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ジェイムシーズ
 宇田川さんの会社には定期的にUS本社から人がやってくる。
 大抵は管理職なのだが例外もある。
 その中の一人にジェイムスという、大学を出たばかりの新人がいた。
 優秀な人物で、半年ほどである程度日本語も話せるようになる程だ。
 明るく積極的で素晴らしい人物だったが、彼には一つ困った癖があった。






…………

この作品は超-1/2007作品集【超-1 怪コレクション 黄昏の章】に収録されました。
続きは怪コレでご覧下さい。
http://www.amazon.co.jp/dp/4812432405

【超-1 怪コレクション 黄昏の章】加藤一 編







05:13, Monday, Feb 26, 2007 ¦ 固定リンク ¦ 講評(24) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(6) ¦ 携帯

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ここまで強烈な『ジェイムシーズ』を実体化できるのなら、彼にはインドの山奥で修行( ... 続きを読む

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» [超−1]【+5】ジェイムシーズ [幽鬼の源から] ×
怪異のネタとして第一級クラスのものであると思う。 一人の人間の分身体が複数存在するのが確認される、しかもそれが数珠繋ぎのように目の前を通り過ぎるなどという話は初見であり、この希少性は信じがたいほどの高さである。 また文章の組み立てが非常に巧妙であり、 .. ... 続きを読む

受信: 10:31, Wednesday, Feb 28, 2007

» 【+4】 ジェイムシーズ [hydrogen's blogから] ×
内容: 2文章: 2僕は生霊ネタとドッペルネタが苦手なんですよ。怖がると言ったって相手生きてるんだし。しかしこの話は、方向性がハッキリしているのでそこは苦になりませんね。ドッペルゲンガーのようなもの、と書かれてますが通例伝えられるところのそれとはかなり特徴 .. ... 続きを読む

受信: 03:33, Saturday, Mar 03, 2007

» 【−1】ジェイムシーズ [Forgotten Dreams 「超」1講評から] ×
 <文章> −1  <体験> 0   <得点> −1  ドッペルゲンガーも新出の素材ではないけれど、当人の前で問題行為を行なってしまう、 同時に複数現れる、といったユニークな面が多く興味深い。  ただ、文章が何を言わんとしているのか良く判らないところ、 .. ... 続きを読む

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» 【+6】ジェイムシーズ [2007年超-1・TOMOKI講評から] ×
こりゃ不思議で不可解で面白い! しかし居酒屋の店員や飛行機の添乗員・乗客など、ごく身近な限られた人々以外の前にも平然と姿を表すジェイムシーズですが、>本人に対しても〜軽く知らせてやることが暗黙の了解になっていた。>「サア……ヨニン、カ、ゴニントオモイ .. ... 続きを読む

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» 【+5】ジェイムシーズ [I'd like to tell you something about ...から] ×
 面白い。タイトルが効いてます、はい。 複数形という表現が正にぴったりですね。 ジェイムス、帰国した今もジェイムシーズになってんのかな。気になる所だわ。【文章技術評価】  +2 【体験談希少度評萓 ... 続きを読む

受信: 16:38, Wednesday, Apr 18, 2007

■講評

ドッペルゲンガー譚だが、怪談というものに接するようになってから初めてそのジャンルの怪談に「面白いなあ」と思った。
まずすごく複体が活動的なこと、次に宴会の場面の現れ方がすさまじい、肉食人種だからエネルギッシュなのか。

また課長は少し沈黙したあと、
「今日は割り勘にするぞ」
 と言った。

という課長の大人の対応(?)も恐れ騒ぐより面白い。

名前: くりちゃん ¦ 07:30, Monday, Feb 26, 2007 ×


最後の飛行機の件は不要では、と感じました。
居酒屋で実際に体験した出来事の方が力強いので。

『課長の〜後頭部に顔を埋め』るって、すごい体勢ですね。面白いです。

名前: 雛人 ¦ 13:28, Monday, Feb 26, 2007 ×


内容:1 文章:0

複数のドッペルゲンガーは、珍しいですね。
そいつらが、本人と違って下品なのもジキルとハイド氏みたいだ。
一体彼にはどんな秘密があるんだと、いろいろ想像してしまいます。

名前: ダウン ¦ 00:36, Tuesday, Feb 27, 2007 ×


ドッペルゲンガーものはよくあるが、ここまで陽気なのは珍しい。面白かった。
ラストの飛行機の件は蛇足にも思えるが、
ジェイムスは潜在意識の力で飛行機を止められる→ドッペルゲンガーも彼の潜在意識が生み出したもの→つまり「ハゲ頭」と叫んだのも電柱に股間をすりつけていたのも彼の潜在意識が‥‥
と考えると、なかなか意味深長である。

名前: ナルミ ¦ 02:15, Tuesday, Feb 27, 2007 ×


ぎゃはははは
笑いました。
ドッペルネタでそう来ましたね

名前: ハッシー ¦ 21:08, Tuesday, Feb 27, 2007 ×


怪異:さすが外国人!物理現象を伴なう本場仕込みの心霊現象だぜ!! 噴いた。
心霊落語の体裁っぽいですが、実際見たらかなり怖いと思いますよ。
ある意味でギャグでもありますが。+1
ところで割り勘って、ジェイムス君は5人分支払うことに……?
文章:んとね、すごい笑った。
非常に文章が巧みなんですね。ていうか面白い。
流れもスムーズだし、非常に読みやすかったです。
ラストの飛行機は、多分彼が止めちゃったんでしょうね。たくさん出てきて。
書いてないのにそれとわかる書き方が出来るんだからすごいです。
US本社はアメリカ本社でも良かったような気がするのですが。+2

名前: brother ¦ 21:08, Tuesday, Feb 27, 2007 ×


ジェイムシーズのキャラが反則。愉快すぎる。(褒め言葉である)
ドッペルゲンガー譚は世に溢れかえっているが、
複数人数が一度に目撃、それも分身も複数出現というパターンは珍しい。
ネタに合わせて、敢えて文体をユーモラスに仕上げた点も良いと感じる。
ブラインドなオチも巧妙。
完全に落語怪談と割り切った潔さも評価したい。

名前: GPZ ¦ 23:29, Tuesday, Feb 27, 2007 ×


タイトルは意味不明だし、しょっぱなからドッペルゲンガーと言い切ってしまうし…どうなるんだ?と構えて読んでいたら、笑い死にさせられました。

とりわけ面白い表現を選んで書いてますね。
含みを持たせた書き方をされていても、意味がハッキリわかるので気持ちよく読めました。
笑いを外して書かれていたら十分怖いので、この文章力で描かれた「ゾッとするジェイムシーズ」も読んでみたいです。
文章に(+3)、内容に(+1)で。

名前: 13 ¦ 23:43, Tuesday, Feb 27, 2007 ×


凄い。珍しい。面白い。
肝心の怖さは何処かに行ってしまってますが、補って余りある話ですね。
重箱の隅では、USとか程とか、読んでいて、おやと思う箇所もありましたが、楽しく読ませていただきました。
素材:+2 文章:+1

名前: 夢屋 陣 ¦ 14:43, Wednesday, Feb 28, 2007 ×


エージェント・スミス!(笑)
いやもう、ほとんどマトリックス・リローデッドですよね。
あるいはおそ松くんか(笑)まあ、ツボに入りまくりの心霊パワーコメディ(アメリカ人なので落語はちとなあ)でした。いままで面白い心霊談はたくさん読みましたが、このお話はそれらの中でも群を抜いている気がいたします。実話というくくりがなくとも、かなり面白い読み物として読めるのではないでしょうか?脱帽。
しかも周囲の方々の振り回され方がまたコメディをしているのがいけてます。課長が真っ赤になって怒っていたらしらけた話になっていたかも知れないのにと、僕はこの課長の懐の広さだけですでに満点でした。
しかし、このままスミスが増えていったら、仮想世界はパンクしてしまうのではないかという心配が飛行機の中で行われていた模様で、早いとこ救世主の誕生を祈りたい、そんな傑作でした。
すてきな作品をありがとうです。

名前: 矢内 倫吾 ¦ 23:55, Friday, Mar 02, 2007 ×


ドッペルゲンガーですか。
怖さはないな。

名前: コテキツブ ¦ 17:43, Monday, Mar 05, 2007 ×


   -4   0  +4
文章;■■■■■■■■□(+3)…a
構成;■■■■■■■■□(+3)…b
怪異;■■■■■■■■■(+4)…c
恐怖;□□□□□□□□□(-)
嗜好;■■■■■■■■■(+4)…d
※(a+b+c+d)/4…総合点(小数点以下第1位四捨五入)
※この作品は、恐怖とは直接紐付けする必要性がないと判断したので、評価項目からは除外した。

 怪異の希少価値が非常に高い。
 流れるような文章も、怪異を損ねることなく十分にそれを活かすものである。
 もうねぇ、なんて言うか。
 すげぇorz

名前: 空 ¦ 12:15, Tuesday, Mar 06, 2007 ×


群れなすドッペルキタ━━(゜∀゜)━━!!
ドッペルゲンガー話はときどき耳にするけど、ここまでぞろぞろぞろぞろ出てくるのは初めて聞いた。いや、眼福。
その行動の厭さっぷりも凄い。こりゃ確かに映像で見たい。
エージェント・スミスも浮かんだけど、これはピポザルっぽい(笑)
上司の冷静さもよい。
宇田川氏の顎が外れているであろう様子も目に浮かぶ。

最後の空港の下り、これは「機内で分裂しているジェイムシーズをフライングアテンダントが見かけてパニック」を予見させるw
席に着いているはずのジェイムスの他に、トイレから出てこないジェイムシーズがいたり、すでに搭乗しているのに、さらに搭乗手続きをしようとしているジェイミシーズがいたり、さらにはコクピットを覗こうとしてつまみ出されたジェイムシーズもいたのではないのか。
空港の下りは、「ボクニガテ〜」から「案の定」まで3行しかなく、怪異については一切の描写がないのに、そこに至るまでのジェイムシーズたちの行動から、奴らが何をしでかした結果飛行機が遅れたのかについて、読者がいろいろと想像する余地が残されている。

ここを深読んで楽しめなきゃもったいないよ!
心霊落語だけど、これはどう見ても怪談w
太鼓判で満点です。

名前: カエル・ハイド ¦ 03:34, Wednesday, Mar 07, 2007 ×


やられた!
面白すぎる!!
体験もレアで面白いし、著者もうまいなぁ
本気で嫉妬です><
こんな話聞けたのも、こんな風に書けるのも
文句なく満点です

名前: cross2M ¦ 21:12, Saturday, Mar 10, 2007 ×


面白かったです。ただドッペルゲンガーが悪さするだけの話かとおもったら…やられましたね。

名前: 竹下 登 ¦ 10:21, Sunday, Mar 11, 2007 ×


面白いです。
最後も、一体何が起きているのかと想像させてくれます。

名前: 丹羽 ¦ 12:41, Tuesday, Mar 20, 2007 ×


素材・1 文章・1 個人的には、愉快な怪異譚というのは好みではない。 が、作者の力量に捻じ伏せられてしまった。
面白い。

名前: つくね乱蔵 ¦ 13:44, Wednesday, Mar 21, 2007 ×


4点じゃ足りません!実質、5点でも6点でも差し上げたいくらいです!!
とにかく笑いのツボ入りまくりの、腹の皮よじれまくり。なんて災難な体質なんでしょうか、ジェイムス氏!
誰もが「え〜、ドッペルかあ」と、ひいてしまう素材を、よくぞここまで極上品に仕上げてくれました。
ドッペルの奇抜な現れ方といい、懐の広い大人な課長のキャラといい、ラストの飛行機オチといい、なにをポイントにするかをよーく心得ていますよ。いや、スキがない。
4人も5人も分裂してしまうだなんて、アメリカ人のジェイムス氏には日本の宴会は相当肌に合わなかった模様。ましてや、苦手な飛行機、分裂度はさらに高まったハズ。もう想像するだにおかしいですよ。ぶっ、くくくく。
私は、こういう驚きを伝える怪異譚も充分怪談だと思っています。この場合も、恐怖をあおらず心霊落語にしたことで、いたってとんでもぶりが発揮されて正解だったと思います。作者の手腕に拍手!

名前: こころママ ¦ 12:08, Sunday, Mar 25, 2007 ×


文章:1 怪異:3

笑った。
群れ成すジェイムシーズ!
ジェイムスどれだけストレス貯めてるんだ(笑)

そして、それを目撃しても冷静な会社の面々といい。
むしろそっちの方が怖いと思いますが。

割り勘てことは、各ジェイムシーズも普通に飲み食いするんですか。
そして、飛行機では一体なにが。

後日談がぜひ知りたい。

名前: 晴。 ¦ 11:06, Tuesday, Mar 27, 2007 ×


新しい話です。
本人がいようがいまいが関係ないところが迷惑な現象でしょう。
いっぱいいるところがもう手に負えない感じです。
怖くはないけど、面白い体験ですよね

名前: 黒ムク ¦ 14:00, Wednesday, Mar 28, 2007 ×


こ、これはコメントのしようが……
いや、悪い意味ではないです。はっきりいって度肝を抜かれました。
本社に戻って奇病が治るといいんですけどね。

名前: 藪蔵人 ¦ 22:31, Tuesday, May 01, 2007 ×


怪奇でありながらとても笑える作品でした。分身も一度に複数出てくるのは、とても珍しいですね。文章もテンポがよく読みやすかったです。ジェイムスのキャラクターも魅力的だった。
文章技術評価2 体験談希少度評価2

名前: ナメコ ¦ 18:45, Friday, May 04, 2007 ×


怖いというより凄すぎる。ジェイムス、ストレス過多ですね。

名前: ペペ ¦ 19:48, Thursday, May 17, 2007 ×


こりゃあ、凄い。
ここまでぶっ飛んだドッペルゲンガー譚は初めて聞きました。
タイトルのつけ方も文章も巧くて、超怖本編に掲載されていてもおかしくない出来ですね。

文章2 怪異2 =4


名前: 久遠平太郎 ¦ 21:02, Monday, May 21, 2007 ×



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