んでいくうちに意外と引き込まれていきました。 金縛りになっていくまでの課程がおもしろかったです。 両手両足が短くなって、押し込まれていく状態って達磨みたいな感じでしょうか?珍しいなと思いました。 不吉な感じの金縛りなので、 その後、体験者の彼女には異変は起こらなかったかどうかが心配になりました。 |
名前: じゅりんだ ¦ 13:48, Friday, Feb 22, 2008 ×
金縛りとその最中に起こった恐怖だけではなんとも言えませんが、コンポからの音と足に残った痣は霊現象の証拠と言えますね。 金縛りにあって遅刻、それを遅刻理由として告げるというのは自分もやったことがあり、思わずびっくりしてしまいました。 |
名前: へみ ¦ 19:25, Saturday, Feb 23, 2008 ×
文章・・・0 希少度・・・1
手足が体に入っていくというパターンは初めて聞きました。 しかしそういった新鮮な怪異を文体と構成が壊してしまっているのがもったいない。 同じ怪異体験でも構成や文章一つで面白くもつまらなくもなります。 この作品の場合は全てが裏目に出たように感じます。 あと、個人的な好みとしては、やはりこういった文体は好きではありません。 |
名前: 鹿太郎 ¦ 23:33, Sunday, Feb 24, 2008 ×
怪異自体は大変興味深いが、この文体は評価が分かれるところ。 私は好みではない。
希少性(2) 文章(0) |
名前: ねこや堂 ¦ 05:08, Monday, Feb 25, 2008 ×
名前: 与粋鴎歌 ¦ 10:53, Monday, Feb 25, 2008 ×
内容1
金縛り系としては目新しい話でよかったです。文末の「・・・・・・」使いすぎです。 |
名前: 新田 猫 ¦ 10:31, Friday, Feb 29, 2008 ×
手足を身体に押し込まれたらどんな感じなんだろう。その辺を詳しく聞いてほしかったです。手首が紫になるほどの力で押し込まれてるわけですから、相当痛かったのではないかと。怖いですこれは。+3
直接話してもらっているような感覚で、「ほうほう、それで?」と読み進めることができました。最後になって「さあ怖いですよ」と言わんばかりのタメがあるのが残念。-1
携帯で打ってるのかな、他の作品も読ませていただいていると思われますが、独特な誤字が目立って気になります。-1 |
名前: 眠 ¦ 19:51, Monday, Mar 03, 2008 ×
>こぅ〜 こぅ〜 みたいな 苦しそうな呼吸音 もしかしてダースベイダーやウォーズマンの霊?(笑 冗談はさておいて、もはや出つくした感のある金縛り譚で新しいパターンの話を聞けるとは思いませんでした。筆者氏の取材力に敬意を表して+3
|
名前: 久遠 平太郎 ¦ 21:04, Sunday, Mar 09, 2008 ×
文章に「、」がなく、とても読みにくいです。一点減点します。 しかし、それでも怪異が面白いので最後まで読んでしまいました。 息づかいがSWの悪役、ダース、ベイダーみたい! 体験者が中学生なのか?小学生なのか?はたまた高校生なのか?判断がつかない!記載が不足しています。一点減点します。 どうなるものかと読んでいくと夢・・・・? うーむ、さらに一点減点したいところですが、証拠の痣があるので減点の対象にはしません。 |
名前: くすだまん ¦ 17:58, Tuesday, Mar 11, 2008 ×
文体の評価がかなり分かれてはいますが内容的にはかなり気持ちの悪い話です。 実際に自分の手足が押し込まれて行くのを想像すると鳥肌が立ちます。 |
名前: SPダイスケ ¦ 22:50, Tuesday, Mar 18, 2008 ×
| 怪異もオチもよく聞く話。 文章の書き方がどうしても馴染めない。 |
名前: 茶毛 ¦ 18:41, Sunday, Mar 30, 2008 ×
ちょっと文章が分かり辛く思えました。 話としては、ちゃんと怖いですね。 朝とか、起きるタイミングではやめて欲しいですよね…ホント。
文章:-1 内容:1
|
名前: PM ¦ 21:47, Thursday, Apr 03, 2008 ×
この文体は馴染めない。 もっと硬い文体だったら面白かったかもしれない。 |
名前: tanaka ¦ 14:33, Friday, Apr 04, 2008 ×
金縛り、唸るコンポ、カーテンが持ち上がる、手足を引っ張られる。 ありがちな怪異だが、これだけ連続で起きると相当怖いですよ。 私も金縛りや、カーステから唸り声、なら体験したことがあるのですが、ありがちでもいざ自分が、となるとめちゃめちゃ焦りますよ。 しかも最後に手足を押し込められるというのは恐ろしいですね。 もし自分だったらと思うと更に怖さ倍増です。 3点つけようと思いましたが、文体が嫌いなどという連中がイラつくので、その分私がつけましょう。 プラス4点だこの野郎! |
名前: 昼間寝子 ¦ 15:32, Sunday, Apr 06, 2008 ×
怪異:1.5 さすが金縛り、非現実的なことだってへっちゃらだぜ! 笑って話せるのは無事だったからなんだけどね。 痣くらいで済んで本当に良かった。 文章:-4 ああ……三点リーダ使いすぎ……です。 かなり興醒めしてしまうので、ご使用の際は用法・用量をご確認の上、正しくお使い下さい。 それと、文章自体が「超」怖とかけ離れてるので、今回は低く評価せざるを得ません。 なんか「とっても怖い怪談」みたいなタイトルの本に載ってそうな形式でちょっと厭です。 |
名前: brother ¦ 09:54, Friday, Apr 11, 2008 ×
"こぅ〜こぅ〜"という表記で 「?」 となり、 "広げらるた" でカクン、となった。 文句ばかりつけるのは自分も不毛な気分になり、嫌なのだが。
金縛り中に手足が身体の中にめり込んでいく、というのは初めてである。凄いと思う。
文体は…怪談本の中にこの作品だけならこういうのもありかな、とは思うが。こういった文体で、(笑)まみれの作品ばかりなら、買う気はしない。 そこはわかってほしいと思う。
|
名前: MM88 ¦ 21:24, Sunday, Apr 13, 2008 ×
| 好きな文体ではなかったので。けれど、自分の身体に手足がめり込んでいくと言う怖気の走る体験はすごい。 |
名前: こうたろう ¦ 20:06, Sunday, Apr 20, 2008 ×
このお話も、怪異の描写はとてもよく描けていて興味深い部分が多いのですが、何となくラノベ風のホラーっぽい読み物に感じてしまい、実話系のじわじわと来る冷たさや湿り気が感じづらいので、この評点あたりが限界でした。 ただ、沢山の作者の個性が集まる怪コレシリーズではアリかな?とも思いました。 他の方の講評を見ていると、なかなか作風に対する意見もいろいろありましたので、別の意味で興味深かったです。 |
名前: みくりや かつと ¦ 22:11, Sunday, Apr 27, 2008 ×
■講評を書く
|
blogパーツ配布中
|