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座る爺
 美津子さんの家には、いつの間にか小さい爺様が居座っていた。
 体長は20センチほど。
 枯れたように白い髭を蓄えたその爺様は、いつもにこやかな笑顔で箪笥の上に座っていた。





…………

この作品は超-1/2007作品集【超-1 怪コレクション 黄昏の章】に収録されました。
続きは怪コレでご覧下さい。
http://www.amazon.co.jp/dp/4812432405

【超-1 怪コレクション 黄昏の章】加藤一 編





11:04, Saturday, Feb 10, 2007 ¦ 固定リンク ¦ 講評(26) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(7) ¦ 携帯

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内容: 2文章: 0通常、このように説明が行ってある話は嫌われがちです。ただこの場合美津子さんの説によると〜と書いてあるので著者は一応そこのところを認識した上で話の一部として生かしたのでしょう。そうでなくてはある歌手が置いていった小さなじいさんがいつの間に .. ... 続きを読む

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1行目からいきなり怪異が全開でくるという、なかなか凝った展開ぶりである。 それ以上に面白いと感じたのは、最後に出てくる“呼吸法”の蘊蓄である。 普通、怪談話で体験者や作者が蘊蓄を語り出すと、途端に胡散臭い雰囲気に覆われてしまう。 だがこの作品の場合、全 .. ... 続きを読む

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» 【+4】座る爺 [I'd like to tell you something about ...から] ×
 これもいいなぁ。 「息を吸う人」「息を吐く人」この区別がいいです。 察するに美津子さんはおっとりした方なんでしょうね。だから爺様と相性が良かったんだ。【文章技術評価】  +2  【体験談希少度評 ... 続きを読む

受信: 03:55, Friday, Mar 16, 2007

■講評

むちゃくちゃヘンな話ですが
なにか面白い。
こんなエピソードって
大好きです。

名前: ほしづる ¦ 11:33, Saturday, Feb 10, 2007 ×


そういうお爺さんだったらずっといてくれてもよかったのにね。
吹き飛ばされちゃったんだと思う、という解釈は面白い。

名前: くりちゃん ¦ 13:49, Saturday, Feb 10, 2007 ×


怪異:全然怖くないです。
でもなんかいいなぁ。爺見てみたいなぁ。写真うp!写真うp!+1
文章:美津子さんの自己流の解釈なのか、それともなにか参考にした本なり人なりが居たのかが気になるところですが、この説明を正と見るか邪と見るかで評価は変わるでしょうね。
ボクとしては、ないと「なぜ居るのか、居なくなったのか」が分からなくなるのであってもいいと思うんですが。
まぁ、まとめ方次第ではもっと自然にその説明を入れることも出来るという考え方もありますけど。+0.5

名前: brother ¦ 19:57, Saturday, Feb 10, 2007 ×


無駄な説明がないのがいいです。結局居ても居なくても何の変化もないんですねぇ。

名前: 雛人 ¦ 20:08, Saturday, Feb 10, 2007 ×


内容:1 文章:1

いや〜、最後の美津子さんの独自の解釈が、かわいいですね。
吹き飛ばされてしまった、爺様がちょっとかわいそうですが。

名前: ダウン ¦ 22:01, Saturday, Feb 10, 2007 ×


怖くはないけど、珍しさで+1。
文章では可もなく不可もなしで0。
総合的な印象であと+1。

不思議な話なんですが、何だか肩透かしのような感じを受けました。

 >笑っているわけだからきっと悪いものではないだろうと、美津子さんは取り立てて気にはしなかった。

とあるので、この後、何か思いも寄らない怖いことでも起きるのかと期待したのですが、そうじゃなかったんですね。

 >だから、吹き飛ばされちゃったんだと思う」
と自己完結されてしまうと、せっかく小さい爺様に付いて色々想像していたのに、いきなりその話から追い出されてしまうような印象を受けたのが残念です。

名前: 飛泉 ¦ 00:23, Sunday, Feb 11, 2007 ×


1と1
呼気に憑くお爺さん?
居座っていられたのは美津子さんがミュージシャンよりも吸う人だからなのかしら。
息吐いて払えるって事は長居されると何事かあったかもしれないですねー


名前: ちみ ¦ 01:16, Sunday, Feb 11, 2007 ×


技術0.5 素材0.5
成功した歌手の置き土産、呼吸法と霊、などの要素が説得力を付与しており、だいぶ奇妙な解説なのに、それなりに納得させられます。
これも、多用はできない手法だからこそのインパクトだと思います。
「一流のスター歌手」という表現は、ちょっと黴っぽい。

名前: Chelsea ¦ 11:34, Sunday, Feb 11, 2007 ×


技巧が光る一品。うまい。
呼吸法も興味深い。

名前: いただ ¦ 11:49, Sunday, Feb 11, 2007 ×


文章的にはおもしろかったけれど、あまり怪異がわかりませんでした(+_+)

名前: 椿 ¦ 15:56, Sunday, Feb 11, 2007 ×


怪異に対する美津子さんの解釈がどうも納得できない。
まあ、この解釈が正しいともかぎらないわけだが。
怪異自体も大したことはなかった。

名前: ナルミ ¦ 21:05, Sunday, Feb 11, 2007 ×


よくよく読むと、この方の想像でしかない説明ばかりなのが気になった。
そもそも「爺様はスター歌手が置いていった」とありますが、それは
直接説明があったのか、そう解釈したのか分かりません。
 いなくなった理由も呼吸の影響みたいな事言ってますが、根拠はないですよね?
いや、明確な説明が必要だ、とは言いませんが、話の内容の殆どが
その説明で、怪異については「座ってる」のみなので肩すかしを食らった感があります。

名前: ちょろ ¦ 22:58, Sunday, Feb 11, 2007 ×


爺様がいた、そしていなくなった、以上」のような。
いてもいなくても何も起きないのか、爺様、どうでもいいな…というのが正直な感想です。(−2)
「爺様を呼べる呼吸法講座」だと思って読めば面白い…かも。
あと、爺様かわいいので(+1)。

名前: 13 ¦ 15:40, Monday, Feb 12, 2007 ×


   -4   0  +4
文章;■■■■■■■■□(+3)…a
構成;■■■■■■■□□(+2)…b
怪異;■■■■■■■□□(+2)…c
恐怖;□□□□□□□□□(‐)
嗜好;■■■■■■■□□(+2)…d
※(a+b+c+d)/4…総合点(小数点以下第1位四捨五入)
※この作品は、恐怖と直接紐付けする必要性がないと判断したので、評価項目からは除外した。

 和やかな雰囲気が漂う怪異譚。
 特定の職業のあまり知られていない面を出すことで、話に妙な説得力を持たせている。しかしながら、美津子さんの持論展開が大部分を占め、それが万人を納得させる素材とまでは至っておらず、怪異の割には少々小粒感が漂ってしまった。
 個人的にはもっと踏み込んで書いて戴きたかった怪異である。

名前: 空 ¦ 12:03, Tuesday, Feb 13, 2007 ×


怖くないけど、不思議な話で、
とても魅力を感じました。

名前: 丹羽 ¦ 12:42, Saturday, Feb 17, 2007 ×


面白かったのですが、呼吸法の解説は必要ないかとも思います。
かと言って、抜きで書くと作品のインパクトが足らない気もするし……
難しい所だなあ。

名前: 藪蔵人 ¦ 12:42, Sunday, Feb 18, 2007 ×


最初に怪異を持ってくる奇抜さ、
続いて、呼吸法云々が出てきて「どういうことだ?」と思わせておいて、
結びでその疑問を解消させる構成は巧いと思う。

小さな翁そのものより、
呼吸法の違いによって霊を引きつけるか排斥するか
という論旨がこの作品の中心に思える。
内容としては興味深いが、怪談としては……と感じた。
この翁の描写などをもう少し盛り込んでみては良かったのではないだろうか。

名前: GPZ ¦ 19:54, Tuesday, Feb 20, 2007 ×


文章:+1 怪異:+3

こういう話大好きです。
おじいさん吹っ飛ばされちゃったんだ(笑)
旦那さん、ひどい。

名前: 晴。 ¦ 15:21, Thursday, Feb 22, 2007 ×


その爺は、今では〜の下りでちょっと引っかかってしまって、
その部分を何度か読み直してようやく理解できた。
おそっ^^;
なんで邪気は感じないお爺さんを、置いていかなければいけなかったのだろう?彼は
わざわざ彼女の家に、とか考えてしまった。
でも、爺ちゃんかわいいから^^
内容+2 文章0

名前: cross2M ¦ 20:59, Thursday, Mar 08, 2007 ×


ほのぼの系ですね。じい様がいた事で何か不思議な事があったらもっと面白かったと思います。
タイトルは呼吸にまつわるネームの方が良かったかな…

名前: 竹下 登 ¦ 10:26, Friday, Mar 09, 2007 ×


なかなか興味深い話ですね。呼吸法で魔を払うというのは聞いたことがありますが、引き付けることもあるんですね。爺様が害も益ももたらさず「ただ居るだけ」なのも面白い。

文章0.5 怪異1 =(繰り上げて)2

名前: 久遠平太郎 ¦ 19:36, Saturday, Mar 10, 2007 ×


爺様、結局なんだったんでしょうね。
自己完結しているし、ちょっと肩透かしのまま終わってしまった印象。
呼吸法の説明とかが、くどく感じましたし、怪談としてはどうかと思いますが、とても面白かった。
素材:+1 文章:0

名前: 夢屋 陣 ¦ 16:56, Tuesday, Mar 20, 2007 ×


小さい爺様や婆様がいつの間にやら住み着いて、何かの拍子にいなくなる。
というお話は、日本だけでなく外国にもあるようです。福の神みたいなものでしょうか?
類似の話があるにもかかわらず、このお話では歌手と空手家という異業種の呼吸法の違いをうまく取り入れ、爺様がいなくなった経緯も納得させられる展開になっています。作者様の構成力がおありだからだと思います。文章技術評価2 体験談希少度評価1

名前: ナメコ ¦ 13:42, Saturday, May 05, 2007 ×


爺様という表現が良いですね。

名前: ペペ ¦ 14:05, Tuesday, May 15, 2007 ×


素材・0 文章・0
その空手家さん、彼女の家で
いきなり息吹を試みたのですか?
いくら空手家でも、普段は至って
普通の呼吸法だと思うのですが。

名前: つくね乱蔵 ¦ 17:02, Friday, May 18, 2007 ×


飛んじゃったって…。
そりゃ困りましたな、としかいいようがない。
何か面白いじいさんなんですが、精霊の類なんでしょうね。
ほのぼのと、いい感じが伝わってきます。美津子さんのしみじみと口調もよくマッチしてましてほんのりとした不思議談としてきれいにまとまったかと思います。
ただ、ここ一発の何かが足りず三点枠までは踏み込めませんでしたが。
何か、その旦那さんがやって来た当日にいきなり「こおおおおおおおっ」とやっている姿を想像してしまいました。
うん、そりゃ逃げるな。腹筋のせいじャなくても(笑)

名前: 矢内 倫吾 ¦ 00:58, Friday, May 25, 2007 ×



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