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会えないの
 日野さんが出張で、地方のビジネスホテルに泊まったときの話。

 夕方、日野さんは仕事を終えてホテルへ戻った。
 疲れていたので、上着を脱ぐとそのままベッドへ倒れこんだ。
 「この辺りって、飲めるところあったかな〜」
 仰向けに寝ながら、そんなことを考えていたら、入り口の方から人の気配を感じる。






…………

この作品は超-1/2007作品集【超-1 怪コレクション 黄昏の章】に収録されました。
続きは怪コレでご覧下さい。
http://www.amazon.co.jp/dp/4812432405

【超-1 怪コレクション 黄昏の章】加藤一 編


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すごくリアルに体験者氏の体験をなぞっていらっしゃり、状況も容易に追体験できて怖い。にも関わらず、非常にシュールなんですよね…怪異である母子自体の状況が。もちろん恐ろしいし不気味でもあるのですが、その中にも哀れさを感じさせるこの怪異の背景には一体何があ .. ... 続きを読む

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■講評

素材・2 文章・2
これは参った。素晴らしい素材を的確な文章で
表している。
怖いというよりも、切ないと言った方が正しいかもしれない。
が、それでいて、ちゃんと怖い。

名前: つくね乱蔵 ¦ 10:47, Saturday, Apr 28, 2007 ×


「ママは?」と訊かれたら「お風呂場に行ったよ」と答えてやればよかったのに。
こういう場面で冷静でいられる筈が無いですが。
なぜエプロン姿のお母さんが?なぜ黄色の帽子の子供が?
謎が一切明かされないまま終わってしまうが、これは上手にまとまっていると思う。
怖いというよりもちょっと可哀想な感じがした。

名前: くりちゃん ¦ 13:16, Saturday, Apr 28, 2007 ×


すれ違い続ける親子なんでしょうか。どうにか会わせてあげたいと思ってしまう、悲しいお話です。
ホテルとは関係なさそうで、不条理な感じもありますね。

密室でかわるがわる現れたら驚きますよね。
男の子に冷静に接しようと努める日野さん、ちょっと可愛いと思ってしまったw

名前: 13 ¦ 18:53, Saturday, Apr 28, 2007 ×


は〜っ
このほったらかしこそ
超・怖の真髄
この情景が目に浮かぶようだ

名前: ハッシー ¦ 20:45, Saturday, Apr 28, 2007 ×


これは怖い。
不条理度も高めだし、ちょっと切なさが残るのもいい。

名前: ナルミ ¦ 01:15, Sunday, Apr 29, 2007 ×


内容:1 文章:1

はっきりとはわからないですが、この女生と子供は親子なんでしょうね。
同じ空間にいながら、永遠に会えない、そんな感じがします。
怖いですが、それよりも二人の境遇が悲しいです。
日野さん、このあとどうしたのでしょうか?

名前: ダウン ¦ 07:11, Monday, Apr 30, 2007 ×


どうしようもない巻き込まれ感がいいですね。
ホラーではない、こういうじわじわ来る湿った感じの怖さは、いかにも超怖の味かと。
しかし、会えない理由が何かあるのだろうか?
素材:+1 文章:+1

名前: 夢屋 陣 ¦ 14:26, Tuesday, May 01, 2007 ×


「会えないの」この一言が効いている。
鳥肌がたった。
途中まではあまり期待していなかったせいか最後にガツンと来た。

名前: 黒ムク ¦ 13:38, Wednesday, May 02, 2007 ×


切な過ぎる。
もうその一言に尽きる。
いいネタを採取されましたね。
状況は怖い、確かに怖いけど、読後こみ上げてくる切なさがたまりません。
その怪異にふさわしい長さの、そして簡潔さを以って書かれた文章にも脱帽です。
ただ、重箱つつくようですが、最後の
--
日野さんが呆然としていると、後ろからドアの開く音が聞こえた。
 振り向くと、ドアが半分ほど開いている。
    :
    :
 女性はそれだけ言うと、中からドアを閉めてしまった。
--
の部分は、最初玄関のドアかと思ってしまい、混乱してしまった。
どこのドアかの記述があれば、混乱することなく読み終われて満点付けたのですが。
内容+2 文章+1

名前: cross2M ¦ 17:52, Saturday, May 05, 2007 ×


さて、超-12007最後の月という事でケイブンシャ版から竹書房版まで一気に読破しまして、もう一度「超」怖の血脈と言うものをおさらいしてみました。
うーん、深い(笑)
さて、それらを読み終えた後にこの作品にぶち当たった第一印象が、「あんまり不条理怪談をレンチャンで読むと、あっそうとしか感想が浮かばない」というものでした。意味の判らない怪異は確かに余韻を残すものですが、続いてしまうと「もういい。たまには納得できるものも見せてくれ」と心理が働くみたいです。これまでの著書にはそういう心理をうまく誘導すべく作品が編集されているのがよく判りました。
つまり、このお話は作品単体ではツボは押さえているのですが、過去の作品の枠を超えているものではないなと思ったのがホンネです。
この後半戦あたりになってくると、読み手側としてはもう一歩、プラスアルファの個性が欲しくなってきているのが、僕の身勝手な要求なのでしょう。

名前: 矢内 倫吾 ¦ 11:44, Sunday, May 06, 2007 ×


突然出てきた不条理劇を見ているような感じがしました。
「会えないの」という女性の言葉が深いものを感じさせられ、色々と想像してしましました。
でも何かその事象が起きたことを裏打ちできるような要素があれば、もっとよかったのですが。
文章技術評価1 体験談希少度評価1

名前: ナメコ ¦ 14:50, Sunday, May 13, 2007 ×


「ママは?」と聞く幼児のセリフには、胸がしめつけられそうです。その後の描写はもう、ひたすらせつなくてせつなくて。
ビジネスホテルという、到底そぐわない場所に現れるふたりの不条理さもさることながら、怪異の裏に感じられる生前のドラマが興味深いです。
どうも、自分が子持ちのせいか、恐怖譚としてどうとかよりも、そのせつなさのほうに感情移入して評価してしまいます。
永遠にすれ違う親と子。ただひたすらに胸が痛い、忘れられないお話です。

名前: こころママ ¦ 15:22, Monday, May 14, 2007 ×


   -4   0  +4
文章;■■■■■■■□□(+2)…a
構成;■■■■■■□□□(+1)…b
怪異;■■■■■■■■□(+3)…c
恐怖;■■■■■■□□□(+1)…d
嗜好;■■■■■■■■□(+3)…e
※(a+b+c+d+e)/5…総合点(小数点以下第1位四捨五入)

 ただ切なさだけが残る怪異である。
 如何なる事情があって、怪異がこのホテルの一室に出現し、また2人が巡り会うことがかなわないのかは判りかねるが、そこには胸が締め付けられるような一抹の想いがよぎる。
 余計な情報を含めず、ただ遭遇した事象のみを書き綴ることで、怪異双方の哀しみが際立ったように思う。
 おそらく二人は今後も再会を果たすことはないのだろう。
 そう思うとただただ悲しい。

名前: 空 ¦ 12:57, Thursday, May 17, 2007 ×


怪異の連続がたまらなくよい。「なぜ、どうして」を排除して訳もなくただ、ひたすら怖い。

名前: ペペ ¦ 20:15, Thursday, May 24, 2007 ×


文章1 希少価値1
最初ありがちな話かな、と思った。しかし、なにやら悲しげな事情がありそうで・・。
文章も上手で読みやすかった。しかし、途中女性が二人かと勘違いしそうになった。
さほど怖さは感じなかった。

名前: Heath ¦ 22:46, Friday, May 25, 2007 ×


ネタよし調理よし。
素晴らしい、の一言ですね。

名前: 藪蔵人 ¦ 23:10, Saturday, May 26, 2007 ×


ありがちなホテルでの怪異かとおもいきや、
なんと不思議なお話。
なんだかせつないですね。
まとめ方が非常にうまい。
言うことなしです。

名前: 桜子 ¦ 20:45, Monday, May 28, 2007 ×


子供が彷徨っているのを、母親が見守っているといった感じを受けたのですが、何故会う事が出来ないのでしょうかね。
二人とも格好からホテルとは無関係そうですが、あちらこちらにそれぞれ現れ、子供が母を探し、母はそれを拒んでいるのを繰り返しているんでしょうかね。

実際、目の前にあらわれ、消えると怖いのでしょうが、何だか切ないお話です。

名前: フジ ¦ 00:18, Wednesday, May 30, 2007 ×


延々と擦れ違いを続ける母子の霊に悲哀を感じる。
終わり方も、切るべきところでスパっと切ってしまったのは正解だったと思う。
母親の最後の様子が、余韻を伴っていて良い。

名前: GPZ ¦ 18:26, Thursday, May 31, 2007 ×



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