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老いても
その日はいつにもましてピキピキバキバキとラップ音が部屋中に鳴り響いていた。
しばらくもすると、隣室では誰かが歩き回る様な音までしだした。
部屋にいるのは私一人なのだが。
寝ていた愛猫たちも起き出し、気配の方をじっと注視しだした。
(困ったなぁ)
と思っていると。
年老いた愛犬も目を覚まし、猫たちの後ろから寝ぼけまなこで同じところを眺めていた。
そしてむっくりと起き上がると。関節炎の足を引きずりながら気配に向かって歩きだし

ウワウッ!!

と気合いの入った声で吠えた。
気配は一度に吹き飛んだ。
愛犬は何事も無かった様に、また猫饅頭の中に混じって眠りはじめた。








09:18, Thursday, May 24, 2007 ¦ 固定リンク ¦ 講評(15) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(4) ¦ 携帯

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■講評

まずもって、あまりにも既出性の高い内容である。
怪異 → 動物気づく → 何かしらの行動 → 怪異退散。
ありふれている上にネタの小ささは否めなく、「老いても」と言われてもそれ自体すら珍しい話ではない。
また一戸建て(もしくは複数部屋のあるマンション)なのかワンルームなのか文中からわからないのだが、
--
隣室では誰かが歩き回る〜
部屋にいるのは私一人なのだが。
--
隅つつくと、あくまでも隣室と体験者の居る部屋は別物ですので、「この家」と表記された方が良いかと。
文章は読み易いです。
内容ー1 文章0

名前: cross2M ¦ 10:51, Thursday, May 24, 2007 ×


話には聞きますが、実際にペットたちがアヤカシに立ち向かってくれるとは頼もしい。
しかし、案外と些細な怪異には気合で勝負、というのは間違いないような気がしますね。
怪談話というか老犬に+1で

名前: 夢屋 陣 ¦ 14:03, Thursday, May 24, 2007 ×


「関節炎の足を引きずりながら」というところは飼い主への愛情を感じさせる。
「猫饅頭」という」いい方が言い得て妙。こんなにたくさん犬猫がいたら怪異などは吹っ飛ぶだろう。
細かい表現に疑問点も見受けられるが、動物に負けちゃった。…わんこ、飼いたいなァ。

名前: くりちゃん ¦ 15:28, Thursday, May 24, 2007 ×


素材・−1 文章・0
犬好きにしてみれば、老犬が頑張る話というのは
それだけで堪らないものがある。
しかし、超ー1のネタとしては弱い。

名前: つくね乱蔵 ¦ 16:06, Thursday, May 24, 2007 ×


文章:0 怪異:1

飼っている動物が怪異に立ち向かってくれる、というのはありそうで案外無いかも。

老犬に+1。


名前: コウ ¦ 16:19, Thursday, May 24, 2007 ×


内容:0 文章:0

いいお話なんですが、どうも老犬の献身さの方が目立ってしまって、怪談とは思えませんでした。

名前: ダウン ¦ 21:44, Thursday, May 24, 2007 ×


あまりにも些細な怪異。犬に吠えられて退散、というのもよくある話。

名前: ナルミ ¦ 01:28, Friday, May 25, 2007 ×


たよりになるワンちゃんですね。
霊って動物に弱いのかなぁ。
よく聞くお話だけど、しつこくなくあっさりとまとめてあって
読みやすいです。

名前: 桜子 ¦ 20:43, Friday, May 25, 2007 ×


飼い主思いのワンちゃんで凄くほのぼのしたお話でした。
怪談という感じではないな。文章技術評価0 体験談希少度評価0

名前: ナメコ ¦ 18:26, Saturday, May 26, 2007 ×


猫饅頭!私も混ざって眠りたい!

わんこは怪異をどう捉えていたんでしょうね。飼い主を怯えさせる悪しきものだったのか、単に睡眠の妨げだったのかw
ペットが活躍するお話はすでに数点読ませていただいているので、新鮮味はなかったんですが…
猫饅頭という言葉にとり憑かれました(´∀`)内容にマッチした、ちょっと温かみを感じる文章も良かったです。

名前: 13 ¦ 00:35, Sunday, May 27, 2007 ×


なるほど「老いても」ですね。通りすがりの人たち、吠えられてさぞかし怖かったかも。面白く読めるが、物足りません。

名前: ペペ ¦ 14:12, Monday, May 28, 2007 ×


犬の吠える声には退魔効果があるんでしょうかね。
犬は老いても役目を果たす、って感じで心温まりました。

名前: 藪蔵人 ¦ 23:55, Monday, May 28, 2007 ×


   -4   0  +4
文章;■■■■■■□□□(+1)…a
構成;■■■■■□□□□(±0)…b
怪異;■■■■■□□□□(±0)…c
恐怖;■■■■■□□□□(±0)…d
嗜好;■■■■■□□□□(±0)…e
※(a+b+c+d+e)/5…総合点(小数点以下第1位四捨五入)
 
 獣、特に犬がその咆哮により怪異を退かせる事例は珍しくない。
 この作品のポイントは、そういった獣と怪異とのやりとりそのものではなく、老いた愛犬が怪異を掃う逞しさ、飼い主からみた老犬への愛情に置かれているのであると思う。
 個人的に怪談と接する際は「怪異」と「恐怖」を極めて重視しているので、この類の内容は怪談として高くは評価しかねるが、文章も安定していてなかなか好印象の作品ではある。
 犬や猫などの動物怪談を好む方々も多数おられるので、このような内容の作品の需要は高いものと思われ、そういった意味も踏まえたうえで上記評価とさせていただいた。

名前: 空 ¦ 12:14, Tuesday, May 29, 2007 ×


犬の咆哮が退魔の役目を果たした、とは伝奇小説好きが喜びそうなシチュエーションである。
しかし、怪異が小粒であるのは否めない。
猫饅頭、という語句があざとく感じられたので、積極的な評価には至らず。

名前: GPZ ¦ 23:27, Wednesday, May 30, 2007 ×


すまんのう。
「逆切れ怒鳴りつけバージョン・わんこ版」としか受け取れなかったです、ハイ。
恐怖のインフレが僕を襲っているのでしょうか?まあ、数々の逸話を読んでいると「おおくの霊はヘタレ、空手の気合はおろか、女性のヒス声にも、老犬にも逃げる」と勉強になりました。
怖くないぢゃん、霊!
しかし、猫のヘタレ具合にに比べてわんこは責任感あるのう。
関節炎、大事にしてくださいませ。

名前: 矢内 倫吾 ¦ 01:34, Thursday, May 31, 2007 ×



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