..なるほどの秀作です。 日本の因習に深く根ざした負の怪異譚。こういうのを堪能できるところに、この国に生まれてよかった!との思いが(笑)。 かなりの因果が隠されているのが窺えて、咲子さんが犠牲になってしまったのも、ある意味必然だったのかもと思われました。つまり、何世代かにひとりかふたりは、こうして因習を破って怪異の主と同じ傷を、障害という形で負わされるのではないかと。そうして、決して犠牲になった者の無念を忘れるなと刻印しているのではないかと考えさせられましたよ。 いや、それにしても、大ネタとそれを最大限に生かす力量をもった筆者との出会いは嬉しいかぎり。咲子さんも、一族の秘密を打ち明けたかいがあったというものです。


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