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はらさ!!
 喜多さんは、近所の神社内の大きな池に、よく釣りに行っていた。
 その池では、釣りは禁止されているのだが、大きなコイやフナが我が物顔で泳いでいるのが、釣りマニアの彼には我慢ならない。
 だから早朝、誰にも見つからないように、こっそりと行っていた。




…………

この作品は超-1/2007作品集【超-1 怪コレクション 夜明けの章】に収録されました。
続きは怪コレでご覧下さい。

【超-1 怪コレクション 黄昏の章】加藤一 編







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■講評

この怪異は多分神域で殺生したことへの懲らしめと思われるが、「はらさ!!」と大声で女が言うところは何だかユーモラスだ。

私は軟体動物に嫌悪感を持っているので、「長靴に溢れんばかりの白い巻貝が詰め込まれて」というところで鳥肌が立ってしまった。
女の舌が伸びようが、「はらさ!!」と叫ぼうが、こっちの方がダメ、気持ち悪い。

ヘンな所に恐怖を感じて申し訳ありません。

名前: くりちゃん ¦ 12:24, Friday, Apr 13, 2007 ×


どことなく民話的な香りがしますね。
怖いというよりも、こういう話もまだあるのかと興味深く拝見しました。
不条理系で、視覚的にも思い描きやすい描写が不気味でいいです。
最後の「だから」に意味を込めてしまったのは残念かも。女の顔が思い出されてとか、もう少し盛り上げても良かったのでは。
神社の池ですか、やはり主がいそうですね。
ぜひ追跡取材をお願いします。
素材:+1 文章:+1

名前: 夢屋 陣 ¦ 15:27, Friday, Apr 13, 2007 ×


これは江戸時代の怪談本で読めそうな話ですね。
不条理怪談が難しいのはひたすら因果や怨念とは関係ない不条理な怪異目撃を書くので、読み手が恐怖を感じず「それが何?」と冷たい反応をしてしまうことがあること。
作者は喜多さんが目撃した怪異を視覚的に描写することで怖さを生み出し読者の冷たい反応を回避しているように思える。ただ、ちょっと視覚的に描写することに力をいれるあまりに怪談としてあっさりしすぎているかな。妖しを目撃した後の喜多さんの心理を少し書けばもっとよくなったかもしれません。
読み終わった後に小泉八雲の「茶碗の中に」が頭の中に浮かびました。「茶碗の中に」もいきなり不条理な怪異が相手を翻弄し唐突に去っていく話でした。

名前: 撃墜王の孤独 ¦ 22:14, Friday, Apr 13, 2007 ×


神域の池で殺生をした祟りにしては、痛みだけで大した実害もなく、それよりも不条理さの方が際だった面白い話だった。

(余談だが、「はらさ」とは何かを調べようとググってみたら、最初に「怨みはらさでおくべきか」が出てきてちょっとびびった‥‥)

名前: ナルミ ¦ 00:42, Saturday, Apr 14, 2007 ×


内容:1 文章:0

これは、池の主が戒めのために、この女を喜多さんのところに送り込んだんですかね?
妖怪じみた女が凄く不気味です。
ただ、喜多さんがあまり怖がってなさそうなところが、盛り上がりに欠けていた気がします。

名前: ダウン ¦ 21:49, Saturday, Apr 14, 2007 ×


面白い。不条理な現象と謎めいた言葉。しかも喜多さんがクールだから、どことなく全体的に滑稽。喜多さんはその日、池にいったんだろうか。

■素材:1 ■恐怖:1 □リアリティー:0 ■文章表現力:1 = 3点

名前: ゆんく ¦ 22:59, Saturday, Apr 14, 2007 ×


>「だれだお前っ?!」
>「はらさっ!!」
…原さん?;
なんだろう、意味がわからなくて「ろっぽんぞー」を思い出しました。

禁止されてる場所で釣っちゃいけませんよ。惹かれる気持ちはわかりますがw
あの池で釣るなと警告するために、女が長靴に貝を放り込んだんでしょうか。女というか、妖怪っぽいですが;行こうとするだけで長靴いっぱいに貝だなんて、よっぽど来てほしくないのでしょうね。
あるいは女が貝の化身?だとすると、長靴にたくさん入ってた貝を全部潰すと、玄関が坊主頭の女だらけになります。うえー。どうしてるんですか、その貝。

わけのわからなさといい、女の気味悪さといい、好みのお話でした。

名前: 13 ¦ 23:58, Saturday, Apr 14, 2007 ×


素材・1 文章・0 
面白くて不気味な素材なのだが、不条理な怪異には
やや食傷気味である。
申し訳ないがこの点数で。

名前: つくね乱蔵 ¦ 10:55, Tuesday, Apr 17, 2007 ×


池に行ったからいけなかったにか、貝を踏んだのがいけなかったのか、それともどちらもいけなかったのか・・・不思議です。
はらさ!ってなんでしょうね。最初ほらさ!と勘違いしました。馬鹿です・・・
講評で意味を調べた方がいて、それを読んだら怖いと思いました。
それに助けられている感じがします。私のなかでは・・

名前: 黒ムク ¦ 13:22, Tuesday, Apr 17, 2007 ×


これはどことなく怪異のツボと呼吸が「がんほどき」とよく似た作品だなあと思いました。
主人公も設定ももちろん全然違うのですが。ただ、あちらの作品が嫌さに徹しているのに比べてこちらは不条理感が濃く、そのぶん異形の女性キャラが妙にライトな感じに思えました。
文章はかなり流暢な書きっぷりです。しかし僕には先の作品と落としどころが感覚的に一緒であったため、一度読んだような作品に思えてしまった事がネックだったといえます。
しかし、「はらさっ!」とは?「ジャイアンツの原さッ!」といいながら四つん這いで消えていく坊主頭〜。絶対違うな。僕はこの作品を禁忌に触れた人間が垣間見た恐怖体験としてもう一度リトライして欲しい気がします。
だって、キャラがどうしても勿体無い(笑)

名前: 矢内 倫吾 ¦ 00:08, Monday, Apr 23, 2007 ×


かなりの異常な状況のはずなのに、それが伝わりきってないのが残念です。
玄関なんていう場所、それも「一人暮らし」から想像するに、狭いと思うんです。
ってことは、それこそ少しでも動けば、目の前で異常な振る舞いをしている女に体のどこかが接触してしまうほどの、かなり緊迫した状況であると思うのです。
なのに、狼狽もしなければ、慌てもしない。
冷静に今目の前で起こっている出来事を見つめ、頭の中もリアルタイムで整理できていっているような印象を受ける。
これは怪異のディテールを書く事だけに力を入れてしまったのが原因だと思われます。
返せばその部分が当事者の狼狽振りをもって書かれていれば、かなりイケてる怪談として評価が高くなったのでは、と。
いや、読み終えて想像をめぐらせて見ると、めちゃめちゃ気持ち悪いんですけどね^^;
それが読後ではなく、読中に読み手に伝われば最高だったと。
沢山書かれて、沢山好評を受けて、その上でご自身によるリライトものを読みたいです。
ちなみに、「はらさ」でググってみたら、「この怨み…はらさでおくべきか」がトップに出てきて、そんな真ん中の文字かよ!と突っ込んでしまった。
2番目はこの怪異そのものが引っかかってましたw
内容+2 文章ー1

名前: cross2M ¦ 18:55, Tuesday, Apr 24, 2007 ×


   -4   0  +4
文章;■■■■■■■□□(+2)…a
構成;■■■■■■□□□(+1)…b
怪異;■■■■■■■□□(+2)…c
恐怖;■■■■■■□□□(+1)…d
嗜好;■■■■■■□□□(+1)…e
※(a+b+c+d+e)/5…総合点(小数点以下第1位四捨五入)

 生理的嫌悪感を帯びた怪異の異常的な風貌と行動。
 状況を頭に描いていて、どうにも欠けているのが、その異常な空間に巻き込まれている当事者本人の描写である。
 怪異は画が容易に頭に浮かぶほど丹念にその細部まで描かれているのに、それを目撃している当事者の心理的な動きを含む表現がほとんど描かれていないために、本当の意味で自分と重ね合わせた追体験ができなかった。
 怪異を体験している当事者と、その恐怖を共感してこそ本来の意味での恐怖を味わえると思うのだが。
 怪異自体は視覚的にも素晴らしいものである。

名前: 空 ¦ 12:39, Wednesday, May 09, 2007 ×


はらさ の意味がわからなかった。女の異常な行動もさることながら、どの怪異も一つ一つ見れば怖いはずなのだが…。リアルには感じられませんでした。昔話みたいな不思議な感じはしました。文章技術評価0 体験談希少度評価1

名前: ナメコ ¦ 14:23, Thursday, May 10, 2007 ×


「はらさっ」の意味と同じくらい、いつ玄関が開いたかもわからない。禁を破ったことへの戒めでしょうか?文章は的確で読ませます。

名前: ペペ ¦ 15:38, Wednesday, May 23, 2007 ×


奇妙なリズムのある怪談ですね。
怖いんだけれども、どこか赦されている感じも受けました。
でも、来るなよ。ってことですかね。

名前: 藪蔵人 ¦ 14:10, Saturday, May 26, 2007 ×


「はらさ!」という言葉の意味も不明ながら、女の正体や行動もまた意図がつかめないのが怖い。四つんばいで走り去る女、というところで、望月峯太郎の「座敷女」を連想してしまった。
池と貝が、明確な関連性を持っているのも、怪異を怪異たらしめていて良かったように思う。禁忌を破ったことによる罰、という図式がすんなり頭に飛び込んでくる。文章も過不足無く丁度良い。

名前: GPZ ¦ 02:40, Thursday, May 31, 2007 ×



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