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三次さんの左膝に湿布が貼られて3ヶ月。 霊園で転んだのが原因。
三次さんは毎年、暮れになると祖先の墓の掃除に出かける。 その年は、家を出るのが遅くなり、掃除が終わったころには、夕闇が迫っていた。 水桶を持ち、出口に急いだ。 門の脇にトイレがあった。 左右通り抜けになっていて、個室が3つ。男子の小用の便器が3つ並んでいた。 三次さんは個室に入り、用を足して外に出た。 手を洗おうと出口に向かったところ、何かがこちらに来るのが見えた。 「大男。見上げるくらいの。帽子を被って背広を着ていたよ」 人ではない、と思った。 男は出口の前に立ちはだかった。 あっという間だった。 三次さんは反対側の出口に向かった。 「気づかれるとまずいから、ゆっくりね」 トイレを出て、三次さんは走った。75歳の老婆が。 霊園の出口まで10メートル。未舗装で土が剥き出しの下り斜面。 三次さんはつまづき、転んでしまった。 背後に気配を感じる。 「殺されると思ったよ」 三次さんは振り返った。 大男はいなかった。 どうにか立ちあがり、歩き出そうとしたとき、視界に動くものが入ってきた。 白装束の人だった。 「遠くのお墓からすぐそこのお墓まで、何百人の白装束の人が追いかけてきたの」 足が痛むのも構わず、三次さんは走った。
三次さんは、道路を挟んだ管理所に掛けこんだ。 ただならぬ様子の三次さんを見て、係の人は外を見に行った。 何もなかった、と言った。
三次さんは、よく見てしまう人。 「今までで、一番怖かったよ」
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» 【+4】「墓参」 [DJ ZIRO『超-1 2007』感想ブログから] × これは面白い。巨人に白装束百数人のシチュエーションを想像するとちょっと笑いそうに ... 続きを読む
受信: 18:03, Friday, May 18, 2007
» [超−1]【+2】墓参 [幽鬼の源から] × 非常に珍しい体験であり、いわゆる“見える人”という条件はあるものの、それでも希少性の高い内容であると言えるだろう。 特に何百という白装束が追いかけて来るという話は聞いたことがない。 また最初に目撃した大男も不可解さではなかなかのものである。 だが残念な .. ... 続きを読む
受信: 05:03, Sunday, May 20, 2007
» 【0】墓参 [Forgotten Dreams 「超」1講評から] × <文章> −1 <体験> +1 <得点> 0 一番怖い、という怪異の描写がほとんどない。 それで読み手に恐がれ、というのは無理な話。 三か月も湿布を貼り続ける程痛めていて走れるのか、という疑問はまあ置いて おく。走ったことで悪化させた .. ... 続きを読む
受信: 12:44, Friday, May 25, 2007
» 【 5】 墓参 [hydrogen's blogから] × 内容: 3文章: 2今までで一番怖かったよ、という素朴な感想がイイですね。見える人の日常についての話を結構多めに読んできたから?それは理由の半分以下でしょうねぇ。この話はこの話で一本立ちした輝きがあります。75歳の老婆(人間)が全力疾走ですよ。素晴らしいじゃ .. ... 続きを読む
受信: 03:57, Monday, May 28, 2007
■講評
何百人ものといえば市民マラソンの先頭集団が迫ってくるような感じだったのかな。白装束で。これは絵的にも怖い。お手洗いの大男よりも私は白装束の集団の方をより怖く感じた。 体言止めの多いのが気になった。好みの問題と思われるが。
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名前: くりちゃん ¦ 21:46, Sunday, May 13, 2007 ×
確かに怖い体験ではあるが、よくよく考えてみると「怪異」と言い切るだけの根拠がないように思う。 最初の大男、「見上げるほど」とあるが、具体的にどの程度の身長だったのか。2メートルちょっとの大男なら普通に存在する。 白装束の集団も、そういう宗教団体が現実に存在するし、これらが怪異であるという根拠をきちんと書いてほしかった。 |
名前: ナルミ ¦ 23:05, Sunday, May 13, 2007 ×
流石に何百人の白装束の集団が追いかけてくるとなれば常識では考えられない。 とはいえ、そこに怪異を見出せるかといえば難しいと思いますが。 ただし「白装束の人」というと現実(生身)感を感じますが、それが「白い何か」としたら怪談っぽくなるとは思います。 文章としては、とにかくその場すべてを写し描こうとするかの姿勢で細かく書き込んでありますが、読み手にとっては期待しないことまで書き込んであり、むしろ読みづらいと思われます。 素材:0 文章:0
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名前: 夢屋 陣 ¦ 14:50, Monday, May 14, 2007 ×
三次さんが75歳の老婆とわかるタイミングが遅いような気がしました。 大男も白装束の人たちも人間かもしれないので。三次さんが走る姿が迫力ありそうですね。 文章技術評価0 体験談希少度評価0 |
名前: ナメコ ¦ 18:12, Tuesday, May 15, 2007 ×
内容:1 文章:0
おばあさんなのに走らないといけなかった三次さん、お気の毒です。 トイレの大男はそれほど怖くなかったですが、第二弾の白装束集団はインパクトありました。 そいつらが絶対に人外だという根拠が薄いのが、少し残念です。 |
名前: ダウン ¦ 23:28, Tuesday, May 15, 2007 ×
75歳のおばあちゃんって、150cm以下の小柄な方が多いです。見上げるほどの大男がどれくらいだったのか、ピンとこないですね; 白装束集団はコエー(((;゜Д゜)))何百人って尋常じゃないですよ。
どちらも「見える人」である三次さんの直感だけを根拠としているので、怪異と判断できるもう一押しがほしいところです。 でも、霊だろうが人間だろうが、お年寄りをいじめちゃいかん! |
名前: 13 ¦ 21:05, Wednesday, May 16, 2007 ×
-4 0 +4 文章;■■■■■□□□□(±0)…a 構成;■■■■■□□□□(±0)…b 怪異;■■■■■□□□□(±0)…c 恐怖;■■■■■□□□□(±0)…d 嗜好;■■■■■□□□□(±0)…e ※(a+b+c+d+e)/5…総合点(小数点以下第1位四捨五入)
当事者が見える人であるという前提を提示しているからか、怪異そのものの描写がかなり雑な印象を受ける。 また、ところどころに挿入されている当事者の台詞もどこか味気なさを感じる。 大男と白装束の集団の関連性は不明だが、不条理系怪談にしても情報の提示の仕方が荒っぽすぎるように思えてならない。 どの程度の規模の墓地かは判らないが、何百もの白装束の霊が一斉に追いかけてくるというのはちょっとイメージし難い。 圧倒的多数の怪異が同一の意識を持って一人の人物に同じ行動をとるというのは少々興味は沸くが。 |
名前: 空 ¦ 10:20, Friday, May 18, 2007 ×
元気が出るテレビって番組でやってた「100人であいつだ!」ってのを思い出して、おばあちゃんには申し訳ないけど、笑ってしまった。 ごめんなさい。 某ウェーブ研究所な方々が追いかけてくるのは怖くはあるのですが、トイレの大男ってのを怪異と認めるに至った何かが欲しかったですね。 おばあさんから(身長は低いと想像)すると、2m弱の外人とか見上げたら、尋常じゃない大きさに見えるような気もするので。 白装束集団に関しては、それだけの数が居たにもかかわらず、管理所の人が確認に出た際に、それらしい人を誰一人として見かけてないのだろうと読めたので、いわばそこいらに関しては、不思議な何かはあったのかも、と思うところはあります。 ですが、やはりそれと認める何かが書かれてないのは一緒なので、何ともいえないですね。 見えるという人が見たものだから怪異なんだよ、ってのは乱暴なだけですから。 内容0 文章0 |
名前: cross2M ¦ 10:51, Saturday, May 19, 2007 ×
| 細かい描写が不足している感じ。白装束も霊体なのだろうが具体性が必要かな、と。トータルで怖い話だと思う。 |
名前: ペペ ¦ 16:02, Saturday, May 26, 2007 ×
うわあーこれ白装束集団の迫ってくる描写を正確に織り込んだら、かなりショッカーな怪談に仕上がっていたでしょうね! 全体的に平坦に仕上がっている事が僕には勿体無い。その部分を詳しく聞いて、お話しを徹底的に盛り上げたのではないかと思います。 しかし、冒頭の巨人といい、見てみたい気もするけど、そんな怪物じみたヤツやバタリアンみたいな連中はやっぱりいいや。 お札や念仏程度じゃ効かないような気もするし。伝奇ホラーのノリでマグナムや手榴弾の方が効きそう。 そういう意味じゃ愉しませてもらいました。 七十五歳で走らされた三次さん、カワイソス。 |
名前: 矢内 倫吾 ¦ 21:28, Saturday, May 26, 2007 ×
視える人でしたか、三次さん。 内容はいいですね。 はっきりいって怖いです。 ただし、台詞を含めた文章全体が勿体ないですね。 テンポは良いのですが、非常に読みにくく感じました。 怖いだけに、残念です。 |
名前: 藪蔵人 ¦ 18:22, Sunday, May 27, 2007 ×
大男に関しての情報が不足しているように思う。 三次さんは何をもってして男を「生きている人間ではない」と断定したのか。 見上げるほどに大きかったから、というならば、今度は三次さんの身体的特徴が無いため、男の大きさを想像しかねる。 白装束姿の集団が辛うじて怪談の体裁を保った、といったところか。 最後の感想は老婆らしい素朴さがあるものの、「ああ、そうなんですか、怖かったんですねえ」としか返せない。 |
名前: GPZ ¦ 20:17, Tuesday, May 29, 2007 ×
素材・0 文章・0 癖のある文章が読みづらい。 ああそうそう、これも書いておかなきゃ、とでもいうように、あとから足される情報が多すぎる。 百人が追いかけてこられるような 広い墓地というのが想像しにくかった。 |
名前: つくね乱蔵 ¦ 15:23, Wednesday, May 30, 2007 ×
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