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新聞屋の話では、何かから逃げるような格好だったらしい。
その町では長く続いた酒屋だった。 「創業は、昭和の初め頃だったらしいよ」 昔の土蔵を改造したその店は、父親と息子との仲が異常に悪く、お互いに意見が対立しては捌け口をおかみさんに向けていた。 「殴る蹴るなんざ当たり前で、土蔵作りの壁を通して、おかみさんの悲鳴が聞こえてさ…」
…………
この作品は超-1/2007作品集【超-1 怪コレクション 黄昏の章】に収録されました。 続きは怪コレでご覧下さい。 http://www.amazon.co.jp/dp/4812432405
【超-1 怪コレクション 黄昏の章】加藤一 編
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受信: 03:21, Wednesday, Feb 21, 2007
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受信: 10:11, Thursday, Feb 22, 2007
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受信: 18:25, Friday, Mar 02, 2007
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受信: 15:58, Sunday, Mar 11, 2007
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受信: 14:16, Monday, Mar 26, 2007
■講評
名前: 丹羽 ¦ 17:25, Tuesday, Feb 20, 2007 ×
読むほどに陰惨な場面が出てくる。 ちょろちょろ顔を出す幽霊出没の噂もさることながら、後半の息子の壊れっ振りも程度を越えている。 本編に入っているような作品ですね。 |
名前: くりちゃん ¦ 17:48, Tuesday, Feb 20, 2007 ×
いやぁ〜、これは怖いですね。 どんよりとした重たい空気が伝わってくるようでした。 新聞屋さんの口調もいいなぁ。 実話怪談の真実味が出ています。 この一家が狂い始めたのは何がきっかけだったのでしょうか。 一人欠け二人欠け、そして誰もいなくなって土蔵だけが残った…。 いえ、強い“念”も未だに残っていそうな気がします。 凄まじい話に出会えて怪談ジャンキーも大満足ですよ。 |
名前: 桜子 ¦ 20:50, Tuesday, Feb 20, 2007 ×
名前: ハッシー ¦ 20:53, Tuesday, Feb 20, 2007 ×
内容:1 文章:1
久々に容赦のないお話でした。 息子さんが狂死していくまでが、とても怖く書かれています。 |
名前: ダウン ¦ 21:45, Tuesday, Feb 20, 2007 ×
文章でゾクゾクさせられました。 >おかみさんの遺体がぶら下がっていた居間で >転がっている息子の死体 冷たい物言いが、ああ、もう…。
新聞屋さんの語りも、ほんとに近所の人たちと立ち話といった感じで、声が聞こえてきそうです。年代や風貌は一切書かれていないのに、頭の中に新聞屋さんが立ってますよ。
呪いが呪いを呼ぶ映画「○怨」を思い出しました。家族が次々と死ぬ、といったお話には食傷気味かもしれません。 それでも、文章がとにかくすごい。そこに(+3)です。 |
名前: 13 ¦ 22:22, Tuesday, Feb 20, 2007 ×
怪異:おかみさんの幽霊が出てくることを除けば東京伝説だー?! サイコ家族の結末は、読んでて非常に気分が悪くなった。 しかし新聞屋、そちは息子の死に様を見てはいないようではないか。 冒頭ではまるで見てきたような言いっぷりだったというのに。伝聞か? 矛盾とまでは言わないけど、なんか引っかかるなぁ。0 文章:色々と試しているような印象を受ける作品です。実験作? そのせいかどうか分かりませんが、句読点の振り方がおかしいところがいくつか見受けられました。 文の流れ自体は良いと思います。+0.5 |
名前: brother ¦ 22:54, Tuesday, Feb 20, 2007 ×
幽霊の怖さと生きている人間の怖さが相まって、何とも言えない嫌な感じを出している。 文章の点では、最初の一言は、死体を発見したところに持って行った方が効果があったと思う。 |
名前: ナルミ ¦ 23:30, Tuesday, Feb 20, 2007 ×
結局噂の域を出ていないような、すっきりしない感じがしました。
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名前: 雛人 ¦ 00:02, Wednesday, Feb 21, 2007 ×
すさまじいばかりですね。 家の中で異常な確執が続いた挙句、その結末がこれとは。 しかも問題の蔵が今でも放置されているというのが、一段と恐怖を煽ります。 描写も非常に的確に感じました。 怪異に+3、文章に+2としたいのですが無理なので、合計+4で。
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名前: 飛泉 ¦ 01:20, Wednesday, Feb 21, 2007 ×
素材+3
家族の壊れっぷりが怖い。ただ、怪異がお袋さんの幽霊以外が伝聞なのが物足りないです。 後、最初の一文は不要かと。 |
名前: 有線 ¦ 01:41, Wednesday, Feb 21, 2007 ×
怪異は噂の域を出ていないが、じわじわと怖さを伝えてくれます。 やはり、体験したくない種の怖さだからでしょうか。 素材:+1 文章:+2 |
名前: 夢屋 陣 ¦ 13:28, Thursday, Feb 22, 2007 ×
…なんというか一瞬突っ込みするのも躊躇わせる凄惨さは、ここに捻りもオチも投げっぱなしもなく、ただただ見聞きし感じた出来事をストレートに読者にぶつけてみようという作者さまの意図が感じられます。 単なる幽霊屋敷の噂の裏に秘められたどろどろとした人間模様は推理小説にも関わらず不気味な余韻を刻む横溝正史の世界を目標とでもしたような…。いやいや息子、シャイニングかよ〜。 こういった路線も、ひとつのカテゴリーとして超怖に加わるのもなかなか面白いのではないかと思います。 あなたの町の酒屋さんは、まともですかあ〜?(笑) |
名前: 矢内 倫吾 ¦ 17:18, Thursday, Feb 22, 2007 ×
-4 0 +4 文章;■■■■■■■■■(+4)…a 構成;■■■■■■■■□(+3)…b 怪異;■■■■■■■■□(+3)…c 恐怖;■■■■■■■■■(+4)…d 嗜好;■■■■■■■■■(+4)…e ※(a+b+c+d+e)/5…総合点(小数点以下第1位四捨五入)
一挙に核心を突くではなく、真綿で首を絞めるが如き恐怖。 すげぇorz |
名前: 空 ¦ 19:21, Saturday, Feb 24, 2007 ×
文章:+2 怪異:+2
どちらも最高得点つけたいです。 話の中身と文章がうまくマッチしていて読んでいて背中が寒い。
まさしく因果応報。 |
名前: 晴。 ¦ 14:19, Thursday, Mar 01, 2007 ×
いろんな意味でどろどろした怖さですねぇ あーやだやだ>< 内容+1 文章+1 |
名前: cross2M ¦ 13:57, Saturday, Mar 10, 2007 ×
| 素材・2 文章・2 伝奇小説のような世界である。このような取材が出来た作者を心底羨ましく思う。 投げ出した感じの文章も良い。 楽しめた。 |
名前: つくね乱蔵 ¦ 14:52, Friday, Mar 16, 2007 ×
身震いするよなダウナー系のお話に、カゼで寝込んでいる身はダメージ大。ううーん、寝込む〜。 ややもすると東京伝説になりそうなものを、やっぱりこれは恐怖譚だと納得させる描写には敬服しました。 それにしても、なんという凄まじさでしょうかね。人の業ってやつは。重い、重すぎます!ダークサイド・オブ・ザ・ムーン、積み重なる狂気の書きっぷりが素晴らしいです。ああ、熱出てきた…。 |
名前: こころママ ¦ 22:58, Sunday, Mar 25, 2007 ×
起きたことを順番に書いていく文章が特に秀でたものだとは思わないが、話の内容は十分に怖い話として成り立っている。 最初の一文は夜逃げしたのかと勘違いしてしまったので、ちがう書き方の方がよかった気がする。 息子さんが最後にいったい何を蔵の中でみたのか・・・想像できないほど怖い |
名前: 黒ムク ¦ 13:51, Wednesday, Apr 04, 2007 ×
語り手が実際に霊を見ておらず、すべて伝聞なのにも関わらず、ここまで読ませてしまうのは筆者氏の文章力の賜物でしょうね。 徐々におかしくなっていく息子がめちゃくちゃ怖かったです。
文章2 怪異1.5 =(繰り上げて)4 |
名前: 久遠平太郎 ¦ 20:39, Sunday, Apr 22, 2007 ×
土蔵造りの酒屋、というロケーションは抜群で最後相当酷いことになってますが、怪異部分は伝聞なんだよなあ。 噂、という感じの。 例えば、おかみさんの自殺を知らない人が店の前ですすりなくおかみさんを見かけたと新聞屋に言う件では、 新聞屋の方にそれを幽霊だと判断する受け皿がすでにあったように見受けられます。 化けてでても不思議じゃないよなあ、というような。 おかみさんは無念を残して死んだに違いない。息子はそのたたりで死んだに違いない。 そういう因果応報譚を信じたいご近所の方々が作り上げた怪談なのかなあ、と取れないこともない。 怪談の発生としては非常に正当ですが、私見では「実話怪談」で扱う範疇とは少し違う気がします。 |
名前: 藪蔵人 ¦ 16:51, Tuesday, May 01, 2007 ×
サイコ家族 とくに幽霊が出てくるわけではないが・・・後味が悪いですね。何かに絶対祟られていると思われる一家離散系の話はどれだけ聞いても本当に後味が悪い。でも、この不快感がたまらないので、こういうお話は好きです。 文章技術評価1 体験談希少度評価2 |
名前: ナメコ ¦ 03:09, Friday, May 04, 2007 ×
物語全体から土蔵に凝縮された負の空気が漂う「これぞ怪談の王道!」と思わせるような作品である。 父と息子の確執が、そのまま怪異の因果に繋がる点も併せて、正統派ともいえるネタである。 ただ、怪異の内容があくまでも噂の範疇を超えておらず、息子が神経質になってしまったのも精神に異常をきたしただけでは、という見方も出来てしまい、パンチ不足の感が否めない。
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名前: GPZ ¦ 02:18, Friday, May 11, 2007 ×
名前: ペペ ¦ 14:28, Thursday, May 17, 2007 ×
嫌なお話ですね。 周囲の人達の目撃もありますし、おかしくなって残った家族。 ざんざん捌け口にされたお母さん一人の霊が、店を物凄い形相で睨んでいるならまだしも、お父さんまでいたのはひょっとしたらお父さんまで息子に…なんて考えてしまいました。 亡くなっている姿から、相当酷いものを見たのでしょうね。 |
名前: フジ ¦ 22:39, Tuesday, May 22, 2007 ×
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