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取引
 恵美さんがまだ高校生だった頃の話である。
 時あたかも花粉症の季節に<彼>は現れたのだと言う。
 時代がかったフロックコート、モノクルと山高帽に身を包んで。




…………

この作品は超-1/2007作品集【超-1 怪コレクション 夜明けの章】に収録されました。
続きは怪コレでご覧下さい。

【超-1 怪コレクション 黄昏の章】加藤一 編








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■講評

ヨーロッパの童話にありそうな作品ですね。
ただし、実話ですよって言われても「ホントに?」と疑ってしまいそうです。
奇想天外で面白かったです。

名前: くりちゃん ¦ 14:28, Friday, May 04, 2007 ×


■素材:1 □恐怖:0 □リアリティー:-1 ■文章表現力:1 = 1点

阿刀田高か星新一の小説のよう。悪魔のくせに取引がフェアすぎる。
デスノートの悪魔よりも間が抜けている。しかし、愛嬌があって良い。この調子でいくと、わらしべ式にどんどん不愉快なことが大きくなっていくような。。。

名前: ゆんく ¦ 23:05, Friday, May 04, 2007 ×


なかなか変わった切り口の作品だと思います。
うーんなかなか難しいぞおこれ。
というのも僕がかつて関わった悪魔系のお話は、もっと怖い。
近付きがたい感じのする、さすがは昔天使だった方々と思わせるようなものが多かったからでしょう。
そこらへんのギャップは個々の判断という事で、僕は僕なりの基準の配点です。お話としては充分面白いですし文章のよどみも少ない。
ただ、悪魔役の方が僕の中でのかつて触れた悪魔らしきものとはイメージが遠かったために話に入れなかったとしかいいようがありません。作者の方ごめんなさい。
しかしこの悪魔、こんな取引を続けていて何の得があるのだろう?と妄想。地獄のセールスも何か方針変換でもあったというのでしょうか?

名前: 矢内 倫吾 ¦ 18:00, Saturday, May 05, 2007 ×


これはこれで面白いのだが、怪談ではなくショートショートである。

名前: ナルミ ¦ 21:57, Saturday, May 05, 2007 ×


読ませる文章書けてます。
面白いとは思ったのですが、その面白さっていうのは怪談のそれとは違うような気がします。
ここに掲載されている以上、実話なんでしょうけど、あまり実話っぽく感じることができませんでした。

名前: 慎 ¦ 03:02, Sunday, May 06, 2007 ×


歯医者いらずの生活と、花粉とは無縁の生活、どっちがいいだろう?うーん悩む。
でも万年腰痛よりは水虫かなw
恵美さんはとにかくその場での歯痛から解放されたかったんでしょうね。今頃後悔してる予感。

この悪魔さん、病気を取り替えて何かメリットあるんでしょうか。人間の都合がいいだけのような気がします;
不思議で面白いお話だし、文章も良かったと感じたのですが、「これは満点!」という気持ちにはなりませんでした。
童話や昔話のような雰囲気だからかなあ。

名前: 13 ¦ 03:17, Sunday, May 06, 2007 ×


内容:1 文章:0

等価交換ですか。
まあ、魂と交換よりはましなのかな?
ファンタジックな話なのに、取引条件がなんか現実的なのが面白いです。

名前: ダウン ¦ 13:08, Sunday, May 06, 2007 ×


えええっ!悪魔なのに、リスクなしの等価交換ですか。しかもえらくユーモラス。なんて面白いお話でしょうか。
でも、歯痛は歯科で治療すれば短期間で治るでしょうに、花粉症は一生ものの体質ですよ。やっぱりフェアではないような?!いやしかし、他では腰痛と水虫の交換だもの。腰痛のしんどさに比べたら、水虫では交換者をだましたことにならないし。いやいやしかし、痒みというやつは意外と激痛に匹敵するほどの拷問を人の精神に与えるしなあ、これはこれで、存外悪魔をにやりとさせるのかもしれないし……、と、いろいろぐるぐる考えてしまいました。
ホント、一体なんなのでしょうか、不思議でおかしな怪異です。
なんとなく、出来すぎの小咄といった感はぬぐえませんが(そこのところで点数が低くなってしまいました)、インパクトの大きい謎がなんとも好きです。

名前: こころママ ¦ 15:18, Monday, May 07, 2007 ×


物語としては実に面白い。満点を出したいくらい。
・・となると、実に話が練られていて実話っぽくないところが難点となってしまいまして(苦笑
自分の好みと怪談としての評価は別物としてご容赦ください。
しかし、これ本当に欧米あたりの小噺にありそうですね。
素材:+3−2=1 文章:+1

名前: 夢屋 陣 ¦ 17:27, Tuesday, May 08, 2007 ×


むむむ・・・
評価に苦しみますね。
自称悪魔の描写が漫画的過ぎて(もうまんま頭の中は小林よしのりの描くようなキャラが立ってしまって)、「実話」怪談として読むには厳しくなってしまった。
これを実話と認めて読ませられないのは、著者の功罪かと思われる。
漫画的に表現する事が良し悪しではなく、意図してかどうかはおいておいて、実話という枠から1歩外へ出たところで書かれたような部分が結果として、創作臭くさせてしまったのではないかと。
ただ、面白い。
希少度だけで言えば満点に極限にまで近いところの話を採取できたのではないかと思います。
故に、表現方法一つで漫画を読んだような読後感になってしまったのが残念なのです。
内容−1 文章+1

名前: cross2M ¦ 15:55, Tuesday, May 15, 2007 ×


怖いというより、いいお話ですね。悪魔と名乗る男のキャラに笑いました。
非常に珍しい体験なのですが、ライトな文章のせいか申し訳ないんですが、実話っぽく感じることができませんでした。文章技術評価0 体験談希少度評価2

名前: ナメコ ¦ 16:19, Tuesday, May 15, 2007 ×


   -4   0  +4
文章;■■■■■■■□□(+2)…a
構成;■■■■■■□□□(+1)…b
怪異;■■■□□□□□□(-2)…c
恐怖;□□□□□□□□□(-)
嗜好;■■■■■□□□□(±0)…e
※(a+b+c+d)/4…総合点(小数点以下第1位四捨五入)
※この作品は、恐怖と直接紐付けする必要性がないと判断したので、評価項目からは除外した。

 怪異の内容が内容だけに、リアリティを保つのが難しいところである。
 当事者と怪異とのやりとり、怪異の言動、また作品の締め方など、文章が達者過ぎることが残念ながらリアリティの面ではマイナスに作用してしまったように思う。
 言うなれば作品として出来過ぎた感が漂う。
 自分の懐にこの怪異が舞い込んできたら果たしてどのように書き綴っただろうかと少々頭を捻った。
 ただ、この(自称)悪魔には、一見無意味な取引や狭い活動範囲など全く理解不能なところに少々愛着が持てた。

名前: 空 ¦ 08:35, Friday, May 18, 2007 ×


タクシーの運転手の話がなかったら、どうしようかと……。何故、悪魔だと名乗るのか?悪魔って肩書?名前?花粉症の悪魔、水虫の悪魔。笑える。

名前: ペペ ¦ 12:21, Friday, May 25, 2007 ×


素材・−1 文章・0
珍しい体験ではあるが、いささか
リアリティに欠ける。
私個人としては、信じがたいとしか
言えない。

名前: つくね乱蔵 ¦ 16:34, Friday, May 25, 2007 ×


アメリカのフォークロアには間抜けな悪魔が結構出てきますね。
どうも「悪魔を出し抜く」というジャンルがあるみたいです。
この話の悪魔はどうにもその場の苦痛から、あまり意味のない取引で面倒ごとを増やしているような雰囲気がありますね。
まあ、あくまでも「自称」悪魔なんですけど。
うちにも来ないかな?この悪魔。
その場合何となら交換するだろう。

名前: 藪蔵人 ¦ 23:33, Saturday, May 26, 2007 ×


よくできた話ゆえに、リアリティを感じにくい。
怖いというより、童話のような不思議さを感じる。
いつか私のところにも悪魔がきたら信じたい感じ。今は無理。

名前: 黒ムク ¦ 13:45, Monday, May 28, 2007 ×


話としては面白いのだが、これを実話怪談と断ずることは難しい。
これだけ稀少な体験をしている人物が、筆者の周りに二人もいるというのは、偶然と呼ぶにはあまりに出来すぎているように思うからだ。
悪魔の珍妙な格好については、とくに突っ込みは入れない。俗っぽい風体の悪魔だっているだろう。

名前: GPZ ¦ 21:55, Monday, May 28, 2007 ×



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