ニワンゴ「超」怖い話特集ニワンゴから、毎週二回
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お土産
「人の家に遊びに行くよりも来てもらった方が良い」
人ごみにいるだけで心身共に疲れてしまうという服部さんは、街などに買い物に出掛けただけでも次の日から数日間は寝込んでしまうタチだった。

「ただいまぁー」
珍しく昔ながらの友人の家に遊びに行ってた服部さんが帰ってきた。
居間でタバコを一服している服部さんのお土産話を聞きながら、ご主人はトイレに立った。
トイレの向かいは洗面所がある。
何気なく、洗面所に置いてある洗濯機を見た。
洗濯機の上に《首》があった。
何となくプカプカ上下に浮き沈みしているような気さえする。
男か女かはよくわからなかった。
茶色く変色して、目や鼻・口など、あるべき物がグチャグチャしててよくわからなかったからだ。
[何だコイツ!? ついさっきまではいなかったぞ!?]
ご主人の驚きをよそに、服部さんは居間でしゃべり続けている。
「おい、オマエの友達の家ってどこだっけ?」
話しをストップさせられた服部さんはふてくされながらも答えた。
「えー?アンタも行った事あるじゃん、ほら…」
  
友達の家は、事故の多発する線路沿いにあるアパートだった。
トイレから戻ったご主人は、いまだにプカプカ浮いている《首》の話しを服部さんに話した。 そして一言。
「オマエが出掛けて帰って来ると、いつもこーだ。」
……いらないお土産である。 








08:09, Wednesday, May 09, 2007 ¦ 固定リンク ¦ 講評(14) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(4) ¦ 携帯

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■講評

当たり前のように心霊を語る夫婦が面白い。
初めの段落は大袈裟だとおもうが、物の怪に憑かれて心身共に疲れてしまうということの伏線だろうか。
短いけれどよく練られた文章だと思う。

名前: くりちゃん ¦ 11:43, Wednesday, May 09, 2007 ×


序文は伏線になっているんですね。一読してから、成る程と思いました。
怪異としては憑いて来る話でよく聞きますが、服部さん夫婦のキャラなのでしょうか、いい味が出ています。怖いはずなのに、どこかホノボノのような。

また服部さんですね。同一の服部さんかな、よほど怪異に縁のある方なんですね。ある意味、うらやましいです。
素材:+1 文章:0

名前: 夢屋 陣 ¦ 13:36, Thursday, May 10, 2007 ×


体験者が怖がっていないので読む方もなかなか怖がれない。
また、「いつもこうだ」と言っている割にはご主人の驚き方に違和感がある。
そんなこんなで素直に楽しめなかった。

名前: ナルミ ¦ 00:00, Friday, May 11, 2007 ×


内容:1 文章:0

お持ち帰りしてしまう体質なのですね。
でも、買い物にでただけで数日寝込んでしまうのは、日常生活は大変でしょうね。

それはさておき、とんでもなく怖いことが起きてるのに、なんだかのほほんとした雰囲気が面白いです。

ここのところよく登場する服部さん夫妻、同じ人たちなのかな〜?

名前: ダウン ¦ 01:20, Saturday, May 12, 2007 ×


あれ?また服部さんご夫妻だ。ご主人、ネタが豊富でいいなあ。

やっぱり奥様には見えないんですか。でも連れてきちゃう人ではあるんですね。外出すると具合が悪くなるのも、それが影響してるんじゃ;
服部さんたちが慣れきっている様子なのであまり怖く感じられませんが、自分が遭遇したらと思うと気味の悪いお話です。

…って、違う服部さんご夫妻だったらどうしよう、この講評。違ったとしても同じような感想になると思います、多分;

名前: 13 ¦ 04:29, Saturday, May 12, 2007 ×


とっても面白いお話です。本当に凄いお土産ですね。ご主人の慣れきっている様子が怖いかもしれません。でも怪談という感じではないですね。
文章技術評価0 体験談希少度評価0

名前: ナメコ ¦ 22:37, Sunday, May 13, 2007 ×


服部さんにとっては日常的な出来事なんでしょうね。
怪談としてはありがちな話だし、文章も少し変なところはあるものの、まあ平均レベルなので、この点数。

名前: 慎 ¦ 04:09, Tuesday, May 15, 2007 ×


あう・・・服部夫妻ネタorz
いいんですけどね。
一冊、「服部」っていう怪奇本が書けそうな勢いですね。
いいんですけどね。
気持ち悪いし、構成がうまくて、fmfmと思うところもあるんですが、いかんせんネタが小粒でにんともかんとも。
面白いんですけどね。
内容0 文章0

名前: cross2M ¦ 06:04, Wednesday, May 16, 2007 ×


   -4   0  +4
文章;■■■■■□□□□(±0)…a
構成;■■■■■□□□□(±0)…b
怪異;■■■■■□□□□(±0)…c
恐怖;■■■■■□□□□(±0)…d
嗜好;■■■■■□□□□(±0)…e
※(a+b+c+d+e)/5…総合点(小数点以下第1位四捨五入)

 「小人2題」「ミツハル」「お土産」と、服部氏体験談が連続しているので恐らく同一の方の作品であると思われる。
 共通して感じることは、当事者が「見える人」であるがゆえに怪異を恐怖の対象として捉えていないため、読む側にも同様に恐怖が伝わりにくいということである。
 この作品に提示されている怪異も、視覚的にはそれなりに恐怖の対象となり得るものであると思うのだが、当事者の恐怖の針が全く振れておらず、平然と対応しているために読んでいても感情を重ね合わせることができなかった。
 話としては面白いが、怪談としては申し訳ないが高くは評価できない。

名前: 空 ¦ 09:10, Friday, May 18, 2007 ×


素材・−4 文章・0
もういいです。服部さん。
ネタが細かすぎて講評しようが無い。

名前: つくね乱蔵 ¦ 10:58, Thursday, May 24, 2007 ×


あうう、これって「ほん怖」のマンガのノリですよね。
一言でいってしまえば「ジャンキーには受け入れられづらい」でしょう。
でも本屋さんに行くと微妙に考えてしまうのは「それでも××書房の怪談本は絶版にはならない。今年もたぶん出る。それでもほん怖は今月号が出る。友人が買っておさがりが回って来る」です。
二回ほど存続の危機を迎えた「超」怖としては、またそれを愛読するジャンキーさんたちは(自分も含む)これをどう理解すべきなんだろうかと。
そこにはそれを愛読する根強い読者層があるちゅーことです。「超」怖としては意識しなくてもいいかも知れない。でも怪談書きとしては認識しないといけないものが横たわっている気がします。特化していくことは、読者層を狭め、やがては…。
捨て置くばかりのものではないと思いました。
でも、やっぱり服部さん連発は避けようよって、そういや「ほん怖」では人気キャラはシリーズ化してたっけ…。

名前: 矢内 倫吾 ¦ 00:48, Saturday, May 26, 2007 ×


見える人がそばにいるとネタが手に入りやすいな。やはり日常化していて恐怖感がないので怖さが伝わらない。

名前: ペペ ¦ 14:40, Saturday, May 26, 2007 ×


うーん、服部さん夫妻。
こう続くと講評の難所ですかね。
まとめ出しでなく、期間中まんべんなく出していればもう少し印象が変わったかもしれないです。
体験者から怪異に出会った違和感というか感動(とは少し違うか)が感じられないので、
印象がのんべんだらりとしてしまう。
まあ、あまり日常化してると仕方ない事とは思いますが。
作品としての効果はどうなのかと。

名前: 藪蔵人 ¦ 00:25, Sunday, May 27, 2007 ×


服部夫妻(特にご主人)のキャラが立っていること、そして生首に対して怖がる前に原因を探ってぼやいてしまっているため、恐怖が薄れてしまっている。
怪異が日常的なのは判るが、それを前提としてしまっては興ざめしてしまう。

名前: GPZ ¦ 01:37, Tuesday, May 29, 2007 ×



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