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逢魔
 吉住さんが夕刻、駅前の繁華な通りを歩いていた時のこと。
 数メートル先を歩いていた背の高いサラリーマンが急によろめいて片膝をついた。
「具合が悪いんだ、助けなきゃ。なんて思ったら……」





…………

この作品は超-1/2007作品集【超-1 怪コレクション 黄昏の章】に収録されました。
続きは怪コレでご覧下さい。
http://www.amazon.co.jp/dp/4812432405

【超-1 怪コレクション 黄昏の章】加藤一 編





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内容: 3文章: 2直線上にというのがいいですね。起きてることが嫌な種類の衝撃というのもいいですし通り魔を思わせる陰湿さもグッド。書くところをしっかり書いても全体のリズムを失わないバランスもかなり優れていると思います。ただ、刺された瞬間の描写で語彙の選定が .. ... 続きを読む

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受信: 07:00, Tuesday, Feb 20, 2007

» 【+5】逢魔 [Forgotten Dreams 「超」1講評から] ×
 <文章> +2  <体験> +3  <得点> +5  刺された、というイメージだけを与えて回る霊、というよりここでは題通り魔の方が 良いか。  これは怖ろしく嫌な存在だ。  複数の人間が同時に(時間差で)体験していることで怪としては信憑性がかなり 高い .. ... 続きを読む

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文章技術 +3 体験談希少度 +3 面白かった。もうすばらしいのでうだうだ言いま ... 続きを読む

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逢魔というより通り魔でしょうか。あらゆる意味で隙のない秀作ですね。読んでいるだけで激痛が伝わってきました。痛覚は万人に共通の感覚とはいえ、書かれた言葉からだけでそれを錯覚させるような作品には、そうそうお目にかかれるものではないかと。文章技術評価 【+ .. ... 続きを読む

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 続けざまに三人が同じ体験。 それともそこで同じ人数が被害に逢った通り魔事件があったとか。 池袋の事件を思い出だしましたよ。【文章技術評価】  +1 【体験談希少度評価】+2 ... 続きを読む

受信: 12:12, Sunday, Mar 25, 2007

■講評

色々な解釈ができる点が面白かったです。
本来の意味での「通り魔」とも思えるし、普通の意味での「通り魔」の霊か?とも思えるし。
痛みのみの怪異というのも本当はたくさんあるのかもしれませんね。

名前: 藪蔵人 ¦ 13:11, Sunday, Feb 18, 2007 ×


見えない通り魔ですか!
次々と違う人がその現象に見舞われている「らしい」というところが怖い。

名前: くりちゃん ¦ 15:06, Sunday, Feb 18, 2007 ×


整然とした文章で、順に襲われているのがしっかりと伝わってきました。
痛みに対する描写も丁寧で、なんだか私まで腹が痛くなってきたような気がします。(+2)

それに対して、刺して回っている何かについての描写が全くないことに気付き怖さが倍増。
気配もなく襲いかかるものの正体は、一体何だったんでしょう?(+2)






名前: 13 ¦ 18:27, Sunday, Feb 18, 2007 ×


次から次へと近くにいる人に乗り移っていく珍しい怪現象ですね。
鋭い痛みが走ったところから始まる体験の描写がリアルでありありと追体験でき、怖かったです。
結びはちょっと尻すぼみというか、ぼやけた感じになったのが残念です。
怪異に+2
文章は良いところ、悪いところがあるので+1で。

名前: 飛泉 ¦ 21:46, Sunday, Feb 18, 2007 ×


読みやすくて痛みも伝わってきました。

サラリーマンが救急車を呼んでいる箇所はサラリーマンと、吉住さん(そして読み手)の状況の認識とがズレているため、ちょっと間抜けな行動のような気がしてしまいました。

名前: 雛人 ¦ 22:15, Sunday, Feb 18, 2007 ×


あまり聞いたことのない怪異で、しかも怖い。
文章もいいと思う。

名前: ナルミ ¦ 23:01, Sunday, Feb 18, 2007 ×


内容:2 文章:1

これは新鮮かつ、強烈ですね。
一体、どんなモノがここにいるんでしょうか?

名前: ダウン ¦ 23:37, Sunday, Feb 18, 2007 ×


これは何だろう? 思わず引き込まれる怪異で「怖い」です。
素材+2 文章+1

名前: 夢屋 陣 ¦ 14:52, Monday, Feb 19, 2007 ×


怪異:ぎぃやぁぁぁぁぁ
通り魔の霊かよ。厭だなぁ。出来れば逢いたくないな。+2
文章:なんか巧いです。まったりとしてコクがありそれでいてしつこくない感じです。+2

名前: brother ¦ 00:00, Tuesday, Feb 20, 2007 ×


次々に対象を変える怪異なんですね、面白いと思いました。

名前: 丹羽 ¦ 17:01, Tuesday, Feb 20, 2007 ×


技術2 素材2
凄い現象だと思います。
外傷を追体験する前例はあれど、こんなに立て続けに発生する怪異は実話怪談に類話を見たことがありません。
技術的にも、これは完成されていると言って差し支えないと思います。
(個人的な感想では、事態の説明・転換にどういった台詞をどこまで使うか、「抉る」に「ぶすり」をあてるか否かなどを感じましたが、それらはもう好みの問題かと思います)

素晴らしい作品でした。ありがとうございました。

名前: Chelsea ¦ 19:43, Tuesday, Feb 20, 2007 ×


   -4   0  +4
文章;■■■■■■■■■(+4)…a
構成;■■■■■■■■□(+3)…b
怪異;■■■■■■■■□(+3)…c
恐怖;■■■■■■■■□(+3)…d
嗜好;■■■■■■■■□(+3)…e
※(a+b+c+d+e)/5…総合点(小数点以下第1位四捨五入)
 
 体験者の心理描写、表現が非常に巧みである。
 また、怪異もほぼ類例をみない内容のものであり非常に興味深い。
 双方揃っていれば当然傑作であると言える。
 四の五の言うのは野暮だろう。良いものは良い。参った。

名前: 空 ¦ 12:36, Thursday, Feb 22, 2007 ×


素材+4

連続する怪異に。
凄まじいです。一つの怪異に第三者が同時に二人も巻き込まれるとは。
シチュエーション的にも、文句無しです。
ただ欲を言えば、刺された時の描写に疑問が。

名前: 有線 ¦ 18:34, Thursday, Feb 22, 2007 ×


いや、これは怖いですね。
僕はこの作品を読んだとき、ある駅前で起きた凄惨な連続通り魔殺人を思い浮かべました。もしもその現場がそこであったのなら…。
そうさせたのは通り魔の妖怪ではなく、不条理に殺されてしまった被害者の無念なのかも知れません。
わかって、わかって、わかって…。
そんな声が聞こえてくるかのような作品でした。そういう情景を脳裏に容易に描かせる筆者の方を敬服いたします。どっか隙を見つけてやろうという読み方は野暮なもの。
怪を愉しむとは、そういう事だと思いますので(笑)

名前: 矢内 倫吾 ¦ 17:22, Saturday, Feb 24, 2007 ×


文章:+1.5 怪異:+3.5

その道を通る人は皆等しくその通り魔に襲われるのでしょうか。
それとも、そのときたまたま波長が合った人が連続して通ったのか。

色々と考えさせられますね。
自分も同じ目にあったら嫌だな。

これだけの長さで吉住さんの優しい人柄が感じられる文章というのも
高評価です。

名前: 晴。 ¦ 11:40, Thursday, Mar 01, 2007 ×


素材・2 文章・2 掛け値なしに面白い題材。妖怪っぽい感じもするから余計に面白い。 文章もなかなかのもの。

名前: つくね乱蔵 ¦ 10:19, Wednesday, Mar 07, 2007 ×


通り魔ですか!
ひどいなぁ、死してなお人を刺す事をやめられないのか、
はたまた刺されて死んだ人の情念が漂っているのか
面白い話ですねぇ
文章もうまいですし^^満点です
内容+2 文章+2

名前: cross2M ¦ 10:30, Saturday, Mar 10, 2007 ×


うわっ、こりゃ怖い!

名前: ドリル ¦ 16:34, Friday, Mar 16, 2007 ×


痛みはあるにもかかわらず、それに伴う現象に結果がない。
新しい現象ですね。
直接の霊の描写はないものの、十分雰囲気は伝わってくるのがすごい。
もしかしたら気づいていないだけで、こういった現象は世の中に溢れているのかもしれないと考えると、明日、自分も被害者になるのかもしれないと、怖くなった。

名前: 黒ムク ¦ 13:55, Monday, Mar 19, 2007 ×


うげげ、こりゃ怖い。特定の場所で繰り返し起こる怪異としてはかなり珍しい(そして嫌な)話ですね。
刺された部分の描写がとても巧みで痛さが伝わって来ました。

文章1.5 怪異1.5 =3


名前: 久遠平太郎 ¦ 20:27, Sunday, Apr 01, 2007 ×


無差別殺人を思わせる危害を加える恐ろしい霊ですね。私も急に凄く胸が痛くなったり、,お腹に刺されたような痛みを感じたという経験がありますから、このお話を読むと霊の仕業なのかもと思えました。
とにかく痛い話です。
文章技術評価1 体験談希少度評価3

名前: ナメコ ¦ 22:59, Thursday, May 03, 2007 ×


通り魔の霊は、かなり稀少な怪異であると思う。
これが体験者ただ一人だけならまだしも、ほぼ同時に、かつ無差別に同じ現象を体験している点も非常に興味深い。
描写も過不足無く、上手に纏められている。秀逸な作品であると感じた。

名前: GPZ ¦ 23:43, Thursday, May 10, 2007 ×


不思議であり、怖い話。通り魔の霊か?被害者の霊はあっても、加害者の霊ってのはそんなに多くない気がする。

名前: ペペ ¦ 13:31, Thursday, May 17, 2007 ×


大会初期の傑作ですが、いまだ色褪せないインパクトを受けます。
痛みが無差別に伝染していくとは、なかなか聞いたことのない話でした。
怪異のもとが何かはわからないながらも、かなり強烈な悪意がその場に残っているのが感じられて、人知れず被害者の増えていく不安を覚えますね。

名前: こころママ ¦ 23:41, Thursday, May 31, 2007 ×



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