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場所の名を書かない約束でオガから聞いた話。
オガの家の近くには川があり、大きな鉄橋がかかっている。 ある日のこと、予備校帰りの彼が橋を渡っていると、うしろから自転車の音が近づいてきた。 古くなった自転車をゆっくり漕いでいるときのあのガランガランという音だ。 オガは道を譲ろうと橋の脇によけた。 ところがいつまでたっても自転車が通らない。ガランガランはまだ聞こえている。 振り返った瞬間音が消えた。 誰もいなかったという。
「最初川に落ちたのかと思ったね。だって音は振り返る直前まではっきり聞こえてたもの。 でも1メートル近い手すりがあったからね。自転車ごと落ちるはずないんだよ。」
彼があとから聞いた話によると、この橋は町の中心にもっとも近い救急指定病院への通り道らしい。 ゆえに町の盛り場でのケンカや交通事故で運ばれる者は、たいてい橋の途中で死亡するという。 「あのガランガランいう音は自転車が車で引きづらっれる音だったんじゃないかな? わからんけどさ。」 オガはそう語る。
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受信: 01:31, Wednesday, May 30, 2007
■講評
惜しい。 怪談としてはよくある後ろからついて来る音の怪ということで、何処か懐かしい香りのある話だったのですが。 最後の段はなくとも話に影響はないし、むしろ余計な解釈で余韻がそがれた感があります。 素材:+1 文章:0
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名前: 夢屋 陣 ¦ 10:16, Friday, May 18, 2007 ×
「…この橋は町の中心にもっとも近い救急指定病院への通り道らしい。ゆえに町の盛り場でのケンカや交通事故で運ばれる者は、たいてい橋の途中で死亡するという。」 これは強引ではないか。 最後の「オガ」さんの言葉も主観的すぎて肯えない。 最終段落はなかった方がすっきりした怪談になったと思う。
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名前: くりちゃん ¦ 15:45, Friday, May 18, 2007 ×
場所の名を書かない約束という書き出しの割にはそれほどのことでもない気がした。 運ばれる者は、たいてい橋の途中で死亡するという点も別に珍しくもなければ、直接確認できたというものでもないため、怪異に実感がわいてこない。 それだけに話として弱い。 |
名前: 黒ムク ¦ 16:45, Friday, May 18, 2007 ×
話としては普通ですね。
最後の解説、というか推理の部分がややくどい気もします。 でもそこを削るとあまりにも淡白だしなあ・・・
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名前: 梶ゆういち ¦ 00:07, Saturday, May 19, 2007 ×
怪異自体はそこそこ怖いのだが、後半の余計な解釈が話を台無しにしている。
>たいてい橋の途中で死亡するという。 って、それを誰から聞いた? 病院関係者?
>自転車が車で引きづらっれる音 漕ぐ音と引きずられる音を間違えるか?
>わからんけどさ。 わからなかったら言うな。 |
名前: ナルミ ¦ 00:46, Saturday, May 19, 2007 ×
内容:0 文章:0
自転車のベトベトさんだと思っていたら、きちんと理由がありましたね。 ただ、あまりにもありきたりな話だと思います。 場所を明かすなと言う割には、拍子抜けですね。 |
名前: ダウン ¦ 21:28, Saturday, May 19, 2007 ×
-4 0 +4 文章;■■■■■□□□□(±0)…a 構成;■■■■■□□□□(±0)…b 怪異;■■■■■□□□□(±0)…c 恐怖;■■■■■□□□□(±0)…d 嗜好;■■■■■□□□□(±0)…e ※(a+b+c+d+e)/5…総合点(小数点以下第1位四捨五入)
橋が人の命を吸い取るというのであれば話は別であるが、記述された情報を読み取る限り通過中に亡くなる人が多いというのはそれほど不自然な現象ではないように感じる。 怪異が音だけであるのも評価が上がらない要因であるが、結末の当事者の一方的な解釈も一人合点で読み手を納得させるまでは至らない。 |
名前: 空 ¦ 12:31, Sunday, May 20, 2007 ×
| ガランガランという音の解釈が、最後に急に変化するのが唐突すぎたように思います。ついてくる音は妖怪?のような気もします。文章技術評価0 体験談希少度評価1 |
名前: ナメコ ¦ 13:40, Sunday, May 20, 2007 ×
冒頭の場所を明かさない云々で、相当のものを期待していたのだが、後ろから音が聞こえて振り返ると消えるという、これまた「悪戯」同様オーソドックスな怪異。 またまた肩透かしを食らった。 しかも、強引に因果と解釈をこじつけて語られても、読み手は納得できないかと。 小ネタにしては長い。 削ろうと思えばもっと削れます。 冒頭の一行は全く不要だし、最後の行も書かないほうが、まだ良かったと思うし。 ただ、削ったところで評価が劇的に変わるわけではないですが。 内容ー1 文章0 |
名前: cross2M ¦ 02:45, Monday, May 21, 2007 ×
まず、古い自転車を漕ぐ音だという「ガランガラン」が思い浮かびませんでした。以降はオガさんが自転車だと判断して話が進んでいくので、「えー、自転車なのかなあ?」という思いと「でも自転車だって言ってるしなあ」という思いが混ざって釈然とせず;
後日談もしかり。 強引に解釈すれば、盛り場を出るとすぐに橋→橋を渡ればすぐ病院であれば、手遅れの方はたいがい橋の上で亡くなるでしょう。 けれどそこから何故「自転車が車に引きずられる音」という判断に繋がったのかわかりません;
オガさんが聞いたまま感じたままに綴ってある印象です。体験者ありきですからそれは良いんですが、その内容に私が同調できませんでしたorzごめんなさい。 |
名前: 13 ¦ 22:27, Monday, May 21, 2007 ×
名前: ペペ ¦ 14:00, Sunday, May 27, 2007 ×
この話のポイントは「ガランガラン」という音なんじゃないのでしょうか。 この音をリアルに想起できるか、させられるかで、印象はガラリと変わったと思います。 かなり厭な音だと思うので。 自転車をゆっくり漕いでいる時の音と、引き摺られる音はかなり違うでしょうから。 音を文章で表現するのは難しいですね。 |
名前: 藪蔵人 ¦ 20:05, Sunday, May 27, 2007 ×
うう、自転車を漕ぐ「ガランガラン」とは? なんかすっごい自転車を想像してしまいました。 音の物の怪と橋の上で遭遇する話は平野威馬雄氏が紹介した荒川・旧船堀橋の話が有名ですが、この頃僕のうちは船堀橋に近く、えらい怖かった思い出があります。 たぶんいまならぶっ飛んで行くのではと思いますが、旧船はもうありまへん。 ただどういうかたちにしろ、オガさんは後にそれを連想したのでしょう。ありえないかたちではないと思います。 なんだか、昔なつかしい怪談の香りがしました。 |
名前: 矢内 倫吾 ¦ 22:31, Sunday, May 27, 2007 ×
音だけの怪異という点で、既にパンチ不足感は否めない。 ガランガラン、という音から、古い自転車を連想するのも難しい。フレームやペダルが軋む音というならまだ判るが。 そこへ来て、体験者の解釈は的外れのようにも思える。当初は「自転車を漕ぐ音」だったはずなのに、いつの間にか「自転車が車で引きづらっれる音」に摩り替わってしまっている。加えて、その解釈が救急車の記述とどう関連してくるのかが判らない。要因となる事実と解釈とが平行線を辿ってしまっているように感じられる。
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名前: GPZ ¦ 02:06, Wednesday, May 30, 2007 ×
素材・−2 文章・−2 そんなに多くのCPA患者が発生するとは思えない。
ガランガランという音から、自転車を連想させるのは無理。
作者の勝手な解釈が、せっかくの体験を台無しにした。 |
名前: つくね乱蔵 ¦ 05:49, Wednesday, May 30, 2007 ×
オガさんがいう所の、橋の上で自転車が引きずられたのだとしたら、そこで何かあって音だけの何かあるのでしょうね。 搬送中に死亡するのは、音の主が道連れに…という感じでしょうか。 |
名前: フジ ¦ 21:02, Thursday, May 31, 2007 ×
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