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ぐらり
小学生ぐらいの頃だった。
家の中で姉とトランプをしていた時のこと。

ぐらり。

家が大きく有り得ない角度に傾いた。
私は畳の縁にしがみつき、トランプのカードが畳の上を滑って落ちていくのを唖然と見ていた。

ほんの2〜3分で元に戻り、姉と二人「すごかったね」と顔を見合わせたのだが、翌日もう一度話題にしたら姉は覚えていなかった。

「寝ぼけたんじゃないの?昨日は出掛けてたし」

そう笑われた。

ではあの日、私は誰と遊んでいたのだろう。





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■講評

文章 1
分かり易い。
稀少度 1 
姉ではなかったというのが怖い。

ぐらり。とくるくらいの出来事ならば普通に考えると家は無事であるわけもなく、しかし家の被害についての言及がないので、やはり現実ではなかったのだろうが、怖いというよりも不思議な体験に思った。

名前: くりちゃん ¦ 12:24, Saturday, Feb 16, 2008 ×


畳の縁にどう手をかけてふんばっていたのか、ちょっと想像つかないんですが・・・。
ありえない傾き方なら、トランプ以外に、この部屋の家具がすべてひっくり返ったり転げたりしてる筈なのに、それが書かれてないのはどうかなと思いました。何もなかった部屋であれば、せめてそれを書いてほしかったです。
ちなみに姉さんはどうふんばっていたのでしょう。

後半で「寝ぼけたんじゃないの?」と姉さんに言われていますが、これについても体験者(書き手)の説明が何もない(姉さんが出かけていたことに対する真偽)のは少し引っかかります。地震の発生についても後日、姉以外の誰とも確認をとってないのは不自然です。

そんなわけで点数はつけられませんのでご了承下さい。

名前: chidori ¦ 13:25, Saturday, Feb 16, 2008 ×


畳の縁に爪をかけていたのかな。腹ばいになっていたから目の前のトランプしか見えてなかったのかもしれませんが、お姉さんの位地はどこで、どんな姿で体を支えていたのでしょう。まわりの家具はどんな状態? 夢ではなかったと言うには情報が少なすぎると思います。

名前: %uC282ひ ¦ 15:30, Saturday, Feb 16, 2008 ×


文:+2 怖:+2

すみません。普通に純粋に怖いです。
その一言です。

名前: 晴 ¦ 17:47, Saturday, Feb 16, 2008 ×


神様なんかに化かされると言うか…一緒に遊ぶとこうなりますよ。
極端に覚えてなかったり、現実味がどっかなかったり…後から考えるとおかしな事がどうしてもどうなっていたか思い出せなかったり(家具はどうなっていたのか、とかその辺)。
家に居た良いモノがあなたと遊びたかったのかもしれませんね。
…なんか、自分で読んでもキモいなこのコメント…。

名前: ちゅん ¦ 20:12, Saturday, Feb 16, 2008 ×


ネタ+2
なんとなくですが、家そのものにからかわれた感じがしますね(^^)
ぐらりで1回、姉への確認でもう1回驚かせるなんて、良き怪談のセオリーどおりで良いです。

名前: ねこ ¦ 21:10, Saturday, Feb 16, 2008 ×


起こっていることは凄いのです。が、やっぱりそれを補填する証拠を示さないと、あっさりしすぎて事実だという感じが湧いてきません。
希少度 1 文章 0

名前: じぇいむ ¦ 21:23, Saturday, Feb 16, 2008 ×


確かに、これだけの情報では姉の言うとおり「夢でも見た」と思われても仕方がない気がする。
家具の状態はどうだったのか、その日に現実に地震はあったのか、親には話したのか、そして姉が外出していたというのは本当か。この辺を詳しく書けば説得力も増すと思う。

名前: ナルミ ¦ 23:31, Saturday, Feb 16, 2008 ×


恐怖+1
狐か狸に化かされたのやも?
しかし難しい話ですね。
「あったる事」だけを抽出して書いたのでしょうが、この何とも言えない読後のモヤモヤ感。たまりません。

名前: 有線 ¦ 00:06, Sunday, Feb 17, 2008 ×


話はよかったんですが、なんか遊園地のアトラクション的な感じを受けてしまいました。
怖くはないですがよかったです。

名前: 黒ムク ¦ 17:18, Sunday, Feb 17, 2008 ×


家全体が地震でもないのに揺れるとは本当にヘルハウスですね。
説明がつかない怪奇現象です。もっと細かい状況説明があれば最高に恐ろしいお話になったかと思います。

名前: じゅりんだ ¦ 21:44, Sunday, Feb 17, 2008 ×


なんかこういうのわかる気がします。うん怖い。

名前: 与粋鴎歌 ¦ 11:25, Monday, Feb 18, 2008 ×


傾いたという出来事に驚いて目の前のトランプにしか目がいかなかったのか、子供だったからそれしか覚えていないのか。
確かに説明不足。
わざとそういう書き方にしているのかも知れないが。

希少性(2) 文章(0)

名前: ねこや堂 ¦ 18:08, Monday, Feb 18, 2008 ×


最後の最後にほんとのビックリがあって良いです。二度おいしい。+4

家全部が傾いた、けれど傾斜で滑ったのは自分とトランプだけだったということでしょうか、うーん不思議。
いや、畳の縁にしがみついたってことは畳も浮いたのか…。想像できるようなできないような、ちょっとモヤモヤが残ります。-1

名前: 眠 ¦ 01:34, Friday, Feb 22, 2008 ×


家の傾いた不思議、姉が覚えていない不思議。
せっかく2重の不思議があるわりには文章があっさりしすぎているようにも感じました。
長ければよいというものではないと思いますが、この話に関してはもう一頑張りしてもよかったと思います。

名前: へみ ¦ 07:07, Saturday, Feb 23, 2008 ×


希少度…0
まず、家が揺れたりするという話はよく聞きます。
一緒に体験した人がそれを覚えていないというのもままある話です。

文章…1
短くよくまとめてあり、姉が出掛けていたという下りはさらっと流してある分、逆に怖さを感じました。

名前: 鹿太郎 ¦ 01:54, Sunday, Feb 24, 2008 ×


家が異様に傾いたことと、
昨日遊んでいた相手は姉じゃないということと、
二つの怪異がおきていたことに怖さを感じました。
ただ、子供の頃の記憶を辿ったせいなのか、
描写があっさりしすぎているのが残念。
もっと、家が傾いた時の様子と一緒にトランプをしていた姉の反応を
詳細に書いていればもっと怖くなったかもしれない。

名前: 撃墜王の孤独 ¦ 20:37, Monday, Feb 25, 2008 ×


 最後に姉が偽物というのが怖い。
 文に問題はなし。
 ただし怪異が起こった時間を知りたい。
 それによって本物の姉が言った「寝ぼけていたんじゃないの・・・。」のセルフ意味が生きてきます。
 夜や夕方なら弟が現実を語っていたのかあやふやになります。
 それから気になったのは、なぜ親がいなかったのか?兄弟で留守番をしていたなら姉が出掛けていたのは不自然です。
 それから親がいたなら、すぐに子供は親に怪異の事を喋るはず。
 取材不足と思うので一点減点します。
 

名前: くすだまん ¦ 18:43, Wednesday, Feb 27, 2008 ×


深読みすると、お姉さんはその出来事を無かったことにしたくて「夢でも見たんじゃないの」と言ったのかも知れませんね。ぐらりときた時、何か言うのもはばかるようなモノを見てしまったとか…深読みし過ぎかなぁ。ともあれ、想像力が刺激されて楽しめました。

名前: 久遠 平太郎 ¦ 20:40, Sunday, Mar 02, 2008 ×


小学校の何年生の頃だったのでしょうか?
低学年か 高学年かで また読み手のとらえ方も変わります。
おねぇさんはそれ以上の歳という事ですから。

名前: SPダイスケ ¦ 17:29, Monday, Mar 10, 2008 ×


体験者だけが覚えていて、他の人が覚えていないと言う話はよく聞きます。
トランプは動いたと言う事ですが、他の家具はどうだったのでしょうか。その辺りの描写がないのがちょっと残念です。

名前: こうたろう ¦ 22:27, Tuesday, Mar 25, 2008 ×


もう少し詳しく書かれていればと思います。少しもったいなかったかな。

名前: 茶毛 ¦ 17:12, Sunday, Mar 30, 2008 ×


確かに少し説明不足かもしれませんが、十分面白い話ですね。
狐につままれたのか狸に化かされたのか、また何かありそうな感じもします。
想像すると楽しいですね。

名前: 昼間寝子 ¦ 15:41, Tuesday, Apr 01, 2008 ×


現実なのに曖昧な記憶は怖いです。端的にその恐怖が表現されています。

名前: tanaka ¦ 16:44, Tuesday, Apr 01, 2008 ×


その後の部屋の様子とか、もうちょっと説明が欲しいかなと思いました。
これがないので、ホントに寝ぼけてたんじゃないの?と思えてしまいます。

文章:0 内容:1

名前: PM ¦ 23:28, Tuesday, Apr 01, 2008 ×


怪異:0.5
アウターゾーンですね。わかります。
嘘です。
順当な線でいけば狐狸の類ですが、どうでしょうね。
たまに実際にあったと認識してしまうような夢を見ることがあるので、夢の可能性も否定はできません。
が、ヘリに掴まらなければずり落ちるくらい家が傾く怪現象なんて、夢のある話じゃないですか。
文章:3
洗練されすぎて超短編に。このまとまり方は素晴らしいです。

名前: brother ¦ 01:47, Wednesday, Apr 09, 2008 ×


畳の縁にしがみつけるものだろうか?
それはさておき。
怪異をお姉さんが覚えていない、というのは面白い。
お姉さんの記憶がとんでしまったのか、お姉さんだと思っていた者はお姉さんではなかったのか。
ただ家が揺れたのだけなら怪異としては弱いが、お姉さんの記憶が無い、というのが話を良くしていると思う。

名前: MM88 ¦ 01:46, Saturday, Apr 12, 2008 ×


面白いです。
でも、情報量が少し足りないかなと。
姉が出掛けていたとしたら、強烈な体験のあと、出掛けていた姉はどのタイミングで帰ってきたのだろうというのが、瞬時に脳裏をよぎりました。もちろん幼い頃の記憶でしょうから欠落している部分もあるのではと思います。
この点の補足があるかないかで「本当に起きた事」なのか「夢」なのかのボーダーとなるのではないかと思うのです。

名前: みくりや かつと ¦ 11:32, Sunday, Apr 27, 2008 ×



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