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「土用の丑の日じゃないで。土曜日やで。」 と、慎一君は話はじめた。 慎一君が阪急京都線で茨木から十三に向かっていた時のこと、その日は土曜日の昼間で車内は乗客も少なくがらがらで席も空いていた。慎一君は車両の連結部付近に立っていた。 慎一君がふと何げなく車両連結部の方を見ると、何とそこに正座している男がいた。 連結部の閉まっているドアのガラス越しなのではっきりとは確認できなかったが、紺色のスーツを着てきちんとネクタイも締め、髪を七三に分けたフレッシュマンという感じの20代後半ぐらいの若者だったらしい。 無表情ですました顔をしてじっと真正面を見ていた。S君はよほどドアを開けて 「何をしているんですか?」 と、聞こうかと思ったり、近くの人に 「一体何をしているんでしょうかね?」 と、たずねたりしようかと色々と迷ったが結局やめてしまったらしい。 茨木から十三までは20分ぐらいなのだが、その間もずっと男は姿勢を崩さずそこに正座していた。慎一君は(連結部の鉄板の上だと固くて痛いし、揺れて乗り心地も悪いだろうにどうしてそんなところにずっと正座しているのだろうか?何かの罰ゲームか?)と、乗車中ずっと疑問に思っていたらしい。 私が 「顔面蒼白とか?」 と、尋ねたら慎一君は 「もう、わからへんガラス越しだったら。それにとても気持ち悪いかったし…。」 と本当に怖がっていた。 慎一君は十三駅に着いてそのまま降りてしまったのだが、どうしてあの時確認する勇気が出なかったのだろうと後で何度も後悔していた。
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受信: 06:44, Sunday, May 27, 2007
■講評
不思議な感じは伝わってくるのですが、未消化のまま終わってしまった印象があります。もっと長い話の導入部のような感じです。 方言については「丑の日やないで」とか「ガラス越しやったら」「気持ち悪かったし」って言いませんかね。北大阪は他地方からの転入者が多いので共通語の影響も大きいですが。
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名前: くりちゃん ¦ 14:17, Thursday, May 03, 2007 ×
慎一君は着席しているのに、連結部に正座してる人が見えるのかな?という疑問が。 阪急京都線の車輌がわからないのですが、ドアが全面ガラス張りなんでしょうか;
それより、正座してた人がこの世のものではないと思える部分がないような。 連結部に座るというのは、人間にできるわけがないようなすごいことなのでしょうか?怪異なのか、ただのヘンな人なのか判断しかねます。 私がめったに電車に乗らないからかな、よくわからなかったので(±0)にしときます。ごめんなさい(´・ω・`) |
名前: 13 ¦ 17:32, Friday, May 04, 2007 ×
| これだけでは単なる「変な人」であり、怪異と呼べる要素はない。慎一君もこれを怪異だとは認識していないようだ。 |
名前: ナルミ ¦ 01:44, Saturday, May 05, 2007 ×
内容:1 文章:0
日常の中に現れた、不条理ですか。 怖いというよりも不思議な話しですね。 もう少し、詳しい描写が欲しいと思いましたが、ネタ的にはこれくらいが適当でしょうか。 |
名前: ダウン ¦ 09:44, Saturday, May 05, 2007 ×
「釘」と似たような読後感がありますね。 いや、正座してたからとか、そういうんじゃありません(笑) 気味の悪い話ということに関しては間違い無く、実際に遭遇したら相手が生身でも、かなり気味が悪いでしょう。 しかし、連結部にいた謎の青年が怪異であったのか、単なる酔狂な人であったかの境目を示す部分が提示されていないため、このお話の中からでは「超」怖なのか東伝系なのか、そこいらの分岐点がとてつもなく微妙に感じられます。そのあたりの未消化感がもう一つ壁を乗り越えられなかったという感じです。 ただ、全てをひっくり返しても体験者さまからこれだけしか得られなかったらある意味仕方のないことでもありーので。 さわらぬ神にタタリなしとも申しますしね。 あ、ちなみに車両の床に正座している人なら見たことありますよ。 |
名前: 矢内 倫吾 ¦ 18:38, Saturday, May 05, 2007 ×
そんなところに人が正座していたら気味が悪いでしょうねぇ。それもぴしっと背広を着ている、まともそうな人ならなおさら違和感があるでしょう。これが怪異かそうでないか、また、このネタが怪談になるかどうかは難しいところです。 ただ、この作品の一番の問題点は文体がくどいということ。慎一君の心中の台詞などが説明的で、興ざめです。情景描写は出来ているので、ぜい肉を落としてすっきりすればもっと読みやすく、感情移入できる作品になると思います。 |
名前: 慎 ¦ 03:47, Sunday, May 06, 2007 ×
現実に直面したら、かなり気味の悪い状態ですね。 とはいえ、普通は連結部に正座する人はいないと思うけど、絶対いないとは言い切れない。 男がどうなったか最後まで見届けていないので、怪談として成立するかは個人的にはギリギリでアウトかな、と。 素材:0 文章:0
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名前: 夢屋 陣 ¦ 13:02, Tuesday, May 08, 2007 ×
実際自分がこの光景に遭遇したら、絶対確認出来ないですね。 せめて誰か一緒にいたら、その人も見えているのか確認出来たんでしょうけど。 生きていても、生きていなくても何故そんな所に正座しているのでしょうね。 怪異なのか、ただの変な人なのか難しい所ではあるのでしょうが、どちらにしてもかかわり合うと怖そうですね。
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名前: フジ ¦ 02:03, Sunday, May 13, 2007 ×
素材・0 文章・0 ヤバイ人とは思うが、怪異とは思えない。 実際に、私は京阪電車の連結部で しゃがみ込んでいるサラリーマンを見た事がある。 ちなみに、その人は大便をしていた。 あぁ怖い。 |
名前: つくね乱蔵 ¦ 20:51, Monday, May 14, 2007 ×
えーと、どこを怪異と認識してよいのやら・・・ 怪異だ!とこちらに提示するものを全く出さず終わっていったものに、実話怪談を読む事を前提に今大会に関わっている人からすれば、「で?」と言われて終いではないかと。 敢えて探し出すとするなら、本人が本当に怖がっていた事を怪異たる根拠としているのかもしれないが、ただの変な人が座っていただけで済まされることかと。 私も以前、連結部分ではないがドア付近で、いかにもな「長い事お風呂に入っておらず、同じくらい服も着替えていないだろうおじさん」がどうどうと排便なさっていたのを隣の車両から見たことあるが、正直そのとき私も「本当に怖かった」。 また、はっきり見えないのにはっきり描写してしまう所にも疑問を感じる。 内容ー2 文章ー2 |
名前: cross2M ¦ 14:42, Tuesday, May 15, 2007 ×
-4 0 +4 文章;■■■■■□□□□(±0)…a 構成;■■■□□□□□□(-2)…b 怪異;■□□□□□□□□(-4)…c 恐怖;■□□□□□□□□(-4)…d 嗜好;■■□□□□□□□(-3)…e ※(a+b+c+d+e)/5…総合点(小数点以下第1位四捨五入)
怪異であれば怪異として位置づける表現が必要であろう。 これだけでは単に奇異な行動をとる男の目撃報告である。 |
名前: 空 ¦ 08:32, Friday, May 18, 2007 ×
| 難しいな……。おそらく生きている人ではないだろうけど。連結部でパン食ってるやつとか、キスしてるヤツは見たことある。 |
名前: ペペ ¦ 12:03, Friday, May 25, 2007 ×
電車は変な人遭遇率が滅茶苦茶高いですしね。 いかにも普通の格好をしているから安心というわけではないし。 正座じゃなくて実は足がなかったんだよ とかだったら怪異確定ですが。 まあ見てないものはしょうがないですね。 |
名前: 藪蔵人 ¦ 23:29, Saturday, May 26, 2007 ×
これだけだと単にちょっと変わり者が本当に座っていたんじゃないですか?的な厳しいつっこみを入れたくなる。 怪異とは認めにくい。 |
名前: 黒ムク ¦ 13:36, Monday, May 28, 2007 ×
単なる奇人目撃談ではないだろうか。 これを怪異とする根拠も見当たらず、怪談として語るには無理があるのではないか。 スーツ姿という社会的ないでだちと、電車の連結部で正座というギャップが非日常性を生み出しているため、「普通の神経じゃ、こんな組み合わせはありえない!=これは生きている人間ではない!」という思考に至ったのかもしれない。 しかし、異常者の思考と行動は、往々にして一般人の予想の範疇を軽く超えるものである。 |
名前: GPZ ¦ 21:30, Monday, May 28, 2007 ×
| 状況を連想すると不気味です。そこにずっと姿勢を崩さず座っていたわけですから、この世のものでもない可能性がありますね。文章技術評価0 体験談希少度評価3 |
名前: ナメコ ¦ 15:23, Thursday, May 31, 2007 ×
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