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暗黙の了解
早苗さんは自ら所謂“事故物件”に住んだことがある。
安ければいいと、他の物件を勧める担当者をねじ伏せる形で契約した。
その際、部屋の何処で、何で死んだかといった詳しい内容あえては聞かなかった。




…………

この作品は超-1/2007作品集【超-1 怪コレクション 夜明けの章】に収録されました。
続きは怪コレでご覧下さい。

【超-1 怪コレクション 黄昏の章】加藤一 編








05:27, Wednesday, Mar 28, 2007 ¦ 固定リンク ¦ 講評(17) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(5) ¦ 携帯

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受信: 23:38, Monday, May 28, 2007

■講評

他の物件を薦めるくらいなら、初めからその部屋を紹介しなければいいのに!フンカ゛フンカ゛=3
と思うだが、高い物件を見せて、安い物件を見せてから、本当に客を入れたい物件を見せるのは不動産やさんの常套手段ですからね^^;

私の居ない時に自由にしてる彼女は、もしかしたら自分の境遇とか、そういうのを知って欲しかったのかも知れませんね。
そう思うと、折角相容れられたと思っている人が去っていくのは切ないですね。
とか、また妄想を膨らませてます><
綺麗にまとまった文章で好感が持てます。
内容0 文章+1

名前: cross2M ¦ 16:15, Wednesday, Mar 28, 2007 ×


初めから事故物件ということで身構えましたが、予想は裏切られたものの、想像力を刺激される怖さですね。カミソリが嫌な暗示で効果的でした。
なので、最後の一文はなくても良かったかと。
素材:+1 文章:+1



名前: 夢屋 陣 ¦ 17:05, Wednesday, Mar 28, 2007 ×


流れるような文章と人物のアグレッシブな
アクションでとてもよい怪談だと思うのですが、
もうすこし、ぐぇぇとなるワンフック
が欲しかったです。

名前: 高田公太 ¦ 19:11, Wednesday, Mar 28, 2007 ×


はああ〜いけてますねー。
まず、そんな取引すんなよーおばかーというギャラリーが聞こえてきそうな凄い展開に拍手です。(バカにはしてません)
そんな事を考える発想が、まずスゴイ!普通ならありえない▼事故物件と知ってて住んでしまって、住んでから怖がるという部分もなかなか主人公のぶっとび方が凄い。僕だったらまず厭ですからねえ。
でも、結局は逃げちゃったって、あなたねー(困)これを初めから終わりまで脳内変換すると、かなりホラーな展開を楽しめましたのでサンクスです。
突然現れたカミソリの刃は、そんな主人公の信条など無視したエゴイズムな自殺霊の厭さをいい具合に引き出しています。血の気が引いただけで済んでよかったですよね。「石柱」みたいなことになっていたら、大ごとでしたから(笑)

名前: 矢内 倫吾 ¦ 21:31, Wednesday, Mar 28, 2007 ×


ヒトと物の怪との契約が成ったかと思いきや、単に「彼女」が手を出してこなかっただけだったのですね。油断する頃にドカンと。
とても怖いです。

名前: くりちゃん ¦ 22:33, Wednesday, Mar 28, 2007 ×


何度も何度も書いているように、ラストの体験者の言わずもがなの解釈は不要。これさえなければプラスを付けたのだが。

余談だが、「事故物件」と言った場合、殺人や自殺の他に床上浸水や所有権の係争なども含むらしい。だからやはり、詳細をきちんと確認した方がいいだろう。

名前: ナルミ ¦ 01:13, Thursday, Mar 29, 2007 ×


ある意味チャレンジャーな早苗さんに拍手。
勝手な判断に対する、無言の抵抗といったところでしょうか。
直接抗議するわけではないが、最後に思いっきり効果的な追い出し方をしてくる点が怖い。
じっと影から「出て行け」と早苗さんを見ていたと考えると、その鈍感で度胸のある性格はある意味うらやましい限りです。
こういう人が彼女にとって一番嫌な人間かもしれませんね。彼女からしたら早苗さんは無神経な存在といったところでしょうか。

名前: 黒ムク ¦ 14:02, Thursday, Mar 29, 2007 ×


内容:1 文章:1

早苗さんの武勇伝ですね。
聞き分けのいい霊と思いきや、なんだか怖い返答が来ましたね。
ゾッっとしました。

名前: ダウン ¦ 22:27, Thursday, Mar 29, 2007 ×


うまくやってきたつもりだったのに、時間をおいてこの仕打ち。何が気に入らなかったんでしょう?
見えるか見えないかは早苗さんの意識次第で、部屋に常駐してたのかも。彼女も我慢していたのかもしれませんね。
最後に書かれている早苗さんの言葉がなかったら、女性にとっては早苗さんがやっぱり邪魔で、殺意を抱いたんだとしか思わなかったかもしれません。自分、鈍感なものでw
ひどい殺され方をしたのかもしれないし、辛くて自殺したのかもしれない。それを訴えたかったのかな?と思うとかわいそうなお話でもあります。
ゾッとすることもできたし、好みでもあるので(+4)です。

物質が消えたり現れたりするお話って、単純にスゲー!と思えるのです。いちばんありえないことなので。
メモが消えたことを、あっさりと受け入れてますね。
現われたカミソリはどうしたんだろう?というのも気になるところ。
早苗さんが豪気すぎるだけで、著者の方に責任はないかもしれませんが、不思議さが薄れました。(−1)

ほんっとに細かいことなのですが…
>サッと半袖から出した腕を何かが撫でた。
「半袖から出した腕を何かがサッと撫でた。」の方がわかりやすいかと。
早苗さんが衣類に素早く袖を通したのかと思ってしまいました;

名前: 13 ¦ 16:10, Saturday, Mar 31, 2007 ×


素材・1 文章・0 
よく考えると、これは死者との契約ですね。
よく、御無事で引越せたものです。

名前: つくね乱蔵 ¦ 20:25, Sunday, Apr 15, 2007 ×


■素材:1 ■恐怖:1 ■リアリティー:1 ■文章表現力:1 = 4点

前半、随分物分りの良いあちらの方だなと思い、人間とあちらの世界の方との関係性に、希望的・ポジティブな兆しが見えた気がしたのに、後半でズシーンとネガティブなこと山の如しになるところが素敵。筆者の筆の巧みさに心地よく転がされました。満点!

名前: ゆんく ¦ 20:35, Sunday, Apr 15, 2007 ×


   -4   0  +4
文章;■■■■■■□□□(+1)…a
構成;■■■■■□□□□(±0)…b
怪異;■■■■■□□□□(±0)…c
恐怖;■■■■■□□□□(±0)…d
嗜好;■■■■■□□□□(±0)…e
※(a+b+c+d+e)/5…総合点(小数点以下第1位四捨五入)

 当事者が、事故物件故に怪異が起こることをはなからごく当たり前のように受け入れ、また、起こった怪異に対して取り立てて驚く様子も見せないことに違和感を感じる。もしかしたら、当事者は「見える人」なのだろうか。
 当事者の希望を承諾していたはずの怪異が突然それを翻したのには、描かれていない何らかの理由がありそうである。
 或いは最初から受け入れていたわけではなかったとか。

名前: 空 ¦ 12:16, Friday, Apr 20, 2007 ×


体験者は事故物件とわかっていながら住み、しかも霊感もあり、霊と交流したというのが興味深い。もしかすると幽霊との付き合い方を経験から知っている方なのだろうか?しかし、最後のカミソリが出て行けという幽霊からのメッセージだったかどうかは断定できないように思います。
文章技術評価1 体験談希少度評価1

名前: ナメコ ¦ 17:02, Wednesday, May 02, 2007 ×


ものわかりの良い霊かと思いきや、最後にドンと来ましたね。文章も読みやすい。

名前: ペペ ¦ 13:43, Monday, May 21, 2007 ×


いやいや、強い女性ですねえ。
幽霊にメモを残すと言う発想が凄いです。
幽霊の存在感が早苗さんに負けてますね。
そこが、残念でした。

名前: 藪蔵人 ¦ 22:20, Friday, May 25, 2007 ×


希少価値1 文章1
誰かも書いておられましたが、かみそりの暗示効果は良いとおもう。
ぞっとする話だと思う。
異界の者との共存はむりでしたね。

名前: Heath ¦ 00:48, Sunday, May 27, 2007 ×


怪異発生場所に自ら望んで住むいう点において、貴重な体験例である(経済的な動機でなければ、さらにポイントは高かったのだが)。
メモで霊と意思の疎通を行ったり、最後に裏切られたり(?)と、展開も面白い。
それだけに、結末における体験者の自己解釈は蛇足だったのではないだろうか。
題名の「暗黙の了解」は何を受けて付けられたのかが気になった。メモ書きは「暗黙」じゃないしなあ……。

名前: GPZ ¦ 01:27, Sunday, May 27, 2007 ×



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