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奇禍
「怖い話を集めているんだって?」
柿山さんはそう笑うと、営業車の運転席からニヤリと笑った。
「うちの会社にもあるよ、怖い話…」
是非聞かせてくれとせがむと、こんな話をしてくれた。






…………

この作品は超-1/2007作品集【超-1 怪コレクション 黄昏の章】に収録されました。
続きは怪コレでご覧下さい。
http://www.amazon.co.jp/dp/4812432405

【超-1 怪コレクション 黄昏の章】加藤一 編






06:51, Wednesday, Feb 21, 2007 ¦ 固定リンク ¦ 講評(22) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(6) ¦ 携帯

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» 【+3】「奇禍」 [DJ ZIRO『超-1 2007』感想ブログから] ×
「N商会の社長さん。買い換えろよ!あんたその四トントラックにとり憑かれてるんとち ... 続きを読む

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» 【+4】 奇禍 [hydrogen's blogから] ×
内容: 2文章: 2まさしく奇禍としかいいようがありませんね。で、これだけ続くのならいっそ伝聞の伝聞になる「運転席に黒い人影が」などは切ってしまったほうがよかったようにさえ思います。事故・不幸がこれだけ続くとそれは不気味ですが6人目に至って不気味さ最高潮。 .. ... 続きを読む

受信: 02:11, Thursday, Feb 22, 2007

» [超−1]【+4】奇禍 [幽鬼の源から] ×
連鎖する怪異の典型であるが、ここまで連続すると、ちょっとした怪異でも恐怖感を煽ることが出来る。 だが、この作品では運転手の状況が後になればなるほど深刻になっているから、さらに恐怖感がアップするように感じる。 最初の2人は事故に“巻き込まれた”全くの被 .. ... 続きを読む

受信: 07:24, Friday, Feb 23, 2007

» 【+2】奇禍 [Forgotten Dreams 「超」1講評から] ×
 <文章> +1  <体験> +1   <得点> +2  ここまで不幸がしかも短期間に続くとなると、単なる偶然では、と済ますのが むしろ難しい。それが超科学的なものであるか否かとは関係なく「怪」であることは 間違いない。  理由があまりにばらばらなのが .. ... 続きを読む

受信: 19:08, Monday, Mar 05, 2007

» 【+5】奇禍 [2007年超-1・TOMOKI講評から] ×
…これ、本当にトラックが原因……なんですかね?例え新車にしろ何かと験の悪い車というのはあるとは思いますが、ここまで立て続くと「そもそもトラックの製造段階で何かあったんじゃないか?」くらいの勘ぐりは入れたくなりますね。元々自社配送だったんだから、仕事を .. ... 続きを読む

受信: 16:05, Sunday, Mar 11, 2007

» 【+3】奇禍 [I'd like to tell you something about ...から] ×
 新車なのに、ねぇ。 部品に何か取り憑いたのかな。 それにしても、蒸発したと思われる親子が心配です。 会社としても捜索願等出したのでしょうしね。身元保証人とか採用の時確認してるから、そっちから出てるか繧 ... 続きを読む

受信: 17:26, Tuesday, Mar 27, 2007

■講評

車は新品なのにどうして?!って話ですね。問題のトラックの運転に携わった人がこれだけ次々と事故や病気となると、とても偶然とは言えませんね。
それにしても、社長はどうして問題のトラックを処分して買い換えなかったのでしょうか。これを読む限りでは、会社の経営は安定していてトラック一台買い換えられない状態ではないように思えますが。しかも、配送は外注にしたのに、問題のトラックをまだ保管しているとは。その事自体がすでに社長が何かに取り付かれている事を暗示しているようにも思え、怖いです。
怪異に+2
文章に+2

名前: 飛泉 ¦ 13:10, Wednesday, Feb 21, 2007 ×


素材+2 文章+1

連鎖する怪異もさることながら、4トントラックを処分しようとしない社長さんの意固地さが怖い。
長めの話ですが、さらりと読めたので。

名前: 有線 ¦ 13:15, Wednesday, Feb 21, 2007 ×


因果よりも、結果に感じる怖さですね。素材+2
事実を淡々と進めていきながら、読ませてくれる文章力にも +1で。
肝心のトラックは、怪しいながらも噂の域を出てないのでは、という気もしますが。自分も運転は絶対したくない、と思わせるところが怖さの源なのでしょうね。

名前: 夢屋 陣 ¦ 14:13, Wednesday, Feb 21, 2007 ×


読みやすかった。
「奇禍」もこれだけ立て続けだといやなものだが、公募したドライバーの、家族まで巻き込んだ失踪の仕方がすごく唐突で怖い。

社長がなぜそのトラックを死蔵しているのかが不可解である。
一度御祓いをしたということで、社長もトラックと「奇禍」との間には因果関係を疑ってはいるようなのに。
魔に魅入られているのか。

名前: くりちゃん ¦ 15:36, Wednesday, Feb 21, 2007 ×


新車なのに、嫌ですねぇ。
不幸もこれだけ重なると、偶然とは思えないですね。
トラックは高いから、買い換えるわけにいかないんでしょうね。

名前: 丹羽 ¦ 19:37, Wednesday, Feb 21, 2007 ×


トラックのせいだ!と思えませんでした。
奇妙な噂も、普通に人が乗ってただけなのでは?と思ってしまったので。
次々と起きた出来事も、淡々と書かれているせいか、日常で起こりうる不幸が並べてあるだけに見えます。(−1)

呪われた○○、といったお話はよく聞きます。
その場合は大抵、今までのオーナーも不幸に遭ったという形で巡り巡るものなので、新車というのは新鮮ですね。
製造工程で何かあったのかも?とか、最初の事故現場で何かを拾ってきてしまったのか?とか、イヤな想像力が働きました。(+1)

名前: 13 ¦ 19:41, Wednesday, Feb 21, 2007 ×


内容:1 文章:1

社長ひでぇ〜。
頻発する謎の事故やトラブルも怖いけど、やっぱり利益優先の人間が怖いです。

名前: ダウン ¦ 21:34, Wednesday, Feb 21, 2007 ×


こーゆーの大好きなんです。待ってました!

これは読みごたえありますね〜。
文章は実に読みやすく、ぐいぐいと引き込まれていきました。
新品のトラックなのに何故?って誰もが疑問に思いますよね。
お祓いもきかなかったみたいだし相当強烈なモノが憑いている
んでしょうか。いやぁな話です。

これだけ因縁めいたトラックは処分したくても怖くて
出来ないというのもありえますね。。
とりあえず倉庫の中でおとなしくしているみたいだし。
(後日談あったりして)
怖い話教えてくれた柿山さんに感謝です。
もちろんこれを書かれたあなたにも。





名前: 桜子 ¦ 21:38, Wednesday, Feb 21, 2007 ×


どれか一つの事件をピックアップして丹念に描いたバージョンも読みたいと思いました。
お祓いから失踪するあたりまでの逸話が一番興味深かったです。

名前: 雛人 ¦ 23:44, Wednesday, Feb 21, 2007 ×


怪異自体よりも、これだけのことが起きてもトラックを処分しようとしない社長が怖い。面白かった。
文章については、最後の失踪した男性については、「家族も失踪した」ということがわかるように書いた方がよかった。
それと、集金の使い込みは他の不幸とはちょっと毛色が違うので、トラックのせいではないかも。「書かない」という選択肢もあった。

名前: ナルミ ¦ 23:45, Wednesday, Feb 21, 2007 ×


怪異:うへぇ。トラックが原因なんでしょうか。それとも別の何か?
社内の噂は専らトラックが原因と思ってのことなんでしょうが、原因は別にあるような気がします。
でも一、二年の間に7名も運転手が替われば(使い込みとガンは違う気もするが)外注になるのも仕方ないっすね……。+1
ていうかトラックを替えるという手段はなかったのかな。お金かかるか。そうかダメか。
文章:粗っぽい粗はないんですが、ひとつ気になる点としては、六人目の妻子持ちの男性。
彼は一人暮らししていたのでしょうか。それとも妻子とともに過ごしていたんでしょうか。
文章からは前者の雰囲気が漂うのですが確定的なことが書いていないので分かりませんでした。
あと、会社の概要を詳しく書きすぎちゃいませんかね?
人数とかをかなり誤魔化してるならいいんですけど。ちょっとそっちの方で心配。0

名前: brother ¦ 08:41, Thursday, Feb 22, 2007 ×


四トントラック、何気に値段を調べてみたら高いです〜!(笑)不況風の吹き荒れる昨今では、たとえ呪いのトラックといえども減価償却をしてから入れ替えようとする社長の魂胆が〜あるかは判りませんが僕がこんな会社の社員なら「運転手やって」「はい辞表です」。
いくら不況でも、命には代えらんないっすよー(泣)怪談道の道半ばにして未成仏霊にはなりたくありません。
あくまで不条理に徹した怪異ですが家族の消えた箇所の描写はもう少し統一感があってもよかったですね。しかし、なぜディーラーから持って来たばかりの新車に怪異が起こったのでしょう?この作品を読んだら、一旦解約したガン保険にまた加入したくなってしまいました。
あ×りかんほーむ・だいれくとです(笑)

名前: 矢内 倫吾 ¦ 11:31, Thursday, Feb 22, 2007 ×


   -4   0  +4
文章;■■■■■■■□□(+2)…a
構成;■■■■■■■□□(+2)…b
怪異;■■■■■■■□□(+2)…c
恐怖;■■■■■■□□□(+1)…d
嗜好;■■■■■■□□□(+1)…e
※(a+b+c+d+e)/5…総合点(小数点以下第1位四捨五入)

 直接的な何かがあるわけではなく、災いが積み重なることで、それを怪異と見なす超-1ではあまりお目に掛かれないパターンの作品である。

 社内の噂のくだりは不要であるように思う。
 おそらく筆者の方は、「災厄の提示だけで怪異が起きていない」という読み手の判断を恐れたのではないだろうか。これだけの災いが連続すれば、十分に怪異の機能は果たしているのではないだろうか。。
 このトラックについてであるが、これだけの災厄を立て続けに引き起こしておきながら、死者は今のところ出していない。注目すべきは4人目のドライバーである。他の6人が理由なき奇禍に見舞われているにも関わらず、この人物だけが集金の使い込みという己の過失により身体の機能を損なうことなくこの車から離れている。
 もしかしたらこのトラックは、運転手を不幸にするのではなく、人間に運転されることを拒んでいるのではないだろうかと、ふと考えてみたりした。

名前: 空 ¦ 19:27, Saturday, Feb 24, 2007 ×


社長!買い換えるか処分だろ!
なんでいつまでも置いておくんだよ><
もしやトラックではなくて、社長にt(ry
こわいこわい
内容+1 文章0

名前: cross2M ¦ 14:29, Saturday, Mar 10, 2007 ×


素材・1 文章・1 不幸が立て続く真ん中に呪いのトラック。 良い素材です。 出来れば、もう二、三人乗って欲しいぐらいだ。無責任な事を言って申し訳ない。 癌や事故もそうだが、行方不明になるというのは何よりも嫌な恐怖だと思う。

名前: つくね乱蔵 ¦ 11:00, Tuesday, Mar 13, 2007 ×


文章:+2 怪異:+2

長く説明的な文章なのにスルスルと読めました。

それにしても、一体そのトラックに何が。
オチがつかないところが実話怪談集の醍醐味ですね。
余韻がなんとも気味悪くていいです。

お話してくれた柿山さんも、収集者にこれを話すことで厄払いをしたかったのかもしれません。

名前: 晴。 ¦ 17:09, Friday, Mar 16, 2007 ×


起こった出来事一つ一つに説得力があった。
ただ怪異がうわさであったことが悔やまれる。
しかし、怪異は必ずしも決定的なことが起こるわけではない。
その原因の追究も難しい。
この場合この終わり方で仕方がないと考える。
個人的に怪異に遭遇するより、行方不明になるものが出るのは、読んでいて怖い。どこに行ったとか考えると本当に。

名前: 黒ムク ¦ 12:58, Friday, Mar 23, 2007 ×


不幸もこれだけ続けば圧巻ですね。
偶然、とはさすがに言い切れない。

名前: 藪蔵人 ¦ 17:06, Tuesday, May 01, 2007 ×


新車のトラックにもかかわらず、どうしてそんなまがまがしい事が起こるのか説明がつきがたい所が恐ろしい。次々と起こる不幸の説明がよくなされていて面白かったです。
文章技術評価1 体験談希少度評価3

名前: ナメコ ¦ 00:26, Friday, May 04, 2007 ×


車にまつわる怪談というのは、中古車が登場するのが相場であるが、新車である点は目新しい。
人は怪談を読んだあと、自らが体験者となるのを恐れ、どこかに「安全地帯」を作りたがる。
明るい場所なら。人が多い場所なら。そして、新車なら。
そういった逃げ場が塞がれるような話と遭遇したとき、人はさらなる恐怖を覚える。
その点で考えれば、キーアイテムに「新車のトラック」が登場する話をチョイスしたのは大正解と言えるだろう。

名前: GPZ ¦ 19:03, Saturday, May 12, 2007 ×


怪異であろうとも、人は何かしらの理由・理屈を付けて納得しようとします。
そういう理外の理でもって現象を安定させ、自分の世界のほうに引き寄せようとするわけですが、この話の場合それが有るようで無いため、不安定な怖さを感じました。

文章1.5 怪異1 =(繰り上げて)3

名前: 久遠平太郎 ¦ 20:54, Saturday, May 12, 2007 ×


新車だから、という概念を改めなければ……。御払いしても効かなかったのね。

名前: ペペ ¦ 15:19, Thursday, May 17, 2007 ×



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