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何?
部屋でテレビを視ていたら。

   パチン
  バチッ
 バリッ
バキッ

という音が宙を渡りながら近付いて来て、最後の音は私のすぐ耳元で鳴った。
そばにいた猫たちは移動してくる音を目で追っていたが、私のすぐ近くで音が鳴った時、皆そそくさと逃げ出した。

ちょっと。
一人にしないで。
おいて行かないで。








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受信: 01:30, Friday, May 25, 2007

■講評

音の近づいてくる様に視覚的効果があって面白い。
とても可愛がられているであろう猫たちがさっさと飼い主さんを放って逃げるところも面白い。猫好きの人には、このジコチュー的なところもたまらないらしい。
楽しいお話でした。でもそれほど怖くはありませんでした。

名前: くりちゃん ¦ 09:04, Thursday, Apr 12, 2007 ×


わかる、わかる、こういうの!ここまではっきりとしたラップ音がしたわけではなかったけれど、ウチの猫にも似たようなことやられて、こちとら大パニックになったことあります。ホント、タイトル通り「何?何!?なんなの!いやあああ」でした。もう、その場ですくんで涙目になるしかないという…、まさしく、おいていかないで状態。
猫のみ感じる・視えている話は結構目にしますが、この作品ほど共感したものは今までありませんでした。簡潔にして、必要な事柄は余さず書き出している、短編の見本のような作品だと思います。特に、効果音の表現や、最後の三行で生身の本音を出しているところなどがイイですねえ。この三行がなんとも心をくすぐって、何度も読み返してしまいます。

とても気に入っているので4点つけたいところなのですが、中盤の状況を説明する文が、それぞれ一文にするには長すぎ、リズムを悪くしているように感じました。ここをマイナス1点ということで。ごめんなさい。

名前: こころママ ¦ 10:31, Thursday, Apr 12, 2007 ×


はいはい〜ニャンコどもって意外に薄情なんですよ(笑)
わんこは一生懸命吼えて威嚇してくれるんですけどね。小粒ながらも笑わしてくれる怪異でした。
ラップ音や動物が何か見る、というくだりはある意味王道なんですが、短い文の中でそいつを上手く並べ替えて読者の共感を得るような手法はいけてます。最後の三行あたりで「うん、そうそう!」と頷いた読者さまも多かったのでは?
なかなか見る箇所の多い怪談だと思いますよ。作者様の感性が光る怪談です。
ゆえに小粒でもこの点数いっちゃいます。勉強になりました。
ちなみに猫も、霊感の強いのとないのがいるらしく、知人宅では見えない人の足音がミシミシなっているのにその横でぐうぐうと寝ているトラ猫さんが。
きっとジャンキーさん同様に、もう恐怖にマヒしちゃってんでしょう、きっと(笑)

名前: 矢内 倫吾 ¦ 11:04, Thursday, Apr 12, 2007 ×


ちゃんと音の種類が変わってるのが、芸が細かい!
直感的で分かりやすいし、最後の一文もツボにはまりました。
ほのぼのしてるものの体験者の怖さが伝わってきて、良いですねぇ。
素材:+1 文章:+2

名前: 夢屋 陣 ¦ 13:06, Thursday, Apr 12, 2007 ×


小ネタだがなかなか面白い。
近づいてくる音が、軽い音から重い音に段々と変化していくのが、コミカルな中に嫌な感じが残って印象的だった。

名前: ナルミ ¦ 23:24, Thursday, Apr 12, 2007 ×


内容:1 文章:1

またまた、新しい表現が登場しましたね。
怪異自体は、それほど珍しいものではないですが、音が近づいてくる雰囲気がよく出てます。
ネコたちが薄情なのも、リアルです。

名前: ダウン ¦ 21:47, Friday, Apr 13, 2007 ×


とても不条理で、しかもリアルでいいです。猫いい!

■素材:1 □恐怖:0 ■リアリティー:1 ■文章表現力:1 = 3点

名前: ゆんく ¦ 22:56, Saturday, Apr 14, 2007 ×


近づくにつれて、何かを破壊してるような音になってますね。怖い;
猫はどれぐらいヤバいか察することはできても、助けてはくれないんですよねぇorz
怖くて動けなかった飼い主さんの様子が、最後の三行から伝わってきます。
短い中で表現しきれていて、面白かったです。

名前: 13 ¦ 23:13, Saturday, Apr 14, 2007 ×


新鮮な中にも、味があって素晴らしいです。
ニューウェーブを感じました。

名前: 高田公太 ¦ 22:25, Sunday, Apr 15, 2007 ×


書き方がうまい!!
移動してくる感じがでていました。

名前: 黒ムク ¦ 12:17, Tuesday, Apr 17, 2007 ×


またやられた。
2作品連続で笑わせられた。
くそw
色んな意味で、今までの話とは一味も二味も違っていて、これまたネタそのものは小粒でありながら、それをおいしく調理して食べさせて頂けた非常に良い例かと。
いや、全体の持つ雰囲気も、締め方もふわふわと心地よく、たったこれだけの文章なのに、ほんと色んな意味で「ほぉ」となりましたよ。ええ
内容+1 文章+2

名前: cross2M ¦ 17:34, Tuesday, Apr 24, 2007 ×


   -4   0  +4
文章;■■■■■■□□□(+1)…a
構成;■■■■■■□□□(+1)…b
怪異;■■■□□□□□□(-2)…c
恐怖;□□□□□□□□□(-)
嗜好;■■■■■■■□□(+2)…e
※(a+b+c+d)/4…総合点(小数点以下第1位四捨五入)
※この作品は、恐怖と直接紐付けする必要性がないと判断したので、評価項目からは除外した。

 文字の配列などで視覚的にうったえる表現は創作怪談では見たことがあったのだが、実話怪談では難しいだろうな、と思っていただけに正直’やられた’と思った。
 ひとつひとつの音が異なるのも、些細なことではあるが筆者の方の配慮が伺える。
 ラップ音のみが怪異の内容ではあるが、この筆者の方の作品を他にも読んでみたいと思った。

名前: 空 ¦ 12:56, Monday, May 07, 2007 ×


話の内容より、文字の方に目を奪われてしましました。
音が近づく感じがうまく表現されていたと思います。
猫が逃げた後にさらに怪異が起こっていたら、お話が膨らんだかと思います。
文章技術評価1 体験談希少度評価0

名前: ナメコ ¦ 14:39, Tuesday, May 08, 2007 ×


音の移動は経験ありますが、耳元までというのはありません。ストーレートに読みやすく、経験者の姿が想像しやすい。

名前: ペペ ¦ 15:17, Wednesday, May 23, 2007 ×


文章:0 怪異:1
内容の面白さにもう+1

最後のバキッ!は印刷物ならポイントを上げて太字にしたいところ?
逃げて行った猫たちを見て一人固まっている体験者の様子がよくわかる様な。


名前: コウ ¦ 01:22, Friday, May 25, 2007 ×


素材・0 文章・1
新しい手法を見つけたという点に
敬意を表して。
ネタ的には評する所は無し。

名前: つくね乱蔵 ¦ 00:32, Saturday, May 26, 2007 ×


いい試みです。
文章も巧みだし、よろしいんじゃないでしょうか。

名前: 藪蔵人 ¦ 14:08, Saturday, May 26, 2007 ×


ネタは積極的に評価する気にはなれない。近づいてくる音、猫に置いてけぼりにされるユーモラスさはあるが。
空間的な広がりを文字の配列で表現する方法については、既に小説などで目にしていたため、新鮮な驚きは得られなかった。

名前: GPZ ¦ 02:15, Thursday, May 31, 2007 ×



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