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5年ほど前、秋元さんが専門学校生だったころ、友人宅に遊びに行くため西武新宿線の下落合駅から北に向かい大通りで信号に捕まった。 昼の1時頃だったが車もほとんど走っておらず、約束の時間を過ぎ急いでいた秋元さんは信号無視をして渡ろうかと思った。 ふと見ると向かいの車線の横断歩道に女性が倒れている。 交通事故だ。 しかも仰向けになった女性のおなかが膨らんでいる。妊婦だった。 あぁ嫌なものを見た。かわいそう。 その妊婦さんの左手が死後硬直で垂直に上に伸び、空を指差していた。 視線を逸らした。 交差点の角は交番で、警察官が2人いた。 それだけで少し安心できた。 事故を起こした車は見えなかった。 救急車も到着していなくて現場検証も行われていない。 まだ事故が起こって間もないんだと思った。 秋元さんはなるべく見ないように、信号が変わってから足早に通り過ぎた。
友人宅にたどり着いてすぐにその話をした。 すると友人は、 「死後硬直って、亡くなってから二時間ぐらい経たないと起こらないわよ。 警察官は交通規制とかしてなかったの? 交番でなにしてたの?」 と言った。 警察官は交番内でひとりはイスに座り、ひとりは立って話をしていた。 確かに言われてみると慌てた様子ではなかったかもしれない。
「子供もお腹にいたし、死に切れないんだね」 その友人の言葉を聞いて、背筋がゾッと寒くなった。 でも・・・真昼間にあんなに鮮明に見えるものなんでしょうか、と秋元さんは言った。
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» 【+3】「そら」 [DJ ZIRO『超-1 2007』感想ブログから] × 亡くなられた方の無念さを考えしまい凄く嫌な気持ちになる話でした。『空を指差してい ... 続きを読む
受信: 18:25, Monday, Feb 12, 2007
» 【+3】 そら [hydrogen's blogから] × 内容: 2文章: 1死後硬直じゃないと思うけど。ひき逃げかねぇ…なんて思いながら読んでたら、こういう落ちだとは。事故現場に遺体が、という話は比較的よく聞くものと思いますけれど妊婦だというのと最後まで気づかなかったのが新規性というかこの話の光る部分だと思いま .. ... 続きを読む
受信: 02:03, Wednesday, Feb 14, 2007
» [超−1]【+1】そら [幽鬼の源から] × 自分が見たものが尋常ならざるものであったことに気付く瞬間がある。 怪異に遭遇した体験者の多くがこの瞬間を共有しているはずだが、人によってその瞬間がさまざまであることも言うまでもない。 この作品の一番のポイントは、この“気付き”の瞬間がそれを目撃してい .. ... 続きを読む
受信: 09:33, Thursday, Feb 15, 2007
» 【−2】そら [与粋鴎歌ブログから] × 文章技術 −1 体験談希少度 −1 適度に謎を残すというのは、諸刃の刃だと思いま ... 続きを読む
受信: 16:39, Thursday, Feb 15, 2007
» 【+2】そら [2007年超-1・TOMOKI講評から] × 怪異というのは、体験者に認識されてこそ、そこで初めて怪異足り得るのだなあと。当たり前の事ですが、改めて感じ入りました。ありがとうございます。秋元さんがこの状況を怪異だと認識できたのも友人の指摘があったればこそですし、しかも「彼女」がそこに現れる理由に .. ... 続きを読む
受信: 23:38, Saturday, Feb 24, 2007
» 【0】そら [Forgotten Dreams 「超」1講評から] × <文章> −1 <体験> +1 <得点> 0 「真昼間」については既に別の作品で触れたので繰り返してもくどいし、ここでは 主題になっているわけでもないのでさほどは気にならない(全く、ではない)。 ただ、怪に遭遇した時「死後硬直で」と書いたの .. ... 続きを読む
受信: 09:49, Thursday, Mar 01, 2007
» 【+2】そら [I'd like to tell you something about ...から] × 良い題材なのに、もったいない。 友人宅に着いてから、文章が雑に感じました。一番の肝だから、筆が走りすぎたのかな。 もう少し書きなれてからこのネタに挑めば高得点が出たかもです。 まず、出だしの文章 ... 続きを読む
受信: 00:41, Sunday, Mar 18, 2007
■講評
これは単純に気味悪がっては妊婦さんに気の毒でしょうか。 私たちにも「見ていながらあまりに自然すぎて怪異とは認識できなかった」という事例があるのかも知れないと、思わせられた。 |
名前: くりちゃん ¦ 13:33, Monday, Feb 12, 2007 ×
内容:1 文章:0
最初、どうして妊婦さんが倒れていた時点で、まわりの状況が異常だったと気づかなかったのかな?と思ってしまいました。 でも、あまりにも鮮明に見えていたという説明に納得。 空を指差していたというところが、妊婦さんの無念をよくあらわしていると思います。 |
名前: ダウン ¦ 14:19, Monday, Feb 12, 2007 ×
怪異+2。かなり怖いです。 文章−1。少し気になります。 合計1点です。 お友達の冷静な判断が、前半明らかにおかしいと感じた部分を納得させてくれました。 秋元さんも何かおかしいと思ったかもしれませんが、あまりにも白昼堂々の出来事だったので、その場ではそうは思えず、警察官の姿を見た事で、無意識に無理やり自分を納得させてしまったのかも。
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名前: 飛泉 ¦ 17:21, Monday, Feb 12, 2007 ×
事故車なし・救急車なし・現場検証なしの3拍子で、しかも離れている。 それを見て交通事故に遭った死体と判断できたら検死官超えですよ。 思い込みで済ませるにはやや苦しく、強引かなーと。 スッキリとした文章ですが、「タイヤ痕があった」の一言くらいはほしいところです。(−1)
最後は、会話だけで過不足なくまとまってますね。 空を指しているのも意味深で、ズシッときました。(+1) |
名前: 13 ¦ 21:24, Monday, Feb 12, 2007 ×
前半で提示された「謎」が後半で解かれていく様は小気味よい。 ただひとつ難を言うなら、最初に「交通事故だ」と判断した理由がちゃんと書かれていない、ということか。怪我の様子や血が流れていたかどうかなどに言及があればさらによかった。 |
名前: ナルミ ¦ 00:32, Tuesday, Feb 13, 2007 ×
怪異:怖いというよりは、悲しいお話です。+0.5 文章:ソツがちと多いですね。 文が繋がってなかったり、状況描写が足りなかったり、場面転換が拙かったり。 文章の推敲をオススメします。 >友人宅に遊びに行くため西武新宿線の下落合駅から北に向かい大通りで信号に捕まった。 文の繋がりがオカシイですね。大通りのところ。 >ふと見ると向かいの車線の横断歩道に〜 まず「向かい」がどこを指すかわからないんですが、それ以上に「なぜ交通事故とわかったか」の描写がないんです。血まみれだったとか、身体の一部がひしゃげてたとか、道路に血溜まりが出来ていたとか。 >でも・・・真昼間にあんなに鮮明に見えるものなんでしょうか 友人と話していた学生時代から現代に戻ってきてます。場面転換が突然行われており、混乱します。 こんな感じです。-1 |
名前: brother ¦ 01:12, Tuesday, Feb 13, 2007 ×
前半は主観で見ている文章なので読んでいて、ついていきづらい部分がありました。 後半のまとめは好きです。 |
名前: 雛人 ¦ 01:33, Tuesday, Feb 13, 2007 ×
あとで気がついてゾッとする怪談ですね。 霊能者が霊視したら指差す意味もわかるんでしょうけど(笑) 意味不明のところが怖い。 交通事故らしいのにまわりに誰もいない不自然さに気がつかなかったのは、 単に急いでいたから?そのへんがちょっとひっかかりました。
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名前: 桜子 ¦ 10:13, Tuesday, Feb 13, 2007 ×
書き方のせいかなんなのか秋元さんが妙に怖い。 こう言うと失礼だけど、怪我の巧妙的な迫力が出た作品。 |
名前: いただ ¦ 18:08, Tuesday, Feb 13, 2007 ×
技術-1 素材1 不気味だし、哀しいお話だと思います。 ですが皆さんご指摘のとおり、描写が致命的に足りないため、現場の状況が掴みづらく、最後の説明のあとでも腑に落ちない点が残ります。 あえて書かないことで、最後のどんでんを効果的に見せたかったという意図かも知れませんが、最小限読者が戸惑わない情報量は盛り込むようにして頂けたらと思います。 くどくどと現場を解説する必要はもちろんないのですが、あらかじめ何と何を押さえておかなければならないかというところ、難しいけれど大切な部分かなと感じました。 |
名前: Chelsea ¦ 21:44, Tuesday, Feb 13, 2007 ×
-4 0 +4 文章;■■■■■□□□□(±0)…a 構成;■■■■■□□□□(±0)…b 怪異;■■■■■□□□□(±0)…c 恐怖;■■■■■□□□□(±0)…d 嗜好;■■■■■□□□□(±0)…e ※(a+b+c+d+e)/5…総合点(小数点以下第1位四捨五入)
まず、最初で1文で躓いた。 全体を見る限り、文章を短く区切って書く方のようだが、なぜかこの1文にだけいくつもの情報を詰め込んでしまっている。 また、当事者が女性を目撃してから死後硬直という判断に至るまでの心理変化は、状況描写が不足しているために不自然なものになってしまっている。 怪異そのものにも取り立てて目新しいものは感じなかったので、評価は上記のとおりで。 |
名前: 空 ¦ 12:05, Friday, Feb 16, 2007 ×
| 目新しいところはないのですが、まずまずよくまとまっていると思います。 |
名前: 丹羽 ¦ 12:56, Saturday, Feb 17, 2007 ×
嫌なものを見た→幽霊だったという落差がポイントのおもしろい構成だと思います。 構成は面白いんだけど、どことなくこなしきれていない感じがします。 そら、っていうのも気になるけどやや置きっぱなしだし。 |
名前: 藪蔵人 ¦ 12:50, Sunday, Feb 18, 2007 ×
文章:0 怪異:+2
後で思い返すとかなり怖いというお話。 タイトルのつけ方がなかなかです。
そらを指差す昼間なのにはっきりと見える妊婦さんと、 「そら」というタイトルそのものがさらに恐怖を呼びます。 |
名前: 晴。 ¦ 17:58, Thursday, Feb 22, 2007 ×
いたたまれない話ですねぇ 私は怪異そのものより、秋元さんのほうが怖かった あまりにはっきりと見えすぎて、怪異なんてこれっぽちも思わないんだけど、よくよく考えると・・・ 怖っ! って話、好きです>< 内容+2 文章0 |
名前: cross2M ¦ 02:09, Friday, Mar 09, 2007 ×
| 怖かったです。横たわる妊婦さんが空に手を伸ばしているのを想像するとぞっとしますね。文章で少し損をしている気がします。怪異3、文章−1。 |
名前: 竹下 登 ¦ 10:14, Friday, Mar 09, 2007 ×
現象自体は取り立てて珍しくなかったのですが、妊婦の無念さが伝わってくる話でした。
文章0.5 怪異0.5 =1
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名前: 久遠平太郎 ¦ 20:30, Sunday, Mar 11, 2007 ×
なんというか、その〜。 このお話は独特の印象が伝わりました。 というのは、そのお、この空を指差していた妊婦さんもさることながら、毎度このような光景を目撃しているであろう体験者さんのやるせなさがどどーっと伝わって来たからです。 この方は「見える」ために通常の人間の数倍もこのような光景に巡り合って精神をすり減らしているているのではと悲しくなってしまう作品です。秋元さんは「頼られている」存在なのでしょうね。仏教書か何かで、そういう人は「他人を救う存在である」などと書かれていましたが、自覚していなければそれもただ苦痛であるだけに過ぎませんせしね。 ただし、彼岸の方々からは秋元さんの中にいる「仏」が見えるのでしょう。沢山の取材の中で見える人の話から僕が感じたのはそれです。 貴重な体験談をありがとうございますという気持ちを込めて。 |
名前: 矢内 倫吾 ¦ 11:51, Thursday, Mar 22, 2007 ×
あまりに現実的に見えたため怪異を見落とした。 そのことは面白いと思いますが、後半の友人の台詞だけでは、まとめきれていないかと。後でぞっとなるには、どこか唐突に感じました。 妊婦の様子よりも、秋元さんの少々薄情にみえる描写の印象が強いせいでしょうか。 素材:+1 文章:0 |
名前: 夢屋 陣 ¦ 16:47, Friday, Mar 23, 2007 ×
情景を想像すると不気味である。何故空を指差していたのかが不明な点も、不気味さを増長させる。 ただ、死後硬直うんぬんの記述が不自然に思えた。一目見ただけで死んでいるかどうか、ましてや死後硬直が発生したいたと咄嗟に判断できるものだろうか。 細かいようだが、この点が少々気になった。 |
名前: GPZ ¦ 03:15, Wednesday, May 02, 2007 ×
妊婦さんの具体的な描写が欲しい所です。でも作者さまご本人が体験したわけではないから難しいかもしれませんね…。 文章技術評価0 体験談希少度評価1 |
名前: ナメコ ¦ 19:00, Saturday, May 05, 2007 ×
名前: ペペ ¦ 14:45, Tuesday, May 15, 2007 ×
素材・1 文章・−1 交通事故だ。と、言い切られても… 後々の謎解きの切っ掛け作りとして、 この構成にしなければならないのだろうが、 この部分で少し引っかかってしまった。
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名前: つくね乱蔵 ¦ 21:56, Monday, May 21, 2007 ×
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