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海神祭
良美さんの故郷は東北の漁村である。

彼女の村では、毎年夏になると、海の神さまに大漁祈願を願う『海神祭』というものが行われる。
過疎化が著しい片田舎の村も、この時は太鼓や勇壮な山車が出るという催しが行われ、夜半を過ぎても大人達はそれぞれの家で一晩中酒を飲み交わし、普段にはない賑わいを見せるという。






…………

この作品は超-1/2007作品集【超-1 怪コレクション 黄昏の章】に収録されました。
続きは怪コレでご覧下さい。
http://www.amazon.co.jp/dp/4812432405

【超-1 怪コレクション 黄昏の章】加藤一 編





06:01, Friday, Feb 23, 2007 ¦ 固定リンク ¦ 講評(22) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(6) ¦ 携帯

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» 【+5】海神祭 [2007年超-1・TOMOKI講評から] ×
何とも詩情の漂う、荘厳な光景ですね…良美さんが見たのが海で亡くなった方々なのか、それとも海坊主なのか?海神の正体はともかくとして、祭の夜とはいえこの光景を目にすることができたというのは、実に希有な体験でしたね。文章技術評価 【+2】体験談希少度評価  .. ... 続きを読む

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» 【+4】海神祭 [I'd like to tell you something about ...から] ×
 海神の正体ですか。 そのままゾロゾロと頭は上陸するのかな。それとも湾内に留まって神輿なり山車なりが海に入ってくるのを待ってるのかな。 ブイに見えた頭。その下には見えないけど体があるんだろうなぁ。【文章 ... 続きを読む

受信: 14:17, Thursday, Mar 29, 2007

■講評

素材+2 文章+1

『海神』と称えられるモノの正体を垣間見る。
貴重な体験談、羨ましいです。

海神祭の説明、体験者の行動、怪異の描写。秀逸です。
文体、構成もまとまっていて読みやすく、長さも調度良い感じでした。

名前: 有線 ¦ 10:06, Friday, Feb 23, 2007 ×


夜の波間に人間の頭ってブイに見えるのかなぁ? 
重箱の隅でごめんなさい!
雰囲気、文章ともにうまくまとまっています。
素材:+2 文章:+1

名前: 夢屋 陣 ¦ 12:44, Friday, Feb 23, 2007 ×


月明かりで海神を見るなんて幻想的です。
また続続と陸に寄せてくる「神」たちは神々しさよりも、畏れを感じさせる。


名前: くりちゃん ¦ 14:16, Friday, Feb 23, 2007 ×


祭りの夜、漂う人の頭、情景が浮かんできました。
怖くはなかったです。

名前: 丹羽 ¦ 20:40, Friday, Feb 23, 2007 ×


海神祭は各地にありますが、地域によって神様の姿も違うのかもしれませんね。面白いです。
ぷかりぷかりって…神様、まさか首だけ!?全身を見た様子は書かれていないので、そこもまた気になります。(+2)

読みやすい文章でした。きれいな表現が多くて神秘的。怪談とはまた違った雰囲気のような気もします。(±0)

名前: 13 ¦ 21:58, Friday, Feb 23, 2007 ×


幻想的でいい話だと思う。
ただ、海神祭と浮かぶ頭の繋がりが弱い。浮かぶ頭は独立した怪異の可能性もある。
その頭を目撃したのは海神祭の夜だけだった、あるいは、大人たちから来歴を聞いた、といった記述があれば補強になったのだが。

名前: ナルミ ¦ 00:10, Saturday, Feb 24, 2007 ×


うん、刺身が食べたくなりました(笑)
月夜の中の幻想的な風景。なかなか美しいのですが、そこで良美さんの見たものとは何だったのでしょうね?
僕が知っている事としては、竜神さまや弁天さまという、もともと水の性格を持った神さまを祀るほかに、海で亡くなった漁師さんなどを供養して祀るものがあります。この村のお祭りは、ひょっとしてお盆のような性格を持つものだったのかも知れません。しかし。
海からドザエモンがぞろぞろ上がってくる図はお祭りというより、かなり怖い絵になってしまうのですが〜。
あー刺身食べるのやめた(泣)
あと、読み直してから気になったのですが、トイレからの目線、多少微妙ですね〜。いや、そういうトイレも確かにあるのでしょうが(笑)

名前: 矢内 倫吾 ¦ 00:35, Saturday, Feb 24, 2007 ×


内容:0 文章:1

海神さまと言うから、もっと大きな存在(竜とか)と思っていたので、ちょっと意外でした。
幻想的でいい雰囲気の漂うお話でした。
ただ、そのせいで怖さがそがれてしまった気がしました。
怖さを狙った話ではないのでしょうけど。

名前: ダウン ¦ 00:49, Saturday, Feb 24, 2007 ×


『すべて人間の頭部だった』というからにはその『すべて』を表す『ひとつではない。何十という数である。』という描写は、もう少し印象に残る強い表現の方が怖かったのではと思いました。


まったくの余談ですが2/23にUPされた4つの作品のうち3つが頭部に関するものでしたね。
頭というのはやはり脳がある部分だからか、幽霊にも恐怖にも大事なポイントになる箇所であって、その描写がそれぞれみなさんぜんぜん違うので、楽しく読ませてもらい勉強にもなりました。

名前: 雛人 ¦ 01:36, Saturday, Feb 24, 2007 ×


怪異:こんなところにもドザエモンが。
ブイだと思ったものが全部人間の頭部だったというくだりはインパクトありました。+1
お盆みたいなもんなんですかね。
文章:内容への言及でもあるんですが、いくら高台の家とはいえ便座に座った状態で海が見えるもんですかね。
よほど大きい窓じゃないと。
高台だから覗かれる心配がないのかな。
つまり覗かれる心配がないから座っても海が見えるくらいの高さに窓がついてるってこと、なのかな。よくわからん。
文章は修飾が多く、文章同士を繋げるのに苦労をしている印象を受けます。文章がツギハギっぽいんです。
文章を書き慣れてない人なのかも知れませんが、まあ書いて慣れるしかないので書きまくってください。今回は-1

名前: brother ¦ 22:42, Saturday, Feb 24, 2007 ×


何とも不思議な光景ですね。
何十もの人間の頭がプカリプカリと海から漂いながら、浜辺に向って来るというのは。
海神様なのだから、当然荘厳な光景であるのでしょうが、私には少し恐ろしく思えました。見てはいけないものを見てしまったような気がして。
でも別にそうではなかったんですね。
ちなみにその頭は、いわゆる海坊主のような坊主頭を想像したのですが、どうだったのでしょうか。余談ですが。
内容に+1。
文章は0で。

名前: 飛泉 ¦ 21:10, Monday, Feb 26, 2007 ×


   -4   0  +4
文章;■■■■■■■□□(+2)…a
構成;■■■■■■■□□(+2)…b
怪異;■■■■■■■□□(+2)…c
恐怖;■■■■■■□□□(+1)…d
嗜好;■■■■■■■□□(+2)…e
※(a+b+c+d+e)/5…総合点(小数点以下第1位四捨五入)

 神秘的な雰囲気を醸し出す怪異である。
 月光に映し出された夥しい数の怪異がその後何処へ向うのか、筆者の方には、ぜひとも現地の人々への聞き込み取材を敢行して頂きたいものである。
 厠の窓が非常に不自然な位置に設置されており、読み手は混乱をきたす可能性が高いので、これはどうにか巧く処理したほうがよかったと思う。

名前: 空 ¦ 18:15, Tuesday, Feb 27, 2007 ×


海神様の正体かぁ
それらを鎮めるためのお持て成しなんでしょうかねぇ、そのお祭りって
突っ込みどころは色々ありますが^^;
内容+1 文章0

名前: cross2M ¦ 16:22, Saturday, Mar 10, 2007 ×


諸星大二郎の「妖怪ハンター」シリーズみたいな話ですねぇ。
さらに取材をしてその地の民俗学的なところまで踏み込んでいたらもっと面白くなったかもしれません。

名前: 撃墜王の孤独 ¦ 17:45, Saturday, Mar 10, 2007 ×


素材・1 文章・1 深々とした月の夜の怪異。 恐怖よりも美しさを感じてしまう。 伝奇的な内容を達者な文章が後押ししていて、好感を持った。 この話を前置きにした伝奇小説が読みたくなった。 

名前: つくね乱蔵 ¦ 10:25, Tuesday, Mar 13, 2007 ×


文章:0 怪異:+1

それは…海神ですか?
なんか別のもののような気もしなくもないですが、
月明かりの中、ただ見守る怪は綺麗です。

文章もうちょっと削れそうなのが惜しい。

名前: 晴。 ¦ 17:38, Friday, Mar 16, 2007 ×


海に漂う者たちを沈める為の海神祭りなのでしょうか。
なんとも幻想的ですね。
ただ、便器に腰掛けて窓から外が見えるのは、トイレのつくりとしてちょっとまずくないですか。
たぶん書き方の問題で、たいしたことではないと思いますが気になってしまいました。
すみません。

名前: 黒ムク ¦ 14:32, Tuesday, Mar 20, 2007 ×


うーん、いい話だ。
神様は怖いですからね。特に海の神様は荒ぶる神だし。
何を拝ませられるかわかったものじゃないなあ。

名前: 藪蔵人 ¦ 19:05, Tuesday, May 01, 2007 ×


東北の漁村の神秘的なお祭りのお話だけでも怪異の香りが感じられ、雰囲気に酔いしれました。ただ、海に見えるたくさんの頭が本当に海神の正体だったのでしょうか?例えば村の人から海神祭の夜は海の方に出るなと言われていたりしたら、もしかして?と思いますが何か裏付け出来るような説明が欲しい所です。なぞが深まるばかりです。
文章技術評価1 体験談希少度評価0

名前: ナメコ ¦ 16:19, Wednesday, May 02, 2007 ×


海神の正体が無数の生首という点で、従来の伝奇系怪談とは一線を画している。
神秘的でありながらも、不気味さが漂う情景が脳裏に浮かんできた。

名前: GPZ ¦ 21:57, Saturday, May 12, 2007 ×


波間に漂うブイのように、ということから水死者を連想しました。
「海神祭」とは、海の神を祭ると同時に、そうした水死者の魂を鎮めるものだったのかも知れませんね。幻想的でいて、恐ろしい話でした。

文章1 怪異1.5 =(繰り上げて)3

名前: 久遠平太郎 ¦ 19:14, Sunday, May 13, 2007 ×


怖さはない。貴重なものですね。

名前: ペペ ¦ 15:55, Thursday, May 17, 2007 ×



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