ニワンゴ「超」怖い話特集ニワンゴから、毎週二回
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赤い猿
娘が五歳の頃の話だ。
夜八時を過ぎ、さて寝かせつけようかと声をかけた。
「あーちゃん、そろそろお布団行こうか」

いつもなら直ぐに立ち上がり、俺におんぶをせがむのだが、その夜は違った。



…………

この作品は超-1/2007作品集【超-1 怪コレクション 夜明けの章】に収録されました。
続きは怪コレでご覧下さい。

【超-1 怪コレクション 黄昏の章】加藤一 編







05:10, Wednesday, Mar 07, 2007 ¦ 固定リンク ¦ 講評(22) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(6) ¦ 携帯

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■講評

うぁ、気持ち悪いっ…こういうの苦手です。
怖さとは一風変わった…何だろう。うーむ。
文章も読みやすく、すんなり入り込めました。

名前: 水無月あくあ ¦ 13:13, Wednesday, Mar 07, 2007 ×


赤い猿…う〜ん、私には三ヶ月児はそんなに猿っぽい感じには思えないのですが。真っ赤というほど赤くもないし。
ということで違和感を覚えてしまった。「あーちゃん」の仕草は可愛かったですけどね。

名前: くりちゃん ¦ 14:09, Wednesday, Mar 07, 2007 ×


内容:1 文章:1

冷静に、わかった、じゃないですよ。
後で怖さがにじみ出てくる話でした。

名前: ダウン ¦ 23:00, Wednesday, Mar 07, 2007 ×


素材・2 文章・2 淡々とした語り口で出来事を綴っているが、行間を読ませる怖さがある。無邪気に微笑む娘さんと窓の外に浮かぶ真っ赤な赤ん坊の対比が嫌だ。 真っ赤になるほどの事故で亡くなったのだろうか…

名前: つくね乱蔵 ¦ 23:28, Wednesday, Mar 07, 2007 ×


なかなか嫌な気分にさせてくれる、いい話。(という表現も妙だが)

名前: ナルミ ¦ 03:06, Thursday, Mar 08, 2007 ×


最後に、ぞくっときましたね。
因果が限定されていますが、この話では効果的かと。
素材:+1 文章:0

名前: 夢屋 陣 ¦ 15:43, Friday, Mar 09, 2007 ×


生後3ヶ月ともなると、けっこう人間らしくなってませんか?
あーちゃんから見てお猿さんだったとしても、お父さんはどうなかあと。生後3ヶ月の頃のあーちゃんを知っているだろうし、お猿さん=お隣の赤ちゃんと結びつけられるかどうか。
私が「お猿さんだなあ」と思うのは産まれたてから数日間くらいなので、共感はできませんでした。でも人それぞれだしなあ。うーん、良し悪しは決めがたいです。(±0)

台詞で説明できている部分は台詞に任せてあって、無駄なくきれいにまとまってますね。とても読みやすかったです。(+3)

名前: 13 ¦ 21:59, Friday, Mar 09, 2007 ×


話は悪くなかった。
ただ亡くなった具体的な情報がないため、その子供が血まみれだったから赤く見えたのかとか、小さな子供だったから赤く見えたのかとか勝手に判断してしまう。
お隣のことなら詳しい必要最低限の説明もできたのでは
納得した上で怖いと感じたかった

名前: 黒ムク ¦ 17:58, Monday, Mar 12, 2007 ×


偶然の域を出ていないのではと感じました。
帰宅してから、もう一度娘さんに何を見たのか確認しなかったのでしょうか。

名前: 雛人 ¦ 19:36, Monday, Mar 12, 2007 ×


   -4   0  +4
文章;■■■■■□□□□(±0)…a
構成;■■■■■■□□□(+1)…b
怪異;■■■■■□□□□(±0)…c
恐怖;■■■■■□□□□(±0)…d
嗜好;■■■■■■□□□(+1)…e
※(a+b+c+d+e)/5…総合点(小数点以下第1位四捨五入)

 作品の構成、展開、雰囲気は嫌いではない。
 ただ、とにかく引っ掛かるのが「赤い」「猿」という2つの言葉と「乳児」との紐付けである。
 出産直後のそれは確かに赤紫色をしており、また、見方によっては猿に見えなくもないが、さすがに生後3ヶ月の乳児は赤くもないだろうし、たとえ5歳児の視点からでも「猿」とは表現しないと思うのだが如何なものだろうか。
 幼児特有の想像の具現化という線も決して否めないが、「猿」でも「乳児」でもない全く異なるものが見えていたとしたら面白いが。

名前: 空 ¦ 12:17, Wednesday, Mar 14, 2007 ×


最後の一文が惜しかったなぁ
というのが感想ですね
あえて説明する必要があったのでしょうか?
赤ちゃんがどこまでお猿さんに見えるかは微妙ですが、もしかしたら3ヶ月亡くなったお子さんは、未熟児だったのかな?などと想像しますね。
文面にはうまくリードしてもらえた感じです^^
内容+1 文章+1

名前: cross2M ¦ 21:22, Friday, Mar 16, 2007 ×


むーう。
これは僕にとって判断の難しい話でした。
子供視点のお話。こういった具体例を挙げた話こそ少ないのですが「私は見えないんだけど、うちの子がねぇ〜」という話はよくぶつかります。ただ、質問してみても「あのね、見たの」とか子供独特のストレートな答えが多く、この場合は「赤い猿」というこ明快な答えを返してきたのだから利発な子供だったのかも知れませんね。だから、赤い猿は赤ん坊と言うよりは別の解釈をした方がしっくりくる気がします。
赤ん坊のお迎えだったのかな?と僕は勝手に脳内変換して愉しませてもらいました。
そういえば、知り合いの女性、上司の赤ちゃんが生まれたとき「猿みたいですねー」と言ったら嫁さんにえらく睨まれたちゅー話を思い出しました。
彼女の認識も五歳児並みだったんだな(笑)

名前: 矢内 倫吾 ¦ 11:36, Thursday, Mar 22, 2007 ×


素材+2

子供は無邪気にしていても、気付いた大人はぞっとする怪異ですね。
しかしながら、生後三ヶ月が経った赤ん坊は、大泣きでもしない限り赤くは見えない気がします。
体験者の方は、《赤ん坊→猿の様》と連想したのかもしれませんが、文章だと突然すぎて納得できませんでした。

名前: 有線 ¦ 12:41, Thursday, Mar 22, 2007 ×


白い服も、赤い猿も子供の視点で出た言葉なので、実際は何を見たのでしょう。
子供さんの飾らないストレートな言葉が怖さを倍増させています。

もし赤ちゃんだとしたら、赤い猿から考えても、事故、病気、未熟児など色々考えらかもしれない。
5歳の子なら、血まみれの赤ちゃんを見て笑っていられるのかな?(小さい子供を知らないのでなんとも言えないのですが)だとすると、全く別のモノを見た可能性もあるのじゃないかなと思えば更に怖さが増しますね。

名前: フジ ¦ 00:44, Monday, Mar 26, 2007 ×


文章:+1 怪異:+2

後からじわじわと怖い。
何が怖いってそれを見て笑ってる子供が。

名前: 晴。 ¦ 18:35, Thursday, Apr 05, 2007 ×


うーん、最後のオチはミスリードではないかしら。
私は「まっかなお猿さん」でつい「さるぼぼ」を思い浮べてしまいましたが。
いろいろな方のご指摘どおり、窓の外に見えたものと三ヶ月の乳児をイコールにするのには違和感を覚えました。もっと説明のつかない人外の存在をにおわせたほうがまだ納得できたと思います。もう少し断定を避けて、あやふやにしてもよかったのでは?
しかも笑って話しているのが5歳児。もう充分にお化けや怪談を恐れて、異形の姿を目にしたら笑ってはいられない年齢です(血まみれ状態を見たなら、大人と同じように大パニックを起こすでしょう)。そんな子供にも恐怖を感じさせずにいたということは…、うーむ、さっぱりわかりません。が、乳児そのものではなくとも、どこか関連はあるのでしょう。なんとも不思議で哀しいお話です。その不可解な部分に魅力を感じる印象的な作品でした。

名前: こころママ ¦ 14:54, Tuesday, Apr 17, 2007 ×


娘さんが言う真っ赤なお猿のことをお気に入りの『おさるのジョージ』のことだろうなと思うお父さんの反応が面白いですね。怖いというよりもほのぼのとした感を受けました。ただ、お隣の三ヶ月のお子さんが亡くなったことは単なる偶然で、今回の怪異との結びつきは弱いように思います。文章技術評価 1 体験談希少度 0

名前: ナメコ ¦ 20:43, Tuesday, May 01, 2007 ×


和やかなムードで終わるかと思いきや、訃報が流れる段で冷水を浴びせられたような気分になった。この急転は良かった。
ただ、猿=赤ん坊と安易に結び付けなくてもよかったのでは、と思う。ここで正体を推察することで、読み手の解釈は固定化されてしまう。確証が無いためこの等式は必ずしも成り立つとは限らない。猿の正体はどうとでも取れるのだ。
私は、結びの文を読むまでは「死神かな?」と考えた。コミカルな容姿と死神の持つイメージのギャップに期待したのである。
全てを提示するのが必ずしもいいとは限らない。時にはオブラートに包む必要性もあるのではないだろうか。


名前: GPZ ¦ 00:11, Thursday, May 17, 2007 ×


なるほどね。赤い猿は隣の子の魂?笑っちゃうのは仕方ないか……。

名前: ペペ ¦ 16:06, Friday, May 18, 2007 ×


猿怖いなあ、猿。
はっきりいって苦手です。
お隣の乳児の死因は何なんだろう、とかいろいろ邪推してしまいますね。
ただし、そんなに段落分けを多用する意味はあるのかと、気になりました。

名前: 藪蔵人 ¦ 21:01, Tuesday, May 22, 2007 ×


希少価値1 文章1
最後にぞっとさせられた。
しかし、すでに講評で多くの人が書いているが、3ヶ月で赤い猿は・・・新生児ならわかるが。
文章は読みやすかった。

名前: Heath ¦ 23:14, Friday, May 25, 2007 ×


小さい子供の不思議な言動が、後になって恐怖に変わるというのは王道的な展開ですが、今作は非常に巧くまとまっていると思います。
ただ、よく似た話を知っているのですいませんが評価は低めで。

文章0.5 怪異0.5 =1




名前: 久遠平太郎 ¦ 20:33, Saturday, May 26, 2007 ×



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