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カミ 二題
 都立高校に通う長谷川さんの話。

「その日は文化祭の前日だったから、超忙しくって」
 駅に着く頃には既に夜の9時を回っていたという。
 長谷川さんの自宅は駅から徒歩10分ほどの距離にある。
 駅から少し離れると、この時間はめっきり人通りが少なくなる。
 夜道を1人で歩くことに少々心細さを感じた長谷川さんは、足早に帰りを急いだ。






…………

この作品は超-1/2007作品集【超-1 怪コレクション 黄昏の章】に収録されました。
続きは怪コレでご覧下さい。
http://www.amazon.co.jp/dp/4812432405

【超-1 怪コレクション 黄昏の章】加藤一 編


11:00, Saturday, Feb 10, 2007 ¦ 固定リンク ¦ 講評(25) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(7) ¦ 携帯

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» [超−1]【+5】カミ 二題 [幽鬼の源から] ×
初読の感想は「もったいない」の一言。 それぞれのエピソードを独立させても十分好評価を得られるほどの内容であると思った。 故に、それぞれに対してもコメントを出すことに。 前半の話は、かなりきつい怪異と今どき女子高生のコラボレーションが光った作品という印象 .. ... 続きを読む

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受信: 16:36, Wednesday, Feb 28, 2007

» 【+4】カミ 二題 [I'd like to tell you something about ...から] ×
 神と髪? これはまた、いいお話で。「祭囃子」と並ぶ高得点作品ですよ。同じ匂いのする話でしたしね。この系統でまとまった本になったら私、買います。 最初に「お守り」のお話を持って来たお陰で次の話もただの諤 ... 続きを読む

受信: 16:13, Wednesday, Mar 14, 2007

■講評

御守りが焦げていたというところが、そのモノの強烈さを表していると思う。正統派の怪談かな。
でも二つ目はイヤだ。女の人の頭に禿を作るなんて、怖いというよりもヒドいなあ。

名前: くりちゃん ¦ 13:29, Saturday, Feb 10, 2007 ×


今にでも超・怖に載せられそうな
佳作2品

名前: ハッシー ¦ 15:50, Saturday, Feb 10, 2007 ×


技術1.5 素材2
「カミを求める」霊が2題ですか、これはすごい。
どちらも一本立ちさせられそうな強烈さを持っているのに、あえて一つの投稿にまとめようという踏ん切りの良さに脱帽です。
相当数の素材をお持ちの方じゃないと、なかなかできないと思います。
よく集められましたね、素晴らしい。

かなり「超」怖い話本家の語り口を研究なさっていることがわかるのですが、「超忙しくって」<マジでムカつき>など、若干、安易な若者口語は気になる部分です。
かなりステレオタイプなものであり、かえってリアリティを阻害している感があります。
いかにも、という表現・言葉を多用すると、どこかしら既視感を与えてしまい、新鮮さが薄まってしまうのかもしれません。
総合的には、かなり完成された作品だと思います。

名前: Chelsea ¦ 18:14, Saturday, Feb 10, 2007 ×


怪異:ぬう、まさかそうくるとは。いや、ちょっとは思ったけど。
しかしまあ、興味深いのを集めてきましたね。
一話目のは予測がつかなかったです。二話目は、そういうこともあるかとは思いましたが、まさか握りこぶしほども持って行かれるとは思いませんでした。^^;
あわせて+2
文章:淡々と必要最小限の情報で構成している印象です。そしてこの場合は当たりだと思いました。
文章も上手です。+2

名前: brother ¦ 18:38, Saturday, Feb 10, 2007 ×


2題とも、素材の強烈さといい、シンプルな語り口といい、申し分ない怖さを味わわせて頂きました。
“<ザワッ>と”とか“<マジでムカつき>ながら”という部分の、
“<>”を使った表現が少し気になりました。

名前: 飛泉 ¦ 21:14, Saturday, Feb 10, 2007 ×


文章:1 内容:2

こいつら、なんかの祟り神でしょうか?
強烈なことをしてきましたね。



名前: ダウン ¦ 21:49, Saturday, Feb 10, 2007 ×


これはいいですね。怖い。
共通点を感じさせる話も、その順序も見事に決まってます。
語りも安定した力量を感じました。

名前: いただ ¦ 11:48, Sunday, Feb 11, 2007 ×


2本とも面白かった。
ただ、敢えて1話にまとめる必要はなかったのでは。

名前: ナルミ ¦ 20:29, Sunday, Feb 11, 2007 ×


「カミサマチョウダイ」って何だろうと思って読んでいると、お守りを焼くとは・・神を子供扱いするモノの存在が怖い。しかも子供って・・ダミアンを思い出した。

名前: ちょろ ¦ 22:10, Sunday, Feb 11, 2007 ×


「カミ」にかけて、一挙2話。太っ腹だなあ。

高校生が語ったままの口調、いいですね。雰囲気が伝わってきます。
「<マジでムカつき>ながら」ってのが気に入りました。いかにも言いそうな台詞と文章がうまく繋がっていて、面白い。
私ならごく平凡に
 「〜信じてくれなくて。マジ、ムカついた」
 長谷川さんはブツブツいいながら〜
程度に括ってしまうところです。
緊張感のない台詞に反して、実はものすごく怖い内容。私はこちらの方が好きです。(+3)

次のお話も、これまた面白かったです。
「クダサイナ」と控えめなのに、勝手に持ってくんですね。
どこへ持っていかれたんだろう?(+1)

ズレた感想なのは承知の上。

名前: 13 ¦ 18:11, Monday, Feb 12, 2007 ×


これはーwwwwww
「超」怖い話もしばしばある、「似た話をまとめて一話」のニコイチ怪談ですな。
これ、ばらしてもよかったのかもしれないけど、逆に「神と髪」でセットになっているからこそ、このインパクトが出たというのはあるかもしれない。多分、バラしてたら、評価は「悪くないけど2〜3点クラス」だったんじゃないかな。+1
組み合わせの妙、ダジャレセンスに評点を入れたい。+1
文体の端々の処理は加藤怪談、怪異の口にする言葉をカタカナにするところなんかは平山怪談のスタイルをよく消化していると思う。+1
カミで、「神と紙」が来ると思ってたんで、「髪」にはしてやられました。+1

名前: カエル・ハイド ¦ 16:26, Thursday, Feb 15, 2007 ×


言葉足らずな幽霊ってイヤですね。
二話目の、髪は今後の生活に関わるので絶対に避けたいです!

<カミサマ、チョウダイ>と
<マジでムカつき>ながらの<>のくくりが同じなのが気になりました。
<カミサマ、チョウダイ>は大事な言葉なので、マジ〜は別の括弧の方がいいのではないでしょうか。
あと
<カミ……クダサイ……ナ……>は
「ぽつりと呟くような」表現ではないような気がします。

名前: 雛人 ¦ 02:40, Saturday, Feb 17, 2007 ×


二本ともよかったです。
それぞれ独立させても成り立つのに、
惜しげもなく一つにまとめたのがよかったのだと思います。

名前: 丹羽 ¦ 12:35, Saturday, Feb 17, 2007 ×


技あり、という感じですね。
二話をまとめることで、相乗効果が出てる気がします。
お見事です。

名前: 藪蔵人 ¦ 12:40, Sunday, Feb 18, 2007 ×


文章:+1 怪異:+2

そうきたか(笑)
何故カタカナなのだろう、と思った瞬間にもう引きこまれていたわけですね。

前者も嫌だけど、後者はかなり嫌だな…。
手を伸ばした瞬間に<いけない>と全身がざわりとすることありますよね。
あるある。

ところで<>使いは筆者さんなりの演出なのでしょうけど、
元がかなり達者な分浮いてる気がします。

名前: 晴。 ¦ 15:10, Thursday, Feb 22, 2007 ×


これは凝ってるなあ。一本立ちできそうな作品をあえて一つに纏め、題名で読み手を誘導して、同音異義語でオチにする。アイディアが秀逸ですね。

文章2 怪異1.5  =(繰り上げて)4

名前: 久遠平太郎 ¦ 23:20, Sunday, Mar 04, 2007 ×


カニ 二題と最初読んだのは内緒
これまた面白いなぁ
どっちも簡潔だが要点がしっかり伝わる内容で
文句なく満点^^

名前: cross2M ¦ 19:33, Thursday, Mar 08, 2007 ×


素材・2 文章・1 特に一本目が素晴らしい。
これだけの素材、もっと強烈に出来たのではないだろうか。 お守りを焦がす力というのは、かなり強烈である。 
もう少し取材すると、恐ろしい事が判るかもしれない。

名前: つくね乱蔵 ¦ 10:41, Tuesday, Mar 13, 2007 ×


「?」と釣り込まれるタイトルの意味が、実はこういうことだったかと判明したときの快感ときたら。お上手ですね。やられました。
ダブルミーニングのワザありのみならず、内容のほうも充分堪能させられました。書き方によっては平凡になりそうなものを(だからちょっと小粒感あり)、安定した筆力で恐怖を感じさせます。
ああ、それにしても、二話目の話はひど過ぎる。ショック大きすぎですよ。と、いうより、頼むから私のとこには来ないでね、ほんと。

名前: こころママ ¦ 13:15, Thursday, Mar 15, 2007 ×


怖いなぁ、出会いたくないタイプのモノですね。
因果のない、通り魔のようだから防ぎようがない。
しかも、カミに引っ掛けて2話。話の相乗効果に加えて、同じようなモノがそこらを、うろついているのかと興味深いです。
素材:+1 文章:+1

名前: 夢屋 陣 ¦ 16:27, Tuesday, Mar 20, 2007 ×


各個独立した話でありながら、「カミ」というキーワードと略奪が符合している点は見事。
いずれもシンプルでありながら、物的証拠が残る現象であるところもポイントが高いと感じた。

名前: GPZ ¦ 20:03, Tuesday, May 01, 2007 ×


カミという言葉で2つの話をかけあわせるのは新しい試みですね。<マジでムカつき>という所がおもしろかった。
文章技術評価1 体験談希少度評価2

名前: ナメコ ¦ 00:13, Friday, May 04, 2007 ×


どちらもよいです。千春さん、かわいそう……。

名前: ペペ ¦ 13:47, Tuesday, May 15, 2007 ×


   -4   0  +4
文章;■■■■■■■□□(+2)…a
構成;■■■■■■■□□(+2)…b
怪異;■■■■■■■■□(+3)…c
恐怖;■■■■■■■□□(+2)…d
嗜好;■■■■■■■■■(+4)…e
※(a+b+c+d+e)/5…総合点(小数点以下第1位四捨五入)

 1粒で2度美味しい2題もの。
 怪異によりそれぞれの「カミ」を奪われる恐怖。
 文章もそれなりに読み易く仕上がっているように思う。
 もう少し研ぎ澄まされた表現を取り入れてもよかったかも。

名前: 空 ¦ 10:37, Friday, May 18, 2007 ×


ああ、これは上手に二つのお話を絡めて纏めています。
淡々とした口調もお話によくマッチして独特の世界を醸し出していますね。
こういう話にあれこれつけるのは野暮。いぶし銀の匂いがするお話です。唯一は少し小ぶりであった事。
でも充分な水準の上を行く作品であることは間違いないと思います。
お見事です。

名前: 矢内 倫吾 ¦ 00:27, Friday, May 25, 2007 ×



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