超‐1、またまたやります。

 「超」怖い話の新共著者選抜のために始まった、実話怪談著者コンテスト超‐1

 著者名を伏せて公開された公募作品に、ライバルたる応募者と一般審査員による容赦ない講評が襲いかかる。
 その辛辣過酷な講評は、着々と作品数を重ねていく応募者達を、見違えるほどに進化させていく。まさに、「怪談書きを無理矢理成長させてしまうシステム」として機能した。
 「超」怖い話を書ける筆力と、怪異の水脈を見つける取材力、怪異に引き寄せられるツキと宿命を帯びた著者を見つけるという目的を持った2006年大会は、久田樹生・松村進吉という二人の才能を探り当て、彼らは実際に「超」怖い話新著者として活動を始め、それぞれ「超」怖い話 怪歴「超」怖い話 怪記とする単著刊行を実現した。
 また、同じ2006年大会から抜擢された雨宮淳司は、一年がかりのプロジェクトを経て初単著恐怖箱 怪医の刊行にこぎ着けた。2007年大会の上位は……今はまだ言うまい。

 超-1は、実話怪談著者にとっての巣穴であり胎である。そういう役目を得た。
 実話怪談を読みたい人の飢えを満たし、書き残したいと望む人にステージを供する。

 そして、実話怪談を世に残したいと願う全ての人に道を拓くため、超-1は三度開催される。

 今、あなたには語るべき「超」怖い話はあるか?
 恐怖箱にしまい込むべき忌み話はあるか?

 一人でも多くの実話怪談を世に送るため、超-1は手段を選ばない。
 覚悟は決めたか? よろしい。

 さあ、始めようじゃないか。

 

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