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小池君は大学時代、ヨット部に所属していた。
そのヨット部では夏休みになると、新入生を含めた強化合宿が行われる。 場所は逗子の合宿所。 水難事故の危険を伴うため、毎年合宿前にはキャプテンが参加者を率い、神社で無事故祈願のお祓いをして、御札を拝領するのが定例行事となっていた。 神主さんが全員の名前を入れた祝詞を読み上げ、無事故祈願は無事終了。 御札を拝領して拝殿から出たキャプテンの首に、上から何かが落ちてきた。 「あれ?」 小さな御札。 「なんだこりゃ?」 全員で上を見上げたが、そこは境内のど真ん中。どこから落ちてきたかも判らない。 とりあえず面倒臭いのでほったらかし、キャプテンと部員九人は乗って来た三台の車に分乗して帰途に着いた。 その途中。 凄い美人だった。
小池君たちの車は脇見でカーブを曲がり切れず急ブレーキ。 後続の二台がそこに突っ込んだ。
全員が首を捻ってムチウチで入院、その年の合宿は中止となった。
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» 【+1】「無事故祈願」 [DJ ZIRO『超-1 2007』感想ブログから] × これは困った(^^;事故も先頭の脇見運転のハンドルミスだし、玉突き衝突すればムチ ... 続きを読む
受信: 18:19, Sunday, Mar 18, 2007
» [超−1]【0】無事故祈願 [幽鬼の源から] × この作品で語られている内容が偶然なのか、あるいは必然なのか、そのあたりの判断に非常に苦しむところである。 何もないところから小さな御札が落ちてくるのは、これは疑うこともない不思議な出来事である。 しかしその後の「凄い美人」が問題である。 これ以上の表記 .. ... 続きを読む
受信: 06:41, Tuesday, Mar 20, 2007
» 【−3】無事故祈願 [Forgotten Dreams 「超」1講評から] × <文章> −1 <体験> −2 <得点> −3 皮肉な笑い話ではあるものの、怪談としての要件はほとんど満たしていない。 神社境内で御札が降ってくる、というのはあり得ないことではない。 そして、美人、というのは何の表現もされていないので霊的 .. ... 続きを読む
受信: 13:41, Thursday, Mar 22, 2007
» 【+4】無事故祈願 [2007年超-1・TOMOKI講評から] × たとえ些細な不思議に思える事だとしても、神社の境内の中で起こったのなら、真摯に受け止めて注意するべき事象なのですね。わざわざ「首」に御札を落としてまで注意を促して頂いたのに、>小池君たちの車は脇見でカーブを曲がり切れず急ブレーキ。………愚か者orz全員 .. ... 続きを読む
受信: 16:54, Monday, Apr 30, 2007
» 【+6】 無事故祈願 [hydrogen's blogから] × 内容: +4文章: +2境内の真ん中で、どういう姿勢をしていたら「首」にポトッと落ちてくるのだろう?凄い猫背だった?ひょっとするとこれはヨットの無事故しか祈願しなかったので、車の事故を起こしてヨットの事故を確実に防いだという話なのでしょうか。そうならかなり面 .. ... 続きを読む
受信: 01:21, Monday, May 14, 2007
■講評
小ネタだがけっこう面白かった。 事故は偶然とも考えられるが、十人全員がむちうち(だけ)で入院するというのは、やはり何かの力が働いたのだろう。 (落ちてきた御札に何が書いてあったかが気になるところだ) 惜しいのは、「凄い美人だった」の部分の文章がわかりづらかったこと。 |
名前: ナルミ ¦ 02:24, Sunday, Mar 18, 2007 ×
内容:0 文章:−1
お札が落ちてきたことと、事故を起こしたことの繋がりが少し弱いと思います。 若者だから女性に気を取られて脇見運転する可能性も大いに考えられますし。 「凄い美人」の部分も、最初わかりづらかったです。 |
名前: ダウン ¦ 12:02, Sunday, Mar 18, 2007 ×
それにしても神主さんが祝詞をあげてくれて拝領した御札と、落ちてきた御札とはどのような関係があるのかはわからない。 例えば、御祭神が一柱だけの神社ではなくて摂社に女神様も祀られていたとか、その女神様のお眼鏡にかなった青年達だったとか、いろいろ想像すると興味深い。女神様というのは後の「凄い美人」という言葉からの類推。 その小さな御札を無視したら、全員怪我で…というのも何か関連がありそうだ。 私には面白かった。文章も読みやすかった。 |
名前: くりちゃん ¦ 19:13, Sunday, Mar 18, 2007 ×
拝領したのと落ちてきた御札が一緒のものか別かは知らないが、その後の事故につながる付箋としてぐらいになら考えてもいいかなと思う。 ただ、凄い美人だった。だけでは実際に凄い美人がたっていたかもしれないという誤解した解釈を生む場合もあるのでは。 怖い話であるという先入観を持って読み出す我々読者は、それがこの世も者ではないと判断できるが、そうではない人が読んだら、ただのわき見運転による事故と判断してしまうのではないでしょうか。 そこらへんをふまえてから書いて欲しかったです。 話自体はあっさりしていて、読みやすかったです。
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名前: 黒ムク ¦ 12:24, Monday, Mar 19, 2007 ×
無事故祈願の御札はもらったのに、謎の御札をほったらかしにして、事故にあった、ということでしょうか。 「あれ?」小さな御札、のように文章としてつながりが悪い箇所が散見しています。 「凄い美人だった」の箇所も、女性が立っていたのか、車ですれ違ったのか、宙を飛んでいたのか。 最低限、読み手に伝えておく情報がないと、怪異かどうかも分からないと思います。 素材:0 文章:−1
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名前: 夢屋 陣 ¦ 14:33, Monday, Mar 19, 2007 ×
因果関係が希薄で、同軸上で語るには弱いかなぁ。 降って沸いた「凄い美人」も気になるし。 御札が降ってくるあたりで、面白い展開を期待していただけに、完全な肩透かしで終わった。 ただの脇見運転と、それに後続車が突っ込んで、中にいた人間がその衝撃で鞭打ちになっただけの話。 例えば、そのもの凄い美人が人間ではない何かが示唆されていたとしても、前半と後半でつながりは期待できないのではと。 当事者にとっては、何かしらの理由付けが欲しくて、そう解釈するのでしょうが、読み手は客観的な立場から判断するので、余程の因果関係を示唆するものがないと辛いです。 内容ー1 文章0 |
名前: cross2M ¦ 11:47, Tuesday, Mar 20, 2007 ×
合宿の前に首に気をつけなさいよ、というお告げだったんでしょうか。とても気の利く神様なんですが、残念ながら小池君たちにはその想いが届かなかったようですね。 ものすごい美人がいたら、そりゃあ余所見もしちゃいますよ、運転中はマズイけど。降ってきたお札を大切に扱っていたら、ここまでひどいことにはならなかったかもしれません。女にうつつを抜かしてないで合宿に励みなさいよ、という意味もあったのかもしれないな、ともw教訓めいたものを感じました。 神社やお祭りに関わるお話は、興味深い作品が多いですね。(+3)
>〜分乗して帰途に着いた。 >その途中。 >凄い美人だった。 > >小池君たちの車は脇見で〜 ここでつっかえました。無駄なくスッキリと書かれているのですが、ここはスッキリしすぎていて戸惑います。 こまめに区切らずに、脇見の原因が凄い美人であることをきれいにつなげて書いてあると良かったです。(−1) |
名前: 13 ¦ 20:42, Wednesday, Mar 21, 2007 ×
-4 0 +4 文章;■■■■■□□□□(±0)…a 構成;■■■■■□□□□(±0)…b 怪異;□□□□□□□□□(-4)…c 恐怖;□□□□□□□□□(-4)…d 嗜好;■■□□□□□□□(-2)…e ※(a+b+c+d+e)/5…総合点(小数点以下第1位四捨五入)
提示されている内容だけでは、怪異は起こっていないものと判断する。 唯一不可思議と受け止められなくもない事象は境内で上から落ちてきた御札であるが、作中の情報だけでは風で舞ってきた可能性を否定できない。 文章そのものは明瞭で状況も理解し易いので、別作品に期待したい。 |
名前: 空 ¦ 12:52, Thursday, Mar 22, 2007 ×
読みやすい文章だったのに「凄い美人」の前後の文に「ん?」となってしまいました。その部分だけ他の文章とテンポが違って意味が通じ難く残念でした。 |
名前: 麻田夕真 ¦ 23:29, Sunday, Apr 01, 2007 ×
文章:-1 怪異:+1
凄い美人。
虚をつく感じを狙ったのでしょうが、狙いすぎてはずしてます。 分かりづらい。 他が読みやすく、怪自体も興味深いだけに残念。 |
名前: 晴。 ¦ 16:14, Tuesday, Apr 17, 2007 ×
上から降ってきた御札と、凄い美人を見掛けての脇見運転による追突事故を関連付けるのは苦しいかも。 お札を、何じゃこりゃと粗末に扱うぐらいだkら、まあ注意力散漫というかアバウトだったんでしょう。だから事故が起こしてもしょうがない人とも思えるし。ちょっと怪異性が感じられませんでした。 文章技術評価0 体験談希少度評価0 |
名前: ナメコ ¦ 01:51, Saturday, May 12, 2007 ×
因果は薄いと思います。神主さん、無駄働きだ。10人全員、むち打ちの絵面は怖いな。 |
名前: ペペ ¦ 17:47, Saturday, May 19, 2007 ×
これは、どう考えても「自動車事故のお告げ」ですよね。 首に落ちてきたお札は「首にまつわる災厄」を物語っていますから。 そんな神様のお告げを無視して行ったのは回避できない事故だったのか、はたまたもっと大きな海難事故等を回避させるものだったのか、いろんな含みが取れますねえ。 しかし。 国道十四号市原市あたりに「美人多しスピード落とせ」という看板がありますが、見惚れてしまっても結局ダメという教訓も含まれていますよね、コレ。 あんまりおねえさんたちのお尻ばかり見ていないように気をつけます、ハイ。 |
名前: 矢内 倫吾 ¦ 20:12, Monday, May 21, 2007 ×
祈願祭、お札、事故を結び付けようということなのだろうが、単なる偶然の一致ではないかとも思える。 そもそも、事故を起こしたのは単なる脇見運転であり、直接怪異に関わっていないのではないだろうか。 仮に、事故で合宿が中止=水難事故を防いだ、という図式が成り立つとしたら、相当に乱暴な神様である。 |
名前: GPZ ¦ 22:31, Tuesday, May 22, 2007 ×
怪談は読み易さ第一、だと思います。 無闇なレトリックはやめたほうがよろしいかと。 前後の文体にも合わないですし。 無事故祈願が皮肉な結果に……というのは面白いのですが。 |
名前: 藪蔵人 ¦ 22:20, Thursday, May 24, 2007 ×
水難事故の無事故祈願をおこなってもらって、むち打ち入院で合宿は中止…結果的には水難事故は起こらなくて良かったじゃないですか。 と、手放しで喜べないですが(むち打ちは後々大変でしょうから) ひょっとしたら、その年合宿を行っていたら酷い水難事故にあったかも知れませんね。 首に落ちたお札、凄い美人とナゾは残りますが、不思議なお話でした。 |
名前: フジ ¦ 00:59, Sunday, May 27, 2007 ×
素材・0 文章・0 やや捻くり過ぎた印象が強い。 それにより、怪異自体も弱いものに見られてしまう。
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名前: つくね乱蔵 ¦ 19:59, Wednesday, May 30, 2007 ×
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